5b-211 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/03/21(水) 16:58:31 ID:QRf3AZ1/

 ベッドを前にして達哉が素っ裸になってもフィーナはシーツの上でまだ寝巻
きをまとったままでいた。乙女の恥ずかしさか、ゆっくりと楽しみたいという
意思の表れか。
 どちらにしても構うことなく達哉はベッドにあがり、夜着の上から、魅惑的
な姫の体をまさぐりまくる。衣を通しての丁寧で優しい愛撫に身を委ねている
うちにフィーナの肉体はじんわりと熱くなってくる。優しい愛撫も徐々に、男
の欲望に満ちたきわどい愛戯に変わっていった。
 達哉はあお向けのフィーナにかぶさっていたが、いつしかうつむけにさせ、
背中からヒップにかけてを手技で責め、うなじや耳もとは唇で、熱い息を吐き
かけたり舌先でなぞったりと抜群の愛撫で最高の快感を与えている。
 フィーナはもじもじという身じろぎから、次第に大胆に、快感に耐えられず
にくねくねと動くようになった。伏せた状態ではいられずにヒップを高く掲げ、
揺すっている。
「あふ、あっ、ああっ、い、いいっ、気持ちいいっ。もう、我慢できないっ」
 どんな男の理性だって崩すに違いない、卑猥な尻振りで達哉を誘惑するフィー
ナ。姫のパートナーであり耐久力ではどんな男にだって負けないはずの達哉も、
はちきれんばかりに勃起した一物を埋めこまずにはいられなくなった。
 ムラムラと滾った欲望のまま彼女の寝巻きを、下着も引きおろす。全裸になっ
たフィーナから男を惑わす官能臭が立ち昇り、達哉はくらくらしかけた。
 純白の肌が汗に蒸れる一方、薄桃の媚唇はとっくに濡れそぼり光を反射して
きらきらと輝く。卑猥な輝きは「突入せよ」という信号となって、達哉の目を
撃ち抜いた。
 欲情に燃える男は勇んで命令に従い、陰唇を割り開いて肉根の先を狭間にあ
てがう。「アアン」という色っぽい喘ぎをあげさせると同時に、秘孔への侵入
を開始する。
「ああっ、フィーナ、俺が、なか、なかに入る、入ってる」
「ええ、ええ、達哉が入ってる。入ってくるっ。あっあン」
 柔らかくほぐれた媚肉が、固い男根を受け入れてすぐに締めつける。壁面全
体が絞るように収縮し、あまりの快美感に達哉の腰が細かく震えた。
 達哉は、彼女がくれた快美をお返しするように、震える腰を抽送にまで大き
く震わせる。カリが襞を強くこすり、亀頭がズンズンと重く奥へぶちあたる。
「ん、あっ、ああっ、すご、すごい、いいぃ……達哉ぁ、あ、あ、ああぁ」
 夢を見るような顔で艶にまみれた声をあげ悦楽によがる月の姫。感じまくる
彼女をもっともっと感じさせると達哉は奮起し、足を踏ん張りなおした。
 くびれた腰を挟みつけるようにして持っていた両手を胸の隆起へまわす。甘
くしこっている双乳を手に収め、優しく、それでいて強く、揉みしだく。
「ああっ、い、いいッ。たまらない」
 熱い喘ぎが朱唇を割ってこぼれでる。媚肉の締まりが一段と増す。
 肉棒を圧搾する強烈な締めつけに反応して達哉の腰がはずみ、ずんずん突き
まくる。受けるフィーナの腰がくねり、究極の男女結合となって燃えあがる。
 もはや乳房は揉むというより取っ手代わり。達哉は姫の背中に腹をくっつけ、
くいくいぐいぐいと腰を突き入れ、攪拌したり小突いたり、こわすほどに突き
こんだりとあらゆる腰遣いでフィーナの膣奥を責め抜いた。
「う、俺、もう……」
 責めに責める達哉の息があがってきた。フィーナはとっくに息絶え絶え。そ
れでも女の肉壷は貪欲にペニスに吸いつき、熱き精をねだっている。
 抽送のピッチがさらにあがる。男の目も女の目にも、終着点が見えてくる。
「ああぁん、達哉ぁ」
 フィーナが首をまわし、キスを求めてくる。可愛らしさと淫猥さが混じりあっ
た美貌に達哉は顔を寄せ、唇を密着させた。
「ふっ」
 接合した唇から息がこぼれたとき、秘壺で熱い迸りがはじまった。がくんが
くんと腰が揺れ、どくんどくんとペニスが律動を繰りかえす。
「あふう、ふ、ふうぅん」
 快美の絶頂に昇ったフィーナは舌を淫靡に絡ませ、膣襞をペニスにまとわり
つかせ、ただひたすら愛する男のエキスを貪っていた。