6-470 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/04/26(木) 19:19:17 ID:x+OGrGgL

「あれ、久住君しかいないの?」
「恭子先生に呼ばれてきたら、当の本人に逃げられた………」
「まぁ、いいわ。これを順番通りに重ねていけばいいのね?」
「そう。最後にホッチキスで固定して終わり」
「じゃあ、始めますか」
文緒が戦闘体制に入る。
「じゃあ、私が重ねていくから久住君はそれを整えてホッチキスね」
「了解」

黙々と作業を続ける二人。
一体幾つあるのだろう?
三十分近く、作業を進めているがようやく半分位終わったところだ。
その時だった。
文緒がフラッと傾いたかと思うといきなりその場に崩れた。
「委員長っ!!」
駆け寄る直樹。
文緒を抱き抱える直樹。
幸いにもここは保健室だ。
すぐに直樹は文緒をベッドに寝かせる。
「く、久住君………」
「気が付いたか委員長。大丈夫か」
「………大丈夫じゃないと思う………」



文緒はその瞳を潤ませて赤くなった顔で直樹を見つめる。
思わず、ドキッと心動かされる直樹。
その瞬間だった。
直樹の唇が文緒に奪われる。
しかも直ぐに舌を絡ませてきた。
直樹も癖なのかついついそんな文緒に応えて自ら舌を絡めだす。
そして満足したのか文緒の方から離れる。
二人の唇からは唾液で出来た糸が繋がっていたが垂れ落ちる。
「い、委員長………」
「ご、ごめんなさい………でも、久住君を見てると………」
「いやその、嬉しかったかも………」
だがそんな直樹の言葉は彼女には聞こえなかった。
「苦しいよ。我慢出来ないの………」
そう言ってスカートを捲り上げる文緒。
すると彼女のパンティが濡れて肌にベトベト張り付いている。
その為、恥丘の形がはっきりと浮かび上がり透けて見えている。
無論、割れ目も陰毛モクッキリ丸見えだ。
それもこれも異常性欲体質になった直樹から放出される強力な男性フェロモンが
無換気の室内で充満してしまった為に起こった現象なのだ。
それに彼女自身も、心の何処かに久住直樹という存在が引っかかっていたのだろう。
好きでもない相手にこんな自分の姿を曝け出す必要は無いのだから………
「………来て………………………」
文緒が直樹を誘う。
直樹も直樹でドキドキして文緒に手を掛けそうになる。
ここまでされて引き下がるのは男の恥かもしれないが、直樹には保奈美(と美琴、茉理、ちひろ)がいる。
「ゴメン、出来ないよ………」
そう言ってベッドから離れようとする。
だが、文緒の動きの方が早かった。
「うそ、こんなに大きくなってるのに………」
そう言って後ろから抱きつくように直樹の股間を掴む。
「ちょっ、委員ちっんんっ」
直樹は振り向きざまに唇を文緒によって奪われる。
だが今回は直ぐに開放される。
舌も入れてこなかった。
「い、委員長、その………」
「ふ、ふ、文緒って呼んで………」
「ふ、文緒………」
「………私も、直樹って………呼んで良いかな?」