5-390 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/19(日) 16:38:00 ID:iqYRalU5

 「いやあ、保奈美が料理部部長だと便利だなあ。ここが使い放題で」
 「こういうことするための部屋じゃないのに……」
 「いいじゃん。空いているのなら有効利用」
 一日の授業が終わって部活の時間がはじまる。しかし今日は料理部が活動す
る曜日ではない。それでも料理部部長の藤枝保奈美は家庭科室に籠っている。
料理部員ではない、久住直樹とともに。
 幼なじみから今は恋人同士となった男と女がこそこそ話をしているのは、そ
ういうことをするため。
 直樹は、まだ乗り気でない保奈美を背中から抱きしめて、彼女の髪に顔をう
ずめながら体の前面をそっとまさぐっている。感じさせるというより誘うため
の愛撫で、保奈美をその気にさせようとしていた。
 しばらく無言、吐息の音だけが響く時間が流れた。
 「……もう、しょうがないんだから」
 保奈美がそう言ったときには、瞳を潤ませ頬を上気させて、彼の手の上に自
分の手を重ねていた。オッケーが出たとたんに直樹の手はそそくさと保奈美の
制服のボタンをはずしだした。
 「せっかちだね」
 「時は金なりと言いまして」
 直樹が耳もとでささやき、「あん」と保奈美が声をあげたときにはスカート
が落ちかけていた。そこまで脱がせられたあとは、保奈美は自分で、直樹も自
分の服をさっさと脱いでいく。あっという間にふたりとも生まれたままの姿に
なった。
 学園内で素っ裸になってしまうふたり。大胆といえば大胆だが、部活のない
日にこの部屋に来る部員はいない。もし誰か何か用があって来たとしても、ド
アは施錠してあって、鍵はここにあるからいきなり開くということはない。安
全が保証されているからこそ、ここまで大胆になれるというもの。



 一番大きな机に、保奈美が横たわった。直樹は添い寝する形で同じく横にな
ると、まずは胸をいじりはじめる。五本の指の指先が乳房を撫でたかと思うと、
力が入り、柔らかな肉塊に指が沈みこんでいく。力を抜けば、ぽよんと指を跳
ねかえす、素晴らしい弾力を誇る胸乳だ。
 「んっ、んふ、ふ、ふぅ……」
 直接に、感じるふくらみを愛されて保奈美の吐く息が艶やかさを増す。こん
もりしたふくらみの頂点でピンクの突起が固くなり、チリチリと細かく震動し
ている。
 素敵な獲物を直樹が見逃すはずがない。指をしゃぶって唾液に濡らしてから、
おいしそうな乳首に絡めていく。
 「ひゃ、ああん」
 「乳首、ビンビンだ」
 派手な歓声をあげると直樹は顔を伏せてチュチュと乳首を吸いはじめた。大
きな赤ちゃんに強く吸われて保奈美の昂りは増す一方。直樹の口は吸うだけで
なく、乳首を口のなかに含んでころころと転がしたりもする。
 「お、っと」
 胸を嬲られている保奈美の手が直樹の肉根を握った。触れられた瞬間に直樹
は小声をあげたが、それだけで自分は保奈美への愛撫に専心し、保奈美には保
奈美の好きなようにさせる。
 直樹は豊かな肉房の裾を揉んでは先端をしゃぶる。保奈美は固い肉根を細い
指をまわしてリズミカルにしごく。口で愛せないぶん保奈美の不満が募り、そ
の結果。
 「ね、ねえなおくん……し、したいよ」
 合体を彼女からせがむことになる。
 「ん。そうだな」
 直樹の目がちらっと時計を見た。下校時刻まで、それほど余裕がない。保奈
美が高まっているのなら、男のモノはいつでも入るに不足ない状態にあるのだ
から、ヤッてしまうに越したことはない。
 「じゃあ、後ろからがいいな」
 ニヤリと笑う直樹。「……わかったよ」と顔を赤らめる保奈美。
 バックからの結合は恥ずかしさ満点で、保奈美は尻込みすることが多い。
 しかし今日は保奈美から求めたのだから、直樹がこう言えば保奈美は従うし
かない。



 おずおずと、体をひねってうつぶせになり、豊満なヒップを差し出す。
 「や、優しくしてね」
 「俺が優しくしないときなんてあるか?」
 「あるよ」
 自信たっぷりに言った言葉をあっさりと言い返されて直樹は、がっくりとな
る代わりに肉房を鷲掴みにして強く引きつけた。「ああぁ」という呻くような
悲鳴が机の上にひろがる。
 ペニスの先で、ツン、ツンと割れ目をつつけば、「あっ、あっ」という悲鳴
が徐々に悦び混じりになる。同じように小突くタイミングで、先っぽを割れ目
に合わせ、そのままグイッと突き入れた。
 「ひゃああああっ!」
 家庭科室に甲高い悲鳴が響きわたった。悲鳴はそのままリズミカルな嬌声に
変わり、直樹の突きに合わせて淫らなメロディを奏でる。
 「やっぱりバックはいい」
 直樹は悦に入って腰を振る。いつも余裕綽々な、泰然とした幼なじみの彼女
を這いつくばらせて動物チックに責めるのは、それだけで劣情がこのうえなく
燃えあがる。
 精神的な高まりに加え、保奈美の性器は凹凸に富んだ膣肉が深く挿入した一
物を絞るように締めつけてくる最高の逸品。調子に乗って突いているとあっけ
なく漏らしてしまうだろう。
 適度にセーブして腰を振りまくる。突きに合わせて揺れる白い背中を覆うよ
うにして抱きつき、胸乳を手中に収める。この体位だと重力に引かれているぶ
ん巨乳の重々しさが増して感じられ、揉みごたえも半端じゃない。胸と性器の
同時攻撃で保奈美を責めに責めたてる。
 恥ずかしいからと後背位を嫌がっている保奈美だが、その恥ずかしさが興奮
に直結し、すぐに高まってしまった。
 「だめ、だめ……ああぁ。このままだと、わたし、あふっ」
 「ああ、このまま、イッていいぞ」
 「やあん、なおくんが……はああっ、あっ、アクぅうううん」
 振り返ってきた保奈美に構わず、がつんと殴るように膣の奥へ亀頭をぶつけ
たら、保奈美はびくんと跳ねて、がくりとうつむいた。吸引するように膣道が
締めつけたが、直樹のモノは固い鋼のまま。



 直樹はペニスを抜くと、保奈美をあお向けにする。ぼんやりしたままの保奈
美のヴァギナへペニスを挿入しなおした。
 「は……はうぅん。あっ、あっああん」
 「こっち向きが、いいんだろ」
 保奈美が目を開ければ、楽しそうに笑っている直樹の顔がある。上から逞し
く突いてくる彼へ、すがるように手を伸ばした。
 「うん。これが……なおくんを見て、感じるのが好きだよ」
 幸せそうに言った保奈美の言葉と連動するように、膣肉が二度三度収縮した。
それがなんとも妖しく強烈な快感を生み、直樹の背筋に電流が走った。
 「う、お、おう。俺も、こうするのが好きだ」
 彼女から甘美な言葉と性器の反応を浴びせられて、直樹の腰が猛烈にはずみ
だした。
 「や……だ……そ、それ、強い、ああっ、こわれちゃうよぉ」
 「ごめん。今俺、とまれない。う、う、うああっ」
 がしがしと、男の欲望を処理するためのような激しい動き。心は愛しさで満
ちているのに直樹の腰は勢いを増すばかり。こればかりは睾丸に溜まっている
ものを排出しないかぎりは終わることがない。
 「ぬ、う、うああっ」
 直樹の体が弓なりに反って、ペニスが深く埋めこまれた。わずかな沈黙のあ
と、
 「アアアアーッ」
 保奈美の絶叫が続く。膣のなかで精の奔流が渦巻いている。
 「う、まだ、出る、出るぅ」
 温かい媚粘膜に包まれたまま、ペニスのひくつきはいっこうに収まることが
ない。膣だけでなく子宮までたっぷり流れこんでいるはずなのに、あとからあ
とから白い液体が迸っている。
 膣壺に収納しきれない樹液が机に垂れ流れてもなお、射精は続いた。



 「さて、そろそろ行かないと……って、保奈美!?」
 身支度を整えて、いざ彼女を振り向いて直樹があわてる。
 保奈美は制服をまとったはいいが、ふらり、ふらりと今にも倒れそうなアク
ションを見せている。
 「だ、だいじょうぶ……」
 「全然だいじょうぶじゃないじゃんか。な、なにかあったか」
 駆け寄って優しく身を支えてくれる幼なじみに、保奈美は小さく「なおくん
が、やりすぎたから、かも」と、つぶやく。
 うつむいて言う保奈美に当てられて、直樹の頬が赤くなる。
 「そ、そうか、そりゃ参ったな。じゃあ、少し休んでいくか」
 「ううん。あまり時間ないし。それよりも歩いたほうがいい……」
 「わかった。とにかく、肩へ」
 保奈美が直樹の肩を頼りにし、どうにかこうにかふたりは家庭科室を出て、
家へ帰るべく歩きだした。


359に続く(?)