0-249 名前: もう一つのオペレーション [sage] 投稿日: 2005/04/27(水) 21:15:03 ID:WXJ1zzah

ビーッ、ビーッ、ビビーッ!!
地下室に警告音が鳴り響き、赤色ランプが光る。

「くっ……まずいわ、この状態は」
「え、じゃあどうするの?」
「仕方がない……結、急いで玲に連絡して!」
「うん、わかった!」

 勢いよく病室から出て行く野乃原 結。
ドアを閉め、患者の苦しむ姿に成す術もなく廊下にもたれかかる仁科 恭子。

「まさか、数値がここまで異常に上昇してたなんてっ」
「恭子!連れてきたよっ」

 息を切らせながら結が戻ってきた。
このオペレーションに欠くことのできない、たった一人の人間を連れて。
そう、そのヒトこそ、 Operation Sanctuary の計画責任者であり、
そして計画の中のもう一つの重大なプロジェクト……
"Operation Sexual Desire Processing"の唯一の執行人。

「玲っ!急いでっ、お願い!もう私達に彼は止められないの!!」
「落ち着いてください、仁科先生。後は私に任せて」
「頑張って、玲さん……」

 彼女の名は宇佐美 玲。身長168cm、B87、W58、H87
という文句ないスタイルを持ち、かつ常に冷静で、
何にも物怖じすることのない完璧なヒトである。

「うおぉぉぉおおんんおおおおぶおおおおん」

目の前にはウィルスに身体と精神を蝕まれた患者が
抜き身の刀の如く叫び狂っている。



「確かに……この値は普通じゃありませんね。早く処理しないと──」

 管理装置に目を遣った直後、患者と目を合わせる。
彼の名前は天ヶ崎 祐介。乙種マルバス感染者の前〜中期患者である。

 この前〜中期の患者に関しては、健常者との接触を絶たれ、
隔離されて暮らすうちに、表の世界への欲求を募らせてしまうことにより
凶暴性を増幅させてしまい、人々を襲うという習性が確認されてきている。

「そしてこのまま放置してしまうと……マルバスの侵攻を速めてしまう」

 祐介が玲に気付き、目を光らせる。
玲はジャケットを一枚脱ぎ、身体を祐介の方へ向けた。

「さあ……いらっしゃい、祐介君。いつものように……」

「おぽおおぉおうぐおおおんばおおんうゥぉぉおおッπおおおおお!」

狂気の眼で祐介は玲に襲い掛かる。祐介の股間は既に暴発寸前だった。
ズボンとパンツを脱ぎ捨てて肉棒を取り出し、玲の秘部にあてがう。
そして躊躇することなく一気に祐介は腰を埋めていった!

「セット完了。これより処理に入ります」
「うおごおぉォおおおをおおおふぉおおっっもげっ?!」

祐介の竿を包み込んだ玲の膣は全てを吸い上げようと波打ち強い刺激を与えてゆく。
そして1分も経たないうちに祐介はその快感に耐えられず果ててしまった。

「ふぅっ、これでよし……。私の身体の方は問題ありませんけど、
 やはり早くワクチンを完成させてもらいたいものです……」

付着した白濁液を舐めてポツリと溜め息を漏らす玲であった。                -完-