6-344 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/02/17(土) 23:32:12 ID:IIZXdG12

「はい、なおくん。あ〜ん」
「わ、わたしもっ」
テーブルの上の料理を保奈美と美琴が食べさせてくれる。
直樹は終いにはあきらめて箸を置く。
最早、流れに身を任せるしかない。
だが、あれもこれもと食べさせられるうちに許容量を超えて食べてしまっていた。
直樹はグッタリとソファーに項垂れていた。
そんな直樹をよそに裸エプロンの二人が仲良く洗い物をしているのが見える。
直樹は結局のところ、美琴までなんで裸エプロンなのかという理由を聞いていない。
「だって今日から、美琴もなおくんの恋人になるんだから………」
しかも保奈美からもそれを進めている。
いろいろと考えているうちに何時の間にかまどろみの中に沈む直樹だった。

暖かい、いや、熱い吐息。
それが直樹の肉棒にかかる。
因みに直樹は寝ているがまだ起きない。
保奈美が笑顔で肉棒を扱いている。
「うわぁ………」
目の前で行われるその行為に赤面しつつもまじまじと見つめる美琴。
しなだれていたモノが直ぐに立派に力強く勃つ。
「じゃあ、よく見ててね」
コクコクとただただ頷く美琴。
そして………
ちゅぷ
保奈美が手始めに亀頭を口に含む。
「う、うぅっ」
直樹がようやくぼんやりと目を開く。
「ほ、保奈美、奇襲は無しだぞ………………………み、美琴っ」
股間に視線を移していくと保奈美の隣で美琴がマジマジと隆起する肉棒に見入っているのだ。
当の美琴もいきなりの直樹の呼掛け?にビクッと引きつって、
「く、久住君っ、こここここ、これは、その、あのっ」
直樹と美琴が混乱の極みに達している時、保奈美はマイペースに咥えて
いた肉棒ゆっくりネットリとを引き抜く。
「おはよう、なおくん」
「お、おはようじゃないだろっ」
「気持ちよくなかった?」
「いや………気持ちよかったです………って、そうじゃないだろっ」
「あ、うん、美琴の事だね」
「なんかあっさりしてるな………」
そして保奈美による説明が始まった。
因みに肉棒を握ったままだ。
「要するに祐介と融合した事で俺の精力が増していると………」
「なおくん、自覚無かったの?」
「ん〜………………………そういえば………」
ゆっくりと直樹が語りだす。



「ほら、先々週は結構ご無沙汰だっただろ。いつだったか、朝起きると股間が冷たくて………
パンツがビショビショ………というかヌルヌルだった………………………」
「ようするに、なおくんの異常性欲を私が結先生に相談したの」
「以上精力って………人を獣みたいに………」
だが本当の事だ。
「そして私の許可すれば美琴もなおくんの恋人になるって事になったの」
「恭子先生の差し金か………」
「でも、なおくんも満更じゃないでしょ?」
「そ、それは………」
キュッと肉棒を掴む手に力が入る。
正直、気持ち良い直樹。
「正直になりなさい」
「………参りました」
こうして直樹にも美琴にも理解できないうちに保奈美の承認の元、三角関係が発生した。
正確には直樹を(保奈美主導で)中心とする枢軸的関係が出来上がってしまったのだ。
だがそんな事に関係なく、閨での出来事は進んでいく。
「ねぇ、美琴」
保奈美と美琴の視線が重なる。
だがそれはとても優しい眼差し。
保奈美は母親の様な表情で美琴を見つめる。
「じゃあ、美琴も触ってみる?」
「う、うんっ、が、がんばるっ」
保奈美が隆起する肉棒を手渡そうと美琴に促す。
無言の美琴。
恐る恐る震える彼女の手が、今、肉棒に迫っていた。