5b-105 名前: フィーナらぶ [sage] 投稿日: 2006/12/03(日) 00:34:59 ID:ITbJn5Kf

「ふううぅ」
 達哉は、長く長く続いた射精をようやく終え、ペニスをフィーナのなかから
引き抜いた。あぐらをかいて、大きく息をつく。
 フィーナは胎内から逞しい肉茎がなくなってもしばらく愉悦に喘いでいたが、
やがて緩慢な動きで起きあがり、手足をベッドについたまま這って彼の股間へ
近づいた。
 惚けた姫の目の前に、一戦終えた男性器がある。
 さすがに大量に放ったのが効いたのか、しおれている。
 せいぜい親指をひとまわり大きくしたくらいの、極小サイズにまで縮んでいた。
「あん、ヤダぁ……」
 ちっちゃなペニスは可愛い外見で母性本能をくすぐるが、これでは再結合不
可能。膣を抉ってもらえないのは明らか。まだまだしたいと思っているフィー
ナは小さく嘆いて顔を寄せ、チュッと先端にキスをはじけさせた。
 すると、お姫様のキスが魔法でもかけたかのように、しなびたモノがムクム
クと巨大化していく。目をぱちくりさせている姫の前で、見る見るうちに男が
復活し、揺るぎない肉槍がフィーナの顔を今にも貫くとばかりに矛先を向けて
いる。
「す、すごい……」
「えへへ。だってフィーナがキスして、すっごく気持ちよかったから」
 驚嘆するフィーナに、照れ混じりで達哉が言った。緑の双眸を輝かせている
姫を見下ろしながら男は含み笑いしている。
 ペニスを彼女の目の前で大きくして見せたのは、達哉の「芸」みたいなもの
だ。達哉は射精直後、セックスとは無縁なことを思い浮かべて興奮を散らし、
ペニスを意識的に小さく静かにさせた。キスを合図にフィーナの魅惑的な裸身
を見るだけで、自ずと男根はふくれあがっていく。先っぽにはじけたキスは素
晴らしい、ペニスはいつだってフィーナのおかげで大きくなるとアピールする
ことで、彼女の官能をこのうえなくそそりたてた。
 淫欲の炎が燃えあがったフィーナは、目をとろんとさせて、固く太く雄々し
く甦ったペニスを握ってしごきながら声をはずませて訴えてくる。
「ね、ね、これならまた、できるわよね」
「もちろんだよ。ほら、おいで」
 あぐらをかいたまま達哉が両手をひろげていざなえば、フィーナは体を起こ
してまたがっていく。亀頭に押されて恥裂が割り開かれ、交わった残滓を垂れ
流しながら結合していく。
「ん……んふっ、あっ、アン。当たる、当たって……ふは、ま、また入って、
お、オオッ、来る、来るのっ!」
「くっ、す、すごくヌルヌルで、うはっ」
 二度目の合体に歓喜する恋人たち。座位で腰を振りあい、高まっていく。
 精液と愛液でグチョグチョの膣壺が撹拌され、突きこまれる。膣壁と肉茎そ
れぞれが感じるネチョネチョとした感触が卑猥極まりなく、ふたりに生まれる
快楽も桁違いだ。これこそ、中出し直後のセックスの醍醐味。
 フィーナはあられもない声をあげ、彼にしがみついて腰を振りつける。深く
入りこんだ亀頭が奥の壁を叩き、振動が子宮に伝わって妖しい快楽を爆発させ
る。深く進入した肉根に襞々が巻きついて締めあげ、快美の高圧電流を流され
達哉も鈍い声で呻く。
 昂揚した姫のヴァギナの攻めくちはきびしいが、一度射精しているだけに達
哉の耐久力は万全。ペニスの先から根元まで甘美にまとわりついて猛然と収縮
してくる膣壁を逆に強くこすって攻めかえし、彼女を先にオーガズムの頂点へ
突きあげてしまう。
「ひっ、アッ、アアッ、や、あ、ああぁん……ひいいいいいいいいぃぃぃ!」
 美姫は達哉の耳もとで甲高い悲鳴をあげ、がくっとうなだれる。意識の飛ん
だフィーナの膣は、意思と乖離していっそうリズミカルに蠕動し、なおも結合
部から快楽を引き出そうとしていた。