5b-411 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 16:22:08 ID:QU4Drede

「フィ、フィーナ。そろそろ」
 あお向けに寝転ぶ達哉が切迫した声をあげた。声のあとに、さらに追いつめ
られた呻きが続く。股間からひろがる途方もない快楽に苦しめられている。
 男の股間で、フィーナの銀色の頭が揺れている。肉根に舌を甘く触れさせて
くすぐり、ぺろりぺろりと卑猥に舐めねぶる。
 快感を爆発させる巧みなフェラチオがこのまま続けば、いかに強い達哉でも
精を噴いてしまう。
 口内射精でもぶっかけてもフィーナは喜ぶだろう。しかし達哉はそれよりも
性器同士の結合を望んでいた。
 おしゃぶりに耽っていた美姫は、彼の意を汲んで、のそのそと動きはじめた。
 くびれた腰が股間に重なりかける。騎乗位で結合してくれると達哉はわくわ
くしたものの、フィーナの体は前進を続けて達哉の顔に迫ってきている。
「……あ」
 達哉が目を剥いた。口もだらしなく開く。目の前にお姫様の股間が、卑猥な
肉の割れ目がぽたぽたと恥液の滴を垂らしながら大きくひろがっていた。
「このまま……舐めて」
 フィーナはもじつきながら完全に彼の顔をまたいで、腰を落としていく。羞
じらっていながら淫欲にさかり、なんとも大胆に振る舞う。
 秘裂より先に、強烈な淫臭が達哉の顔面を包む。ねっとりした気で達哉は息
苦しさを覚え、大きく呼吸をする。深く吸いこんだ淫気が肺から全身に行き渡
り、劣情が瞬時に沸騰した。
「……んちゅ、ンロンロ〜」
 舐めずにはいられない。貪らずにはいられない。達哉は唇でついばみ、舌を
伸ばしてワレメにぴたりと触れ合わせた。
 濃い蜜液の味を直に感じながら、舌腹を震わせる。
「あふ、あっ、ああっ。そうよ。舌が、す、すごく感じる……やはぁん」
 フィーナが腰を小刻みに揺する。達哉の顔もせわしなく動く。
 ついていけないほどにフィーナが動くと、両手で太ももの付け根を持って固
定し、親指を使って肉唇を開いた。
 ぽたぽたと落ちていた恥液が量を増し、トロリトロリと流れて顔を濡らした。
達哉の興奮がグンと高まり、直に口で受けとめるようにして秘穴に吸いつく。
「はうううぅ!」
 フィーナの口から感じ入る声が迸る。達哉は膣口と合体した唇を開き、舌を
穴のなかへ侵攻させた。滑らかな軟体で膣壁を強く舐めこすって、お姫様から
さらなる声を引き出す。
 達哉は舌だけでなく指も責めに参加させた。陰唇をくすぐり、鞘から顔をの
ぞかせている肉豆をクリクリいじる。感じ入ったフィーナの膣が緊縮して舌を
挟みこむが、ぬるぬるの軟体は束縛されずに前後に動いて襞肉をこする。ヴァ
ギナからひろがる快美感でフィーナはひときわ高い淫声をあげた。
 舌と指の連係が密になる。乱れ悶える月の姫をノンストップで高め、一気に
イカせるべく巧みに動く。
 右手は肉尻の狭間へと進んだ。愛液まみれの指先で、アヌスをまさぐる。
「やっ。そ、そっちは……んあッ」
 舌を膣穴から引き抜き、代わりに左手の指を二本まとめて突き入れた。節く
れ立った指にいきなり穴をひろげられ、フィーナは息を呑む。
 右手の指も、ヌプリとアナルに入っていく。
 そしてトドメとばかりに達哉は、ぷっくりふくれたクリトリスを唇で挟んで
チュッと吸いたてた。
「あひ、ひ、ひいいいぃん!」
 悦びの悲鳴をあげて、フィーナが達した。指で栓をしていてもその脇から愛
液がふきこぼれて、達哉の顔一面に散る。びっしょりに濡れながら達哉はなお
も舌を蠢かせ、指で穴をいじくる。フィーナのエクスタシーは長く長く続き、
すすり泣くような媚声が部屋に響いていた。


(完)