5b-183 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/02/20(火) 20:26:22 ID:fuYwOZPr

(ウハハハ。こ、これ、すご、すごいぞ)
 フィーナと結合しているだけで、脳内に麻薬に似た成分が分泌されて達哉は
狂ってくる。性に開花し着実に熟れてきながら初々しさも残る、最高の女体に
のめりこみ、だらしない顔をしてペニスをこすりつけるだけの牡となる。
「アアン、達哉ぁ……」
 甘くささやくフィーナの声が耳に響き、それしか聞こえなくなる。自分がど
こにいるのか、自分がなんなのかわからなくなってくる。わかるのは愛する女
とつながっていること。最高の女と肉の宴に溺れていること。
「へへっ。今度はこっちからだ」
 上からのしかかっていた体をいったんはずし、姫をうつむけに寝かせてバッ
クからの結合に切り替える。後ろからつながれば、ケダモノとなって、ずんず
ん突きこむことができる。勢いよくずっぽりと、奥の奥まで貫けるのだからた
まらない。固く太く勃起したペニスが狭い隘路を通るだけで、総毛立ってしま
うほどの快感が全身に爆発する。
 精が暴発しないよう歯を食いしばってこらえるが、男を溶かす愉悦に負けて
表情がゆるむのはとめることができない。
「うへえ、き、気持ちよすぎ」
「アフン。私も、気持ちいいわぁ……」
 達哉はくびれた細腰を押さえ持って、ヒップに腰を打ちつけてパンパンと乾
いた音を鳴らす。フィーナも積極的に美臀を淫らに振りかえす。音のリズムに
合わせて膣の肉畝がさざめいて、ウネウネと蠢動する。絶妙に巻きついてくる
襞の感触に達哉はいつ放出してもおかしくないくらいに昂ってしまうが、屹立
は固化状態をなんとか保っている。
「へへっ、んろっ」
「きゃ、はっ、はああん。そんな、んふぅん」
 体を前に倒し、フィーナの背中に胸を重ねた。後頭部に顔を寄せ、銀髪の上
から耳をペロッと舐めあげる。妖しい舌の感触にフィーナが蠱惑的な声で啼き、
さらにはすすり泣くような声で快楽を訴える。感じ入る女の悩ましい声で、達
哉のボルテージが限界を振り切りそうになった。
「ほっ、うほほおぉ」
 まさにケダモノのような叫びが、牡と化した男の口から放たれた。膨張しきっ
た肉茎にフィーナの膣襞がしっかと絡みつき、搾るように締めこんできたのだ。
「うひ、ひ、ひっ、ひあっ、うはああっ」
 法悦にひたっていたのも束の間、ぬるぬるの粘膜の巧みな締めつけに我慢も
なにもなくなって、達哉は自然の摂理に従って熱樹液をドバッと放出した。
「きゃ、あ、ああぁん。熱い、熱いのがいっぱい、来る。もっと、もっとよ」
 豊満な尻を男にすりつけ、膣道を収縮させて悦ぶ淫ら姫。凹凸に富んだ襞が
揉みしごくようにうねって、牡エキスを巧みに搾り取る。
「そうだ、もっとだ。うはっ、出る出る。いっぱい出るぅ」
 射精がとまらない。いつもなら出し尽くしているはずなのに、ペニスはドク
ンドクンと力強い律動を繰りかえし、あとからあとから熱いザーメンが出ていっ
てしまう。
「うは、は、はっ、はっ」
 達哉の口からこぼれる悦びの声が、嗄れてくる。鈴口から噴き出る樹液も、
涸れてきた。
 最後の滴が鈴口から漏れ出ると、小刻みに揺れていた男の腰がぴたっととま
る。精とともに意識までも吸いとられて、達哉はにやけた顔のままフィーナの
背にくずおれていった。