4-600 名前: はにはに 茉理強姦SS [sage] 投稿日: 2006/11/07(火) 12:47:03 ID:IlLo9saz

「るんらら〜ん♪」
 茉理は幸せの絶頂にいた。有頂天である。
「たらりらったら〜ん♪」
 鼻歌を歌いながら、今日もカフェテラスでバイト。
 しかし頭の中はこの後のことでいっぱいだった。
 
 今日は直樹と何をしよう。またウフフな事もしちゃうかも。

 自然に顔が緩み「えへへ〜」とだらしなく笑う。
 しかし慣れた仕事とはいえ、油断大敵だった。
「ありがとうございました〜」
 お客さんの食べ終わった皿を運んでると、
「あっ」
という間に落としてしまう。
「きゃっ! す、すいません!」
 すぐに謝り、お皿を片付ける。
 他の仲間はクスクス笑うだけで、特に何も言わなかった。
 明るい人気者で、彼女が浮かれている理由もさっしが付いていたから。
 しかしそれで茉理の気が済まない。仕事中に浮かれてミスをしたのだから。

「みんな〜。今日はごめんね」
 閉店後の後片付けで、誰よりも最後まで残って仕事に就いた。ミスは仕事で挽回する。
茉理が人気者なのは明るいだけでなく、仕事に手を抜かないからでもあった。
「それじゃあ、お先に」
「は〜い。お疲れ様でした〜」
 先輩を見送ると、残ったのは茉理ひとり。彼女はまだウェイトレスの制服を着ていた。
 着替えて上がろうか、と思ったとき、カフェテラスの入り口で誰かがうずくまっているのが見えた。
「あれ? 直樹?」
 よく見知った背中。最初、直樹が迎えに来てくれたと思ったがどうも様子がおかしい。
「どうしたの?」
 呼びかけても顔を下に向け、背中を丸めて座り込んだまま動かない。
さすがにちょっと心配になった。
「ねえ。どこか具合悪いの?」
 近付いて呼びかけたとき―
 不意に直樹が振り返ると同時、低い姿勢で突っ込んでくる。タックルのように。

「きゃっ」

 視界がくるっと回転する。背中が固い床に当たる。痛い。
 直樹に押し倒されたのだと理解するのに、たっぷり十秒はかかった。
「ちょっと。もう」
 悪ふざけだと思った。ひょっとして、このままコスチュームプレイに持ち込む気かも。
それも悪くない、と茉理は彼の顔を見上げ、ヒッと小さく悲鳴を上げた。
 ギラギラ輝く瞳。ハァハァと荒い息。
 それは初めて見る直樹の、いや男の顔だった。
 Hするときの直樹も興奮した顔をしていたが、彼はもっと優しい。
「ちょ、ちょっと……」
 唖然と怯えが混じって硬直していると、彼の手が肩に掛かる。
 そして、一気に下げた。ウェイトレスの制服を。
「きゃあああああーっ!」



 肩が露出し、薄い布が裂け、ブラジャーまで外れて胸がぽろんとこぼれる。
それほど大きいというわけではないが形は気に入っていた。
「やだ、何するのよ!」
 無論見られたのは初めてではない。全てを捧げた仲なのだ。だが今の直樹はどこか違う。
 慌てて両手で隠そうとするが、その手首を掴まれる。
「ハァハァ」
 そして荒く息を吐く口が、茉理の口を塞いだ。
「んっ!」
 口いっぱいに広がる生臭さ。
「いやっ!」
 咄嗟に茉理は横を向いて口を離した。
 以前は、直樹とのキスはとても気持ちよかった。甘かった。
 だが今はただただ気持悪いだけ。
 そしてようやく気付いた。
「あ、あんた……だれなのよ」
 声が震えていた。直樹以外の男に押し倒され、キスされ、女の本能が警報を鳴らしている。
「……ふん」
 直樹そっくりの少年―祐介は応えず、茉理の手首を押さえたまま、顔を胸の先端に寄せた。
そこには鮮やかなピンクの蕾が色付いている。
 口を含むと、茉理は「んっ」と眉を寄せた。
「ば、ばかぁ……」
 ちゅっちゅっと赤ん坊のように吸い続けると、「あっ……」と自然に声が漏れ、
だんだん大きく甘くなっていった。
「ばか……やめてってばぁ……!」
 声を荒げるが体に力が入らない。
 祐介はぱくっと大きく口を開いて、形の良い乳房に噛み付いた。
「きゃうっ!」
 切ない疼きから、痛烈な痛みへと変わり、茉理は悲鳴を上げる。
 胸から顔を上げると、乳房にしっかりと歯型が残された。
「ばか……馬鹿ぁ!」
 涙目で、キッと茉理は直樹そっくりの少年を睨み上げた。やっぱりこいつは直樹じゃない。

 茉理は知る由もないが、現在の祐介はマルバスウィルスの影響で凶暴化していた。性欲ボンバーである。
 ここにいるのが保奈美や他の誰かだったとしても襲っていたかもしれない。

 そのギラギラ輝く瞳で、体の下に組み伏せた可愛らしい美少女を見下ろし、
押さえていた手でパンと頬を叩いた。
「きゃっ!」
 2度3度と交互に叩くと、頬が赤く腫れ、鼻血が出た。
「う、うう……」
 頭の芯までジンと痺れ、さすがの茉理も大人しくなる。滲んだ瞳からも涙が出ていた。
「な、なにすんのよぉ……。女の子の顔に……」
 聞く耳など持たず、祐介は短いスカートに手を伸ばす。
「きゃっ」と茉理はスカートを押さえようとするが、手が動かない。殴られたショックで体が萎縮していた。
 なんだかんだで茉理も女の子。暴力沙汰には慣れていない。
 ぺろっとスカートをめくった祐介はその中身の白いパンツを見て、ニターと笑みを浮かべた。
直樹と同じ顔で。



 そしてズボンのチャックを開くと、ぽんと勃起した肉棒が飛び出す。元気いっぱい。
「きゃっ! そんなの見せるなぁ!」
 口だけはやかましく茉理は目をそ逸らす。直樹と同じ形だ、と思いながら。
 そして不意に恐怖に怯えた。
「ま、待って、待ってよ……。まさか……」
 祐介の手がスカートの中のパンツをずらす。晒された割れ目はまだ乾いたまま。
パンツは着せたまま犯るらしい。
「だ、ダメっ! それはダメなんだから!」
 直樹にだけ許した体。他の男に見られるのも嫌なのに……。
「ダメー! 直樹、直樹ーっ! やめて!」
 貞操を奪われる恐怖をようやく実感し、茉理は声を張り上げる。だが空しくカフェテラスに響くだけ。
 両脚を拡げさせ、祐介が腰を進める。勃起した肉棒を槍の様にして。
「イヤ……イヤァ……」
 嫌々と首を振る。鼻血と涙を流しながら。脚に、体に力が入らない。
 もうどうしようもなかった。
「直樹……ごめんね……」
 好きな人が、結ばれた恋人がいるのに貞操を奪われる。それは処女を奪われるよりも苦しいことかもしれない。
 亀頭が、むにっと乾いた肉壁に突き刺さった。

「イヤアアアアアアアーっ!!!」

 茉理の膣の感触に酔いしれ、祐介は前へ前へと進む。
 乾いた肉壁が無惨に押し広げられ、茉理に激痛をもたらしていった。
「ひぎ……ヒギイイイイイーっ!!!」
 初めてのとき以上の激痛に、茉理は背中を仰け反らせて泣いた。
 だがすぐに愛液が奥から溢れ、潤滑油となる。体を守る為の防衛本能で、茉理が感じているわけではない。
 ずぶっ、ずぶっ、と肉棒が肉壷を貫き、先端が奥の丸い穴に触れた。
「あ……アア……」
 体の奥にずっしりと重い衝撃を感じ、茉理の瞳から涙が溢れる。
 直樹以外の男。その男に犯され、ちんこを突っ込まれた。
「やああああーっ! イヤ、イヤイヤイヤーっ! 抜いて、抜いてーっ!」
 茉理の悲鳴を聞きながら、祐介は予想以上の快感に打ち震えていた。
 膣のナカは狭く暖かくそして気持良い。SEXがこんなにも気持いいなんて予想もつかなかった。
「イヤっ! 抜いてったらー!」
 茉理が叫びながら、ぐいっと腰を捻る。だがしっかりと食い込んだ祐介のモノは外れず、膣肉を抉るだけだった。
「くっ……!」
 祐介の脳内を真っ白な電撃が駆け抜け―
 どぴゅっ、と精液が飛び出した。
 挿入からまだそんなに立っていない。童貞ゆえの早漏か。
「ああ……アアア…………」
 膣内に注がれ、熱く満たしていく体液……。それが何なのか悟り、茉理は目の前が真っ暗になった。

「ワアアアアアアアアアアアアーっ!!!」

 精一杯の悲鳴も祐介を悦ばせるだけだった。
 体を曲げてカフェテラス制服姿の茉理をきゅっと固く抱きしめ、腰を振って精を注いでいく。
「やめてっ! 直樹! 直樹ぃぃぃぃーっ!」



 ドクン……ドクン……

 深く熱く膣内を精液で満たすと、祐介はようやくに腰を離した。
 結合部からはぽたぽたと白濁液がこぼれる。
「ふー。ふー」
 腰は離したが、上から茉理を抱きしめたまま祐介は息を整える。茉理の躯はとても柔らかく気持ちよく、いつまでも抱いていたい。
「ああ……ごめんね、ごめんね直樹……ごめん……」
 祐介の体温に包まれながら、茉理はぽたぽたと涙をこぼしながら直樹に謝っていた。
 犯され、貞操を奪われ、射精させられ。申し訳ない気持でいっぱいだった。
 どんな顔をして逢えばいいのだろう。いやのこのこと逢えるのだろうか。
「……終わったんでしょう。どいてよ」
 まだ抱きつく祐介に冷たく言い放つ。最愛の直樹を裏切り、もう何もかもどうでもよくなった。
 と、顔を寄せ、ちゅっとキスしてくる。
「んっ」
 もう嫌がらず、茉理はキスを受け入れた。抵抗する気力も根こそぎ奪われた。
 ちゅっ、ちゅっと何度も口にキスし、吸っていく。
 そして祐介は茉理の腰を掲げ、背中を向けさせて、あぐらをかいた上に座らせる。
「きゃっ。ちょっと、何するのよ」
 後面座位の姿勢になると、祐介は背中から手を伸ばしてきた。晒された乳房、
そしてぐっちょり濡れたパンツの中に。
「ま……また……やだぁ……!」
 いやっと身をよじる茉理を背中から抱きしめ、祐介は揺れるツインテールを体で感じながら、
胸と股間を愛撫していった。
 むにっと柔らかな乳房を揉み、割れ目の指を挿れ、偶然に指先に触れたぷっくり尖ったクリトリスを突付く。
「ひいいいっ!」
 股間の敏感な肉芽を突かれ、茉理は背中を仰け反らせて、祐介に身を預けた。
頭にビリビリと電気が走る。
 ニヤーと笑い、祐介はクリトリスをくりくりと撫で回し、胸を揉み続けた。
「ひいっ! やあああっ! イヤーっ!」
 快感に揺さぶられる脳裏に、大好きな人の顔が浮かぶ。
「直樹……直樹ーっ!」
 ごめんね。ごめんね。彼を想う度、ぽろぽろと涙がこぼれる。
 今の自分を見たら彼はどう思うだろう。軽蔑するだろうか。きっと許してもらえない。
「ごめんね……直樹……。いやっ!」
 胸を揉む手が先端の乳首を摘み、コリコリとしごいていく。そこもすでに膨らんでいた。
「ア……あぅ……」
 腕の中で喘ぎ、泣く茉理に満足し、祐介は彼女を前へと突き倒す。
「きゃっ!?」
 そしてお尻を高く持ち上げると、腰を構えた。一度目の射精で萎えていた肉棒は、
固さと大きさを取り戻している。
「や、やだ……また……」
 揺れるお尻を押さえつけ、またパンツをずらして狙いを定めた。
「いや……二度もなんて……いや……」
 ずん! と背後から重い衝撃が駆け抜けていく。
「ヤメテええええぇぇぇーっ!!!」
 顔を上げた茉理から、悲痛な叫びと涙が飛んで行く。
 その声を聞く者は祐介しかいない。



「やあ! もうイヤーっ! 助けて、助けてよ! 直樹ーっ!」
 揺れる背中とツインテールをじっくり観賞しながら、祐介は深々と突き刺した腰をゆらゆらと揺らし続ける。
 四つん這いにさせられた茉理は、ただ泣き叫びながら、恋人を求める。
「直樹! 直樹ーっ! いやっ! もうやめて! お願いだから助けてーっ!」
 きゅ、きゅ、と膣が締め付けられる。ただでさえ狭い膣がさらに狭くなり、祐介は歯を食い縛った。
「わあああああーっ! こんなの、こんなのイヤあああっ!」
 さっきよりは耐えたが、早くも限界だった。
 頭が真っ白になり、駆け抜ける快感が肉棒から放たれる。
「はあああっ!? アアアアアアアーっ!!」
 今度は 茉理も同時に達した。真っ白になる頭に恋人が浮かぶ。
「直樹ーっ! 許して、ゆるしてえええええぇぇぇーっ!!!」
 固くキツく肉棒を締め上げられ、祐介は遠慮することなく射精していった……。
「アア……あああぁ……」
 膣内に放たれる濃い白濁液を受け、茉理は絶望的な想いで床に崩れ落ちる。
 祐介も腰を離し、自然に結合部も離れた。秘所から流れる精液が太股まで濡らす。
「ふー」
「うう、うううう……」
 すっかり満足して爽やかに息を吐く祐介と、ただ泣き崩れる茉理。
 祐介は腰のモノをしまうと、汗の流れる爽やかな表情でカフェテラスを出て行った。
満足したのか、それとも新たな獲物を求めて行ったのか。
「うう……」
 強姦者が去った後も、茉理はしばらく泣いていた。ずっとずっと泣いていた。

 どれだけ泣いただろう。
 立ち上がり、自分の体を見下ろす。
 酷い有り様だった。胸は破かれ、股間はびっしょりと濡れている。
 見えないが、顔は泣き腫らし、鼻血は固まってもう出ないが後が残っているだろう。
殴られた頬も赤くなったままだ。
 誤魔化せるだろうか。茉理はふとそう思った。
 幸い誰も見ていない。学校の制服に着替えて、すぐに帰れば怪しまれないかもしれなかった。
顔は転んで汚したことにしよう。
 うん、そうだ。穢された身を抱きしめ、茉理は泣きながら想った。
「直樹……」
 彼には知られたくない。嫌われたくない。
 だから今日の事は秘密にしよう。誰にも話さないようにしよう。
 墓場まで持っていく自分だけの秘密。
 そう決めて、茉理は更衣室に向かった。

 幸い、今日の事が周囲にバレることは無かった。
 渋垣茉理が未知の病気に掛かったのはこの後のことである。
 そして……