4-638 名前: 達哉とさやか・深夜のごちそう [sage] 投稿日: 2006/11/08(水) 19:06:34 ID:eCqjSjaU

さやかが二度目の月留学に出発するまで、残りわずか。
それでいて達哉とさやかのカップルはカテリナ学院の制服を使ったコスチュームプレイを楽しんでしまうのだから、本当に時間に追われているのか怪しいもの。
追われているにしても、少なくとも、「行ってしまう前に、さやか姉さんの料理が食べたいな」と達哉が言い出して、それをさやかが承諾するくらいの余裕はあった。


「こ、これで……いいのかしら?」
「もちろんもちろん」

朝も昼も夜も月博物館での業務引き継ぎに家での準備と繁忙を極め、時間が空いているのは深夜だけ。
なにも知らない麻衣がぐっすりと眠っている時間に、さやかは台所に立った。
達哉の望み通り、素っ裸にエプロン一枚という艶姿で。

「なにを作れば、い、いいの」
「そうだなあ。思いつくまで、そのままでいて」

流しの縁に手をついて立つさやかを、後ろから観賞する達哉。
むっちりとして、ツンと張り出している肉尻が丸見えだから、頬が緩んでしょうがない。
見られるさやかは羞じらって、もじもじと体をくねらせる。
年頃でありながら乙女のような純情可憐な身じろぎが、達哉の興奮をいっそう煽る。

「あ、あの……」
「やっぱり食べたいものは、ひとつさ」

達哉の顔は、さやかの首のすぐ後ろまで迫っている。
羞恥にほてるさやかの体温を感じられる距離。
男らしく成長した達哉の息遣いが感じられる距離。

「姉さん……愛してる」
「あっ、んっ、んああっ」

あごを摘んで振り向かせ、キス。
従弟から恋人に、愛する男となった達哉の舌を受け入れ、ねっとりと絡めかえすさやか。
男はディープキスを楽しみながら、エプロン越しに胸乳を握る。

「んんんっ!?」

唇を縛られたまま、ふくらみをにぎにぎされて、さやかが息を呑む。
呑んだそれは、達哉の吐いた息。
彼の息を深く吸って、中から彼に染められる。
達哉は、量感に富む乳房を心から喜んで揉みしだく。
固くなってきたしこりをほぐすように優しく。
しかしいくらほぐしても、さやかが高まるにつれどうしようもなくしこってしまう。
ふくらみの先で乳首も、エプロンをはっきりと押し上げるくらいに固く屹立する。

「んはあ」

唇が解けると、さやかは欲にまみれた息を吐き出した。
美しい顔も欲望で赤く染まり、見るだけで達哉の興奮が一段と燃えさかるほど。
キスをやめた達哉は、両手で双乳を引っつかみ、くにくにと卑猥な手つきで揉みはじめた。



「あっ、あっ、ああっ」

さやかの悶え声が、深夜のキッチンに響く。
ふたつの丘を達哉に握り揉まれ、両手で流しをきつく握っていても体を支えられなくなるほどに感じている。
触られているのは胸なのに、臀部もゆらゆらと揺れている。

「姉さん。胸だけで感じてるね」

憎らしいほど落ち着いて聞こえる、彼の声。
耳もとで熱い吐息とともに吹きこまれ、頭がカッと燃える。
頭に発生した熱は全身にひろがり、まるで火焙りにされているかのごとく感じてしまう。

「アッ、か、感じてるの。達哉くんが、き、気持ちよく、んッ、ンあああぁン」

言葉にしたことで、快感がより鮮明になる。
達哉の揉み方はさらに巧みに、丘をほぐすだけでなく頂きで固くなった乳首も刺激する。

「だ、だめ……も、もう私、や、あああぁ……」

裸エプロンというシチュエーションがそうさせたのか、胸を愛撫されただけでさやかは昇りつめてしまい、流しにもたれかかってビク、ビク、ビクと肉感的なボディを震わせた。

達哉は、さやかが興奮状態から覚めたのを見計らって、

「おいしく、いただくよ」

と、さやかをダイニングテーブルの上へ乗せた。
上気した顔で、ぺたりとお尻をつけて座るさやか。
体にまだ力が入らず、達哉に脚を広げられても、されるがままでいる。

「……ごく」

太もものあいだにあったエプロンをそっと横にずらし、卑猥な肉割れを曝け出させた達哉は、大きな音をたてて唾を呑みこんだ。
さやかは女になってそれほど間もないが、女になればすぐ熟れてしかるべき体の持ち主。
今まさに、ぽってりと熟れた肉襞がここにある。
達哉の顔がにゅうっと伸び、肉の割れ目にキス。

「はううぅん」

ちゅ、ちゅ、ちゅくっ。
ちゅぱ、ちゅぽ、ちゅるるっ。
陰唇とのいかがわしいキスで、イヤらしい水音が鳴りまくる。

「ダメ、ダメっ。また、イッちゃうからぁ」

軽いクンニでもイキそうなほど敏感になっているさやかは、たまらず大声をあげた。
ひょっとすると階上まで届いているかもしれない。
でも、さやかも達哉もそんなことに気をまわす余裕はない。



「じゃあ、姉さん。そのまま、横に」

言われてさやかはゆっくりと後ろに倒れ、テーブルで仰臥する。
達哉は着ているものを全部脱ぎ捨てて、食事のためのテーブルにあがる。

「あ、あの、達哉くん。こ、こっちも、味わうのはどうかしら?」

いざ挿入と意気込んでいた達哉に、小声で呼びかけるさやか。
さやかは胸乳を脇から支え持ち、誘っている。

「してくれるの?」
「ええ。だって達哉くんの、すごく元気なんだもの」

さやかが一度胸揉みでイッて、クンニでもイキかけたのに比べ、達哉はずっと愛撫する側でイクもなにもなかった。
さやかの申し出は達哉が乗らずにはいられないもの。
胸で挟んでもらえると思っただけで、ペニスの角度がより急になる。
わくわくしつつ胸の上にまたがり、ペニスを従姉の谷間に沈める。
むにゅり。
エプロンからはみだした美豊乳が熱い肉根をしっかりと挟みつける。

「はふぅん。達哉くんを、感じるぅ」

乳肌で触れただけでさやかは恍惚の息を漏らし、ふくらみを揺らしはじめる。
達哉は肉欲の息を吐き、腰を前後に揺すりはじめる。

「はっ、はっ、はっ」
「う、も、もっと。もっとだよ、姉さん」

家族が食事をとるテーブルの上で、パイズリに興じるふたり。
「姉さん」だった女の人がこうして双乳を使って奉仕してくれるだけで、達哉は昂りを抑えられなくなる。

「んっ、ちゅ、んろっ」

谷間から勢いよく飛び出た亀頭にさやかがキス。

「んほっ」

竿に張りついてくる滑らかな乳丘とは別次元の感触に、達哉は奇声を発してよがる。
もっと先っぽへキスしてほしいと、肉根を突き出す。
さやかは口もとに突きつけられる亀頭に唇をはじけさせ、舌先でぺろぺろ。
ぎゅうぎゅうと乳房を強く押して挟みこみ、れろんと舌で舐めたとき、達哉がイッた。

どぴゅん、どぷぷぷ、ドクン、ドックン。

「きゃ、ああん」

濃い白濁液がさやかの髪から顔、胸へ豪快に飛び散った。



唇にかかったザーメンを、ぺろりと舐め取るさやか。

「すごくいっぱい、かかっちゃった」
「まだ。もっとして」
「え?」

射精が済んでもペニスはまったく固さを失わず、達哉は腰を揺すりつづけている。
さやかはあわててふくらみを支えなおし、休みなしにパイズリ奉仕を続ける。
美顔に白濁点を浮かべ、散ったままの精液の臭いに冒されたさやかが、わけもわからぬうちに、

「そらっ」

びゅ、びゅびゅびゅっ、どっぷん。
一度目の射精に劣らぬ量のザーメンが、再び女体に降りかかる。

「はひぃ、す、すご、なんでええぇ、すごいわぁ、はっはぁん」

かけられただけでエクスタシーに近い状態にまでさやかも昂ってしまった。

「では、本番を。いただきます」
「え、え、え……きゃあ」

二度もしたたかに精液を浴びたさやかが、達哉の腰を見て、驚きに叫んだ。
なんという絶倫。
達哉のペニスは、パイズリ前と同じ角度で屹立し、入るべき場所を求めて勇み立っている。
達哉は悠然と、腰をさやかの恥部に合わせた。
挿入の前に、指で探って具合を確かめる。
さやかの割れ目は、パイズリで興奮して、蜜を吐きまくっている。
ペニスを入れるのになんら問題ない。
達哉は切先をあてがってすぐ、ずりずりずにゅずにゅと侵入していった。

「う、は、はあぁん」

固い肉根が肉襞を割り開いて進んでくる感触にさやかが喘ぐ。
熟れた性器でも、貫通して間もないから、狭くてきつい。
きつくても、襞はぬるぬるで、男根は確実に進むことができる。
肉棒の先端が奥まで到達し、根元まで膣肉に包みこまれたところで達哉が大きく息を吐いた。
さやかも息をつき、ほっとした雰囲気が流れる。

「姉さん」
「達哉くぅん……んんっ」

抽送の前に、あらためてキス。
唇と舌を通じて、相手の存在を感じる。
愛を確認してこそ、肉体の快楽が成立する。

「いい?」
「ええ。いっぱい、して……食べて、私を」

見つめあったまま、ふたりの腰が動きだす。



最初はゆっくり、すぐに激しく。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な粘着音が鳴って、男も女も荒々しい情欲の虜と化す。

「んあっ、あっ、達哉くん。来てる、来てるわっ!」
「姉さん、姉さん、姉さあん」

肉欲に溺れているようでも、ふたりの脳裏に「別れ」のイメージがくっきりと浮かんでいた。
数日もすれば、あまりにも遠い距離に裂かれてしまう。
別れる前の“食事”だから、こんなにも燃えあがる。

「くううぅ、き、気持ちいいよ。姉さんのオマ×コ」

どろどろに溶けた襞々に絡みつかれ、たまらず達哉が叫ぶ。

「アン、アアン。達哉くん、お姉ちゃんのオマ×コで、気持ちいいのね。わ、私もイイッ!」

男を呑む悦楽に酔っているさやかが、猥語をそのまま返すことで応える。
突く男の腰も突かれる女の腰も動きを増し、粘着音が大きくなる。
きつく抱きあって腰を振りあい、快楽の頂点へ駆け昇っていく。

「姉さん……さやかっ!」

先にはじけたのは達哉。
愛しい人の名を大声で呼び、思いを乗せた熱い精をたっぷりと女の宮へ注ぎこむ。

「達哉くっ、た、達哉っ!」

さやかも、大切な男と認めた従弟の名を高い声で呼び、体奥を焼かれて究極のエクスタシーを迎えた。



「す、すごかったね」
「ほ、ほんとね」

絶頂の果てからようやく戻ってきたふたり。
達哉は裸のままで、さやかはくしゃくしゃに乱れたエプロン一枚のまま、テーブルの上で座りこんでいる。
本能のまま劇的に燃えあがった自分たちを恥ずかしく思い、どちらも赤面している。

「はあ。あと少しで留学というときで、よかったわ」
「え?」

いきなり出てきたさやかの言葉についていけず、達哉の口が半開きになった。

「だって、もし出発まで時間があって、毎日こんなことしてたら、私おかしくなっちゃうもの」

くすくすくすと裸エプロンのまま笑う彼女が愛しくて、思わず達哉はぎゅっと抱きしめる。
愛する男の胸のなかで、さやかの笑いはほほえみに変わり、安らいだ表情で彼にずっと甘えていた。