5b-291 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/05/08(火) 13:01:35 ID:PBcVMRXl

「……困りましたね」
 礼拝堂での説法の時間は終わり、信者はみな退席した。たったひとり
可愛らしく眠っている女の子を残して。
 エステルの前ですやすやと寝息を立てているのはリースリット・ノエ
ル。ふらっとやってきた少女、少女というより幼女というべき月人は、
はたして説教を聞く気があったのか。エステルが話をはじめる前から目
を閉じていて、きっとそのときからもう寝入っていたに違いない。
 説教に興味のある者は誰でも大歓迎とはいえ、気まぐれにやってきて
動きをとめてしまった女の子を前に、さてどうしましょうかとエステル
は考える。
「せっかく眠っておられるのだから、いい夢を見てもらいましょう」
 司祭少女はくすっと妖しく笑い、抱えていた本を脇に置く。
 幼女のフリフリ衣装の裾をまくり、コットンパンツを露わにすると、
その中心に指先をあてがった。恥丘と呼ぶにはふくらみの全然足りない
秘部を、女らしい丁寧な指遣いでさすりはじめる。
 真面目で通っている司祭様だって、一皮剥けばこんな悪戯が大好き。
「あ、ふ、ふっ、ふはうぅ……」
 眠ったままのリースの口から、苦しそうな息音が漏れる。なおもエス
テルの指が股布を丹念にさすっていると、
「ん、ふ、ふうぅん、あふ、あっ、あっ……」
 身の小ささに似合わない、艶かしい息に変わってくる。
 司祭の指はワレメに沿ってリズミカルに走っている。リースの息のテ
ンポに合わせ、時には乱し、リース本人を乱れさせていく。
「ん、んふ、ふ、あん、ああぁ」
「ふふふ。可愛いですね」
 エステルは含み笑いしながら、淫らな悪戯にすっかり夢中。
 ゴスロリ幼女の秘部を執拗にいじりまわし、口からオンナの息を吐か
せ、秘裂に蜜を吐かせる。しっとりしてきた布の上から強く、押し揉む
ように指を蠢かせた。
 ワレメだけでなく、快楽突起のある辺りも指でいじる。幼女が程よく
高まってくると、指遣いを荒々しくして一気に絶頂へ引き上げた。
「あふ、あっあっあっ、あひぃ、ふ、ふはあああっ!」
 幼い肢体がエクスタシーにうち震えた。白いパンツに染みがひろがる。
 エステルはなおも下着の上から触っていたが、折りを見て指を離し、
裾を戻し、少女が戻ってくるのを待つ。
「……な、なに?」
 絶頂の震えが収まってから、小さなまぶたが揺れ、ぱっちりと開いた。
 まだ快感から抜けきっていない瞳の前に、エステルのクールな顔が突
き出された。
「もう、話はとっくに終わりましたが」
「……」
 リースは辺りを見回して、じっと自分の体に見入った。
 すぐに異変に気がつく。
「……すうすうする」
「寝ているあいだに、お漏らしでも?」
 真剣な顔つきで言うエステルに、カッと頬を真っ赤にしたリースはぷ
いっと横を向き、たたたっと駆けていってしまった。
「あらあら、もっと楽しめばよかったかしら」
 幼女の去っていった方を見遣りながらエステルは指を鼻の下に運び、
甘酸っぱい匂いをたっぷりと嗅いで艶っぽい笑みを浮かべていた。