0-632 名前: 副作用は淫行で………(にられば) [sage] 投稿日: 2005/10/13(木) 23:22:40 ID:J76eLu8k

直樹がスカートの中で既に濡れていた女陰に愛撫を始めてどれくらいたったのだろう。
「うわぁ、さっき膣に出したのに全く垂れてこないんだ」
舌は使わずに指で抜き差しを繰り返す。
挿入する指を増やしたり減らしたり、ベットリと指を伝ってくる粘液が腕を伝ってポタ、ポタっと肘から滴り落ちる。
「茉理、裾を捲ってくれ」
裾を捲り、股間とソコを愛撫する直樹が外気に晒される。
時折、指を折り曲げてGスポットに引っかけるように刺激を与える。
路地裏と言っても喘ぎ声をあげると人が来るかもしれない。
茉理は必死に口を噤み続けている。
直樹は頃合いを見計らって挿入を繰り返していた指を引き抜き、
先程からビンビンになっている剛直を挿入するべく立ち上がる。
ぴちゃ
よそ見をしていても、位置を間違えることなくセットする直樹。
茉理が声を出してしまうだろうと唇を塞いで挿入を開始する。
茉理に挿入すると押し込むまでもなく茉理自身が剛直を奥へ奥へと誘う。
まるで吸い込まれるように………
そしてそれは、誰にも見られていないはずだった。
だが、路地裏の物陰から二人を見ている女が三人。


「ねぇ、あれってマツリンじゃない?」
「え、あ、本当だ」
「久住君も一緒ね」
夕暮れ時の駅前通りを歩いてる柚香、ちひろ、文緒。
フカセン婦人に頼まれて寮の備品の買い出しに来ていたのだ。
「うわぁ、マツリン大胆!」
「………(赤面)」
「く、久住君!?」
通りの反対側の歩道の店先で人目を気にせずキスしている直樹と茉理。
そして程なく路地裏に入っていく二人。
顔を見合わせる三人。
同時に頷くと道路を渡り、二人が入っていった路地裏に足を踏み入れる。
だが更に、二人の女が直樹と茉理を尾行していた事に気付いた者はいなかった。

時系列は元に戻り路地裏。
直樹は既に絶頂を迎えようとしていた。
それは茉理も同じ。
二人は体を合わせていく度にお互いのペースが叩き込まれて同時に達することができるよう
になったというか、既にそれを意識しなくても大丈夫なレベルにまで達しているのだ。



物陰から赤面しつつ二人を覗いている三人娘。
直樹にしがみついている茉理の体勢はまさに駅弁だ。
「あ、久住先輩の腰の動きが速くなりましたよ」
「………」
「………」
そして直樹の腰がガクガクと震える。
同時に茉理もピンと背中が伸びる。
暫く動きが止まる二人。
「………」
「………」
「終わったの………かしら?」

茉理の膣からナニを抜く直樹。
すると少ししてから膣から白濁とした液体の様なぜりーの様なモノが垂れ落ちる。
すると三人が隠れ見ていた反対側の角から小さい影がゆっくり現れた。
「こんな所で何をしてるんですか、久住君!」
攻められているような、そうでないような………そんな口調。
「ゆ、結先生!」
「えっ!」
思わぬ人物の登場に物陰の三人も驚きを隠せなかった。