6-504 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/05/07(月) 02:15:04 ID:QoTWuquq

「うぅぅ」
胸に掛かる重みに目を覚ます直樹。
この柔らかさは女の子に間違いない。
ついでに頭も重い。
(誰だ………)
もそもそと女体をまさぐっていく。
(保奈美、美琴、茉理、ちひろちゃん、文緒………)
だが………
(ち、小さい………)
一気に目の覚めた直樹は自分に体を預けているのは誰かを知るべく、恐る恐る顔を上げる。
「すー、すー」
それは結だった。
無論、何も纏っていない。
いきなりガクブル状態の直樹。
全ては昨夜に起こった出来事が原因だった。


その日は土曜日だった。
蓮華寮の美琴の部屋。
そこで勉強会と偽ったお泊り会が催されていた。
一応、勉強もしていた。
一つの部屋で勉強しても人数的にも無理があるので二組に分かれて後ほど合流の手筈となっている。
それに本来の目的、もとい行為を行おうにも同様の意味で、無理なのでとある場所で合流となっている。
それは寮の皆が寝静まった夜半の事だった。
明かりの点いていない、ひっそりと静まった大きな浴場。
暗闇の中、その広い湯船に浮かぶ一つの影。
それは結だった。
「誰も居ない時にゆっくり入れるのはいいですねぇ」
既に規定の使用時間を過ぎているので使用してはいけないのだが、
誰も居ないこの時間を有効的に使わない手は無い。
ただでさえここの所、直樹周辺においての厄介事が多いのでこういう時間は貴重なのだ。
さらにオペレーションサンクチュアリが終了が向けて急ピッチで進んでいた。
その作業にも追われて、目まぐるしい日々が続いていて正直、クラス持ちなのが不思議なくらいだ。
そしてその束の間の休息も終わりを告げる。
ガラガラガラ
誰かが脱衣所に入ってきたようだ。
同じような事を考える生徒がいるかと思っているとハッとする結。
(お、お、男の子の可能性も………)
結はひっそりと暗く目立たない湯船の隅に移動する。
そして遂にドアが開き、入ってきたのは久住直樹後一行様だった。
(く、久住君っ)
既にこの場で闇に慣れている結には直樹の股間からブラブラと垂れ下がるナニが見えてしまった。
(………………………)
結の顔が赤くなっているは湯船の所為か、それとも………
多分、両方だろう。
そして続くように保奈美、美琴、文緒に茉理とちひろが入ってくる。
(え、え、こ、これはっ)
流石に結も御泊り会の事までは知る由も無し。
「じゃあ、早速始めますか」
直樹がイスに腰掛ける。
「動いちゃだめだからね、なおくん」
保奈美がその豊満な胸にボディソープを垂らす。
そしてしゃがみこんで肉棒を挟んで泡立てる。
背中を左右から茉理とちひろが、左右の腕をそれぞれ美琴と文緒が自分の胸を使って泡立てていく。
そんなソーププレイを湯船から目の当たりにしてしまう結だった。