0-669 名前: 副作用は淫行で………(にられば) [sage] 投稿日: 2005/10/19(水) 23:00:36 ID:qBcICzUg

「こ、公開!!」
直樹と茉理は同時に声を上げる。
「言い方が悪かったわ。正確に言うと誰か仲の好い人に立ち会って貰う………
というのが正しいのかしら」
「いや、それでも充分ショッキングですから………」
「それが私の治療と何の関係が………」
「それがね、渋垣がセックスで極限度の快感を得ることによって症状が
段々治まっていくみたいなのよ」
「それには、相手である久住君も極限度の快感を感じないと無理だと思うんです」
「で、それにはあんた達が羞恥を感じる、特に知人に見られる事によって
快感が得られ易いって結論に至ったわけ」
ズズっとコーヒーを啜る恭子。
「橘がこっちにいるのはそう言う事よ」
「後、広瀬さんに………久住君がいいなら藤枝さんも呼びましょうか?」
「もうちょっとましな人選は無かったんですか?」
「あら、お望みなら治療は遅れるけど薬でそれまで持たせるって方法もあるわよ」
「ただその場合なんですが………」
結がまた口篭もる。
「………渋垣さんの御両親がギャラリーに………」
「そんなのイヤーーー!!」
茉理が強烈に拒否する。
「ひとまず保奈美も外しといてください………」
「じゃぁ、広瀬………」
「もっと問題外です………」
その後、データ採取の為、直樹もひん剥かれて検査された。

その夜、リビングで寛ぐ直樹と茉理。
「まさか、あそこまで徹底的に検査されるなんて」
「なんか、男の尊厳も何もあったもんじゃないな」
ナニのサイズまで測定された直樹は結構落ち込んでいる。
「でも、平均より大きいって言ってたじゃない。あたしなんかまだ平均以下だし………」
押し上げるように自分の胸を揉む茉理。
「じゃあ、今夜も俺が大きくしてやるよ」
直樹は正面から茉理の両胸を鷲掴みにする。
「明日は体育があるから変な所にキスマーク付けないでよ!」
そして二人の唇が重なった。

そして次の日曜日、遂に本番の時が訪れようとしている。
理事長室で二人は着替えを渡された。
直樹は男子の本懐とばかりに心が勇んだが、茉理は納得がいかずに恭子に問い質した。
「何でスクール水着なんですか?」