6-415 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/03/31(土) 22:37:54 ID:y0qviiHx

茉理の部屋の前に立つ直樹。
トントン
「入るぞ」
「どうぞ」
保奈美の返答にドアを開ける直樹。
そして部屋に入って絶句する。
「どうかな、なおくん」
照れてみせる保奈美。
「似合う………かな………」
それに続き、さらに赤面したまま俯いている茉理。
「あの、先輩ってこういうの………好きですか?」
恥ずかしながらも勇気を振り絞って直樹を見つめるちひろ。
表情だけで直樹を誘っている。
そんな風にも見える。
「あ、もう、直樹ってば元気なんだから」
思わず張り詰めてしまった直樹の股間を見て笑う美琴。
直樹の前に立つ四人の少女は皆、艶かしい下着姿になっているのだ。
「………王様ゲームをするんじゃ………………………」
「あのね、王様はなおくんなんだよ」
「えっ?」
「だから、王様の直樹が私達と………」
「そ、その、不束者ですが………」
「もう、そんなに緊張しないでよ。ちひろったら、こっちまで緊張しちゃうじゃない」
経験者二人(一人は一回だけ)と処女二人。
直樹は素早く計算を始める。
混乱はしていたが四人を相手にセックスしなくてはいけない事には気付いていた。
茉理とちひろはこの日がデビュー戦となる。
保奈美は百戦錬磨でお互いのウィークポイントは嫌というほど知っている。
美琴はまだ日が浅く、基礎から叩き込まなければいけない点において処女と変わりない。
いつの間にそんな事を考えていたのかとハッとする直樹。
「気持ちは嬉しいんだけど………」
「ねぇ………直樹………」
茉理が言った。
「さっき、私の裸を見た責任取って」
「うっ、あれは不可抗力で………」
「二回も私の裸を見たのに………久住先輩、酷いです………」
それも不可抗力だ。
何故ならちひろはスケスケのキャミソールを着ていたのだ。
その小さな膨らみと突起は直樹の股間を膨張させているのだから、不可
抗力であっても言い訳できない。
「もう、諦めが悪いんだから………」
ハァと溜息を吐く保奈美。
「なおくん、私が許可してるんだから遠慮なんていらないんだよ?」
「でもなぁ………」
「なおくん、そんなに困っても………」
保奈美の視線が直樹の股間に………
それに続く、美琴と茉理、ちひろの視線。
「そんなに大きくしてたら………説得力無いよ………」
その一言に直樹は素直に無条件降伏するより他無かった。