4-352 名前: はにはに 結先生陵辱SS [sage] 投稿日: 2006/11/04(土) 16:30:50 ID:UqaQQsKO

くちゅ、くちゅ、と淫らな音が図書館の片隅に響く。
 本棚に隠れるように、抱き合い、唇を重ねる男女が一組。
 少年はこの蓮美台学園の制服を着ている。腰を屈めてキスしてるのは小さな女の子。
いや女の子という呼び方には語弊が有る。
 彼女はれっきとしたこの蓮美台学園の教師。
 例え背がちっちゃくて幼顔でどう見ても童女にしか見えなくても。
こうして物陰に隠れてキスしていると、少年に連れ込まれて悪戯されている幼女のようにも見えてしまう。
 いやだから幼女じゃない。れっきとした大人。うん大人ー。
「んっ……」
 長い長い接吻を終えて、口を離すと、二人の間を唾液が結ぶ。頬を染めた顔は、幼顔なりに色気を感じさせた。
幼女愛好家がとても喜びそうな顔。
「久住くん……」
 そっと相手の名を呼び、まだ物足りなさそうに爪先立ちで口を尖らせる。
 身長差がかなりあるので、爪先立ちになってもまだ全然届かない。
 久住直樹はまた背を丸めて、子供のような教師―野乃原結に唇を重ねた。

 晴れて結ばれ、恋人同士となった直樹と結。だが二人が生徒と先生である事に変わりはない。
 学校では普通の生徒と先生でいようと決めたのだが、どうにも我慢できないときがある。
 そんな時はこうしてひっそりと逢引を行っていた。

 ちゅ、ちゅっ、と口を何度も重ね、直樹は恋人の胸に手を伸ばしていく。子供のような平坦の胸に。
「……ダメっ!」
と結は咄嗟に離れ、赤い顔で胸を抑えた。
「こ、これ以上は……学校が終わったら、その、ゆっくりと、ね……」
 赤い顔でぽつぽつと呟く子供のような先生に、直樹は思わず「可愛いなー」とニヤニヤ笑ってしまった。
「そ、それじゃ……私、先に行くね」
「ああ……」
 ちゅ、とほっぺたにキスしてもらい、結はニコニコ笑顔で駆け出して行った。
 今は放課後。授業は終わっても何かと仕事はある。
 見送った直樹はやれやれと股間を掻いた。
 中途半端にキスだけしたせいか、下半身がどうにもムラムラしてしまう。
抜かないとどうにも鎮まりそうもなかった。

 仕方ない。とりあえずキャベツで抜こう。

 そう決めて、直樹も図書館から出て行った。すでに結先生の姿は無かった。

「うふふ〜」
 子供のような顔に子供のような笑顔を浮かべ、結先生はご機嫌で歩いていた。
「先生」
「えへへ〜」
 まるでスキップでもしそうな上機嫌の結先生。さっきのキスの余韻をまだ味わっているのだ。
「野乃原先生」
「あは〜」
 にこにこ笑顔でふらふら歩く結先生。周囲の光景も声も入っていない。
「プリン食べませんか」
「プリン!?」
 はっと振り向くと、困った表情の男子学生がいた。



「よかった……気付いてくれて」
 見た事のない顔だが、久住くんと同じ蓮美台学園の制服を着ている。
「ご、ごめんなさい……。ぼんやりしちゃって」
 幸せの絶頂ともいう。
「いえ……。実は先生にお願いがあって」
「なに?」
 嫌な顔どころか、とびっきりの明るい笑顔で結先生は男子生徒を見上げる。
「プリンを食べてもらえませんか」
 そんなお願いなら大歓迎だ。この学院で結先生がプリン好きと知らない者はいない。
「えっ、いいの?」
「はい」
 男子生徒は小脇に抱えたクーラーボックスをポンと叩いて、
「俺、イタリア料理店でバイトしてて。そこでデザ−トにプリン出す事になったんですけど、
ぜひ先生に試食してもらいたくて。あ、迷惑なら断ってもらっても結構です」
「ううん。ぜひ喜んで」
 にや〜と笑った口からは涎が出そうな勢いだった。直樹と付き合いだしてからというもの、
結先生は以前よりもさらに無邪気に明るく、表情豊かになっていた。
「そうですか。よかった。それじゃ今からカフェテラスでいいですか」
「はい。いいですよ」
 男子生徒の後に付いて行きながら、結は斜めから彼の顔を見上げ、そして訊ねる。
「あの。ごめんなさい。あなたのお名前は? 先生、まだお名前知らなくって」
 生徒はにっこりと笑顔を斜め下の結先生に向け、
「朝霧達哉。よろしく」

 そして連れ添って歩く二人はカフェテラスへ。
 いつもはにぎわっているカフェテラスだが、今はやけに閑散としていた。
「うわ〜」
 達哉がテーブルに置いたプリンを見上げ、ちょこんと座った結は驚きの声を上げる。
「大きい〜」
 そしてすぐに歓声に変わった。見上げる目はハートマーク。
 皿に載せられたプリンは小さなバケツをひっくり返したような大きさだった。
「すみません、作りすぎちゃったもので。残しても結構ですよ」
 そんなもったいない事をするつもりは毛頭ない。
「いただきまーす」
 ぷにっとスプーンですくって一口食べると、きゅーと顔が赤くなる。
 そして椅子から地に届かずぶら下がった脚をブラブラさせて、
「おいし〜」
 どう見ても子供にしか見えないその無邪気な仕草に、達哉はついつい苦笑してしまう。
「美味しいですか?」
「うん。とっても」
 そしてパクパクと口に入れては、ブラブラと脚を前後に揺らした。
 そんな結先生を、達哉はニコニコと見下ろす。

 微笑ましい、幼女とお兄さんのような生徒と先生の風景。

 ぱくぱく

 そのちっちゃい体のどこにそんなに入るのか。
 結先生はでっかいプリンを残さず全て食べちゃいました。かわいい。



「ごちそうさま……。う〜ん……」
 おやおや?
 大きくなったお腹を抱えて、結先生は頭をフラフラさせてますよ。
「野乃原先生?」
 心配そうに声を掛けた達哉の肩に、ぽとんと頭を預ける。その目は半開きでとても眠たそう。
「はは、食いすぎたんですか? 保健室行きましょうか」
 プリンお皿をしまうと、達哉は眠たそうにフラフラしてる結の手を引いて、歩いていく。
「……むにゃ……ごめんね〜」
 ふらふらの千鳥足で、手を引っ張られるまま結先生は達哉に連れて行かれた。

「なんか……我ながら幼女誘拐してるみたいだ」

 そしてカフェテラスを出て、二人は保健室とは反対方向に歩いていく。
 その後、学園で結先生の姿を見た者はいない。

「うぅん……。もう食べきれないよ〜。プリンいっぱい〜」
 むにゃむにゃと口からはよだれ。
 可愛い顔が台無しでふきふきと拭いてあげます。
「久住く〜ん……赤ちゃんできちゃうよぉ……えへへぇ……」
 どんな夢を見てるのか……。

「プリン食べますか?」

 寝ている耳元でそっと囁くと、
「プリン!?」
 ぱっと飛び起きた。
「はは。本当にプリン好きなんですね」
「……誰だすか?」
 きょとんとして訊ねる。目の前の男子学生に。
「ええと、確か……朝霧達哉ですよ」
 いかにも偽名臭い。
「ここは……」
 そして結は自分がベッドに寝かされているのに気付いた。
 見知らぬ部屋の見知らぬ天井。
 殺風景な部屋には、ベッドが一つしかない。
 そしているのはベッドに寝ている自分と、達哉と名乗った生徒がベッドに腰掛けているのみ。
 ベッドに寝かされ、すぐ側に年頃の少年がいるという状況に、結は我知らず緊張した。
以前ならそんな事は無かっただろう。だが彼女は今、久住直樹の恋人だ。
男女の営みというものも身を以って知っている。
「あ、あの……。ここは?」
「先生がプリン食べて眠くなっちゃったので連れて来たんですよ」
 それで思い出した。
 プリンをご馳走してもらって……それから先は思い出せない。ただプリンがすっごく美味しかったのは憶えてる。
「そうなんだ……。ありがとう」
 ベッドから降りようとすると、不意に達哉がその小さな両肩を掴んだ。
 そしてそのままベッドに押し倒す。
「きゃあっ!?」
 視界が目まぐるしく回転し、結は目を回した。グルグルー。
 そして上からじっと見下ろしながら、達哉が言う。
「先生。実はもう一つお願いがあるんです」
「な、何?」



 ベッドに押し付けられ、結の語尾は微かにだが震えていた。
 どうしてもこの状況は考えさせられてしまう。

 貞操の危機を。

(久住くん……)
 ふと恋人の顔が浮かんだ。
「先生に作ってほしいものがあるんです。いや、ほとんど完成してるんですけど、
最後の仕上げを頼みたくて」
 肩を押し付けベッドに押し倒した姿勢で、達哉が続ける。
「何?」
 また同じ言葉を繰り返す。今度は最後まで震えなかった。
「時空転移装置」
 あっさりと口に出す達哉に、結はきょとんとした表情をする。顔に似合った可愛い表情。
年相応かは別。
「え、ええと……。何なのかな、それ」
「誤魔化さなくていいですよ。俺も未来の人間ですから」
 またあっさりと告げる達哉を、結はじっと見上げた。小さな顔の大きな瞳で。
「あなたのような人がいるなんて……聞いていません」
「うん。言ってないから」
「あなた何者なんですか?」
「言ったでしょ。未来の人間だって。自分達で作った時空転移装置でここまで来たけど、
どうにも不安定でね。
本当はもう少し過去に行きたいんですよ。それで野乃原先生に強力してもらいたくて」
「……何が目的なんですか?」
 過去に行きたいなど、ろくな目的でないに決まってる。自分達がやっておきながら何だが。
「せっかくばら撒いたウィルスの抗体を作っちゃった人たちがいるんですよ。
 それで過去まで戻って潰しておきたくて」
「!?」
 どくん、と心音が高鳴る。
 ばら撒いた? ウィルスを?
「あなた……何者なんですか?」
 また同じ質問。
 達哉の顔に冷淡な笑みが浮かぶ。
「秘密結社『マルバス』のエージェント。簡単に言うと、ウィルスで人類を死滅させようという作戦の実行中です」
「それって……」
 しばらく言葉が出なかった。
 マルバス。古の伝承に出てくる悪魔。そして未来においては人類を滅亡の淵にまで追い詰めた悪魔のウィルスの名称。
 だがそのウィルス問題もほとんど片付いた。未来は救われたのだ。
 だからこうして自分はこの時代に戻ってきた。久住直樹の恋人として生きる為に。
「なんで……そんなことを……」
 呆然と呟く。彼女は、未来においてマルバスがいかなる災厄をもたらしたかよく知っている。
「新しい世界。そんなところかな」
 上から見下ろす達哉が、顔を降ろして近付けてくる。
「先生も仲間になりません? 今ならプリンおまけしますよ」
 ぷい、と結は顔を背けた。
「それじゃあ……ウィルスを作ったのはあなたたちなんですね」



「はい」
 それで合点が言った。
 ウィルスがあっという間に広まった理由。
 どんな感染力の強いウィルスでも地球の裏側にまでは自然に飛んでいかない。
 自然発生したウィルスが地球全土に広がるには、長い年月が必要なのだ。
 どんな凶悪なウィルスでも隔離してそれ以上感染しないようにすれば、人類が滅亡まで追い詰められる事はない。
 だが未来においてマルバスは全世界に拡大した。止める間もなく。
 全て人為的に行われたとすれば合理的に説明がつく。

「あなたたちには協力できません」
 背けた目に、結にしては珍しく怒気を込めて、きっぱりと言い放つ。
「うーん。残念だな」
 肩に置いていた手が、結の顎を掴む。片手で簡単に前を向かせた。
 そして小さな口にちゅっと口を重ねる。
「んっ!?」

 さっき直樹にしてもらったときは蕩けるような甘いキス。だが今はただただ気持悪いだけ。

「んーっ!?」
 大きく開いた目から涙がこぼれた。
 口を離し、達哉は冷徹に言い放つ。
「美味しいよ先生の唇。
 協力しない場合は、犯して改造する。ロボットに」
「え!?」
 涙の流れる頬がびくっと震える。
「選んで。
 大人しく協力するか。一日三食プリン付き。
 それとも、徹底的に犯されて、改造されるか」
「そんな……」
 どっちも選べるわけがない。

「久住くん……」

 声に出して恋人を求めてしまう。だが彼は来ない。
 そもそもここがどこだかも分からないのだ。
 ちなみにここは秘密結社マルバスの秘密基地。秘密結社には秘密基地が付き物。
どんな時代でも変わらないものもある。
 愛も友情も人の業の深さも。

「……私は、あなたたちには、協力できません」
 下から目をしっかり見据え、はっきりと野乃原結は告げる。

 例えこの身が蹂躙されようと―
 久住くんに2度と会えないとしても―

「分かった」
 達哉の手が胸元の白いリボンに掛かる。そしてしゅるっと解いた。
「くっ……」
 身を固くして、結先生は小さな身体を小さく震わせた。
「気が変わったらいつでも言ってくださいよ」
 リボンを解いた手がブラウスにかかる。
「犯す」



 びりっ……

「きゃっ!?」
 力任せに胸元が横に引き裂かれ、ボタンが飛び散る。白い下着まで一緒に破かれ、
ぺったんこの胸が晒された。
 本当にぺったんこの、小さな身体に似合ったAAカップ。でも大人。
 奇跡の平坦胸に、達哉はなんだかジーンと感激してしまった。ビバ子供先生。
「いやっ!」
 咄嗟に胸を隠そうとする、両手はすかさず押さえつけられる。
 そして達哉は顔を胸に埋めて(埋めるほどないが)、ぺろっと先端の鮮やかな桃色を舐めた。
「ひゃうっ!?」
 瞬間、結の小さな体が電気に打たれたかのように震動する。
「や、やだぁ」
 涙目で脚をじたばたさせるが、上に乗った達哉のお腹をぽんぽん叩くだけでビクともしない。
ちなみに靴はちゃんと脱がしてます。
「んっ」
 舌に触れた乳首は、まるでサクランボのような甘くて美味で。ちゅっちゅっ、と口を付けて舐め、味わっていった。
「やだ……んふぅ……」
 ビンビンと平坦な胸の先端が痺れ、早くも結は紅い顔で熱く甘い息を吐く。
 どんなに子供に見えても彼女は大人だ。経験も。
「あっ……アッ……」
 ちゅっ、と乳首を舐められ、キスされる度、胸から甘い疼きが奥まで突き抜けていく。
 顔を上げ、達哉はにっと見下ろした。
「意外に敏感ですね……。誰かに開発されました?」
 ぷいっと横を向いた頬は真っ赤で。くすっと笑って達哉はほっぺたにキスした。
「やめてください……。こんなこと」
「やめませんよ。やめてほしかったら、俺たちに協力してください」
「……」
 出来るわけがない。

(久住くん……)

 彼の事を想うと、胸がしめつけられ、涙が溢れる。横を向いた瞳から涙が一筋流れた。
「アッ……」
 また乳首をしゃぶられ、結はベッドの上少年の下でビクッと小刻みに震える。
(ごめんね……。久住くん……)
 もう逢えないかもしれない。そう思うと、無性に胸が苦しくなり、ジンジンと痺れるような疼きとない交ぜになって結を責め立てた。
「はぁ……」
 熱い吐息に達哉はドキッとしてしまう。何と色っぽい声だろう。
 見た目は子供だが、中身は大人。そのギャップに達哉は大いに満足した。
「ほら。乳首勃ってますよ」
 くちゅくちゅと舌で包んで舐めると、その中の乳首がぷっくらと膨らんでいた。
 平坦な胸にピンクの乳首だけがそそり立つ。
「いやぁ……久住くん……」
 小さな声で呟いた名前を達哉は見逃さない。
「ふーん。そいつが先生を女にしたイイ人なんだ」
 ガリッ、と尖った乳首を甘噛みすると、ビリリッとより大きな電撃が流れた。



「ひゃうっ!?」
 ベッドの上で腰が微かに浮かび、達哉のお腹に当たる。
「ひゃ……アアっ……」
 ぱくぱくと開いた口は空気を求めるように開閉する。
 ここぞとばかり、達哉は乳首をぺちょぺちょと舌の回転を早めて舐め、押さえていた手でもう片方の乳首をきゅっと掴む。
「あ……アンっ……ダメ……」
 自由になった手を口に当て、結は切ない声で喘いだ。子供のような外見に不似合いな艶の有る声。
 脚がもじもじして擦り合わされる。その緊張を達哉は直に感じていた。
「……アぁ……んぅ……だめ、こんなのダメなのにぃ……」
 うんうんと息を吐きながら、イヤイヤと首を振る。長い髪が舞った。
 指で摘んだ乳首はコリコリしてて。固い芯をしっかりと感じながら、すりあげていく。
ちゅっちゅっと口で吸うのも忘れない。赤ん坊のように平坦な胸にすがりつて吸い続ける。
「だめ……なんか、きちゃう……アッ……」
 そして指でピンと弾き、口に含んだ乳首もちゅーと強く吸った。

「アッ……アアアーッ!」

 ビクン! と全身が極限まで緊張するのが伝わってきた。
 背筋が仰け反り、お腹が当たる。
「……アア……はあああーっ……!」
 そして脱力した結はベッドに沈んでいった。
「はぁはぁ……ア……」
 口を離し、達哉は乱れた長い髪をさらさらと撫で、熱い息を整える結に語った。
「イッちゃったんだ。乳首だけで。先生、敏感だね」
「やだ……言わないでぇ……」
 絶頂の余韻に浸りながら、涙目で結は訴える。これ以上、辱めないでと。
「お願い……。もうこんな事やめてください」
「まだまだこれからが本番だよ。先生が協力してくれるまで」
 彼女の横になって火照って熱くなった小さな肢体を横抱きにする。
「きゃっ……」
 小さいがしっかりと柔らかいぷにぷにの体。晒された胸は本当に平坦で、でも中身は大人。
乱れたさらさらの長い栗色の髪を撫で、戻してやりながら鼻を埋める。とっても甘い香りがした。
「うわぁ……。先生良い匂いだ」
「やだぁ……」
 見知らぬ少年に抱かれ、匂いを嗅がれ、結はその胸に涙をこぼした。よしよしとその頭を達哉は撫でてやる。
「先生。処女?」
「……何言うんですか」
「はは、ごめん。さっき言ってた『久住くん』が初めて?」
「……」
「恥ずかしがらなくてもいいですよ。先生の年齢なら体験済みが普通ですから」
 しかし見た目が子供なので、どうしても犯罪みたいに思えてしまう。
「いいなぁ、そいつ。先生、初めてってどんな気持でした」
「……教えてあげません」

(久住くん……)

 彼の事がまた頭に浮かび、胸が苦しくなる。罪悪感で。無理矢理とはいえ他の男に抱かれるのは、彼への裏切りのように思えてしまった。



 少年の腕の中で野乃原結は知った。
 処女を奪われるよりも、好きな人と結ばれた後でその人以外に犯されるほうがよっぽど残酷だと。
 以前のようなロボットのままだっらよかったのに、とつい考えてしまう。
 そうだったら、体の痛みは感じても、心は痛まなかったかもしれないのに。
 でも、と思う。
 それは人間にしてくれた久住くんを裏切る事。彼の想い、思い出が私を人間にしてくれた。
 だからもうロボットにはならないと思っていたのに。
 現実はこすいて身を穢され、ロボットにされようとしている。

「ううう……」
 溢れる涙が達哉の胸をいっぱいにする。
 髪をさらさらと撫でていた達哉はくすっと苦笑した。
「本当に可愛いな野乃原先生」
 ちゅっ、とおでこにキスしてみる。

 可愛くて小さくて、お人形のような結。このまま犯し、嬲り、蹂躙し、本当の人形にしてしまいたい。
 むくむくと嗜虐心が持ち上がり、達哉は抱きしめていた結を離した。
そしてベッドの上に立ち上がり、カチャカチャとベルトを外してズボンとポンツを一緒に脱ぐ。
「きゃあっ!?」
 つい目を背けて結はベッドに顔を隠す。
 少年の股間からは隆々と勃起したイチモツが天を突いていた。
 さらにするすると衣擦れの音がしてシャツも脱ぐ。わざとゆっくりと脱いで、
達哉はベッドの上で震える結を愉しげに見ていた。
 男から先に脱ぐのは女性に与えるショックはとても大きい。これから犯されるということを、強く実感させるのだ。
「さあ野乃原先生。ここからが本番だよ」
「やめて……やめてください……。助けて……」
 とうとう助けを求めてしまう。
「助けなんて来ませんよ」
 上から裸で覆い被さり、丸まった小さな体を覆う。
「イヤ……イヤァ……」
 男の生臭い体臭に包まれ、結はきゅっと身を固くする。
久住くんに抱かれたときのようなドキドキは全く感じない。
「ああ……いい感じだ」
 さらさらの服の下から感じる柔らかな肉の感触。どんなに固くしてもしっかりと柔らかい。
直に伝わる緊張もまた微笑ましかった。
「やだぁ……久住くん……」
 涙の流れる紅いほっぺたにキス。びくっと閉じた目元が震えた。
「久住くん……久住くん……久住くん……」
 彼との思い出が甦る。彼に抱かれたときはとても幸せだった。気持ちよかった。
でも今はただただ怖くて気持悪いだけ。
「助けてぇ……」
 恋人を呼ぶ結先生を、達哉はにっこり笑いながら抱きしめていた。ちょっとしつが羨ましい。
 ほっぺたの次は耳にちゅっとキス。すでに赤くなってる耳たぶをぱくっと噛む。弱く甘く。
「ひゃうっ」
 ちゅくちゅくと耳を舐められ、その気色悪さに結は胸が凍える想いだった。
「やだ……きたない」
 そのまま首筋を伝って、小さな白い首に強く唇を押し付ける。



 ちゅー
 口を離すと、しっかりとキスマ−クが刻まれていた。自分のモノにした証のように。
 そして胸を通り過ぎ、達哉は足下まで顔を移す。
 長いスカートをぴらっと捲ると、「きゃっ」と悲鳴を上げて、結はスカートを手で押さえて、
きゅっと脚を閉じた。
「駄目ですよ、先生」
 達哉はスカートに切れ端を掴み―
 ビリリッと力を入れて引き裂く。
「きゃー!」
 絹を裂く音と、絹を裂いたような悲鳴が同時に聞こえた。
 ビリビリと長いスカートの前が引き裂かれ、白い小さな脚が晒される。破れたスカートがかえって扇情的だった。
 そして股間を覆う白いパンツ。
 ぐにっと指で股間を突付くと、しっとりと濡れていた。
「うんっ……!」
 指で大事な部分を突かれ、結はきゅっと眉を曲げた。
「濡れてますね、先生」
 濡れたパンツからツンと甘酸っぱい香りがする。雌の匂い。
 やはり、どんなに子供に見えても結はしっかりと大人だ。
「さあ。ぬぎぬぎしましょうね」
 パンツに手を掛けると、「ダメッ」と結も手で掴む。だが力比べで達哉に勝てるわけもなかった。
 白い布がぎゅーと引っ張られて伸びて、真っ赤な顔で結はパンツを掴む。
「うーん」
 するとパンツごと結の体が下がった。
 達哉はパンツを引っ張りながら、顔だけ上げて、彼女の口に接吻する。
「んっ!?」
 不意打ちのキス。ふっと力が緩み、パンツはするっと下げられた。閉じた脚も緩み、するすると白い布が脱がされる。
「取ったー」
と掲げたパンツに結はぶらぶら手を差し出した。
「やー。返してー」
「返しません」
とベッドの脇、自分の畳んだ服の上にパンツを正確に投げ捨てる。
「ふふふ。先生のここ、やっぱり毛も生えてないや」
「うう〜」
 丸見えになったそこは綺麗なピンクのたて筋で。
 たて筋ファイヤー!
「やだぁ」
 結は咄嗟に手で隠し、脚もきゅっと閉ざす。
「駄目ですよ、先生。隠しちゃ」
 左手を顔の横に付いた達哉は、右手を振り上げ、
「痛い目に遭いますから」
 お腹に拳を叩き込んだ。
「……!?」
 結の小さな体がベッドにのめり込み、くの字に曲がる。叩き込まれた拳は、
柔らかなお腹に深くのめり込み、肺から空気を追い出した。
「かはっ……」
 一瞬、視界が真っ暗になり、そして空気を求めて口がぱくぱく動く。
 その間に、達哉は力の無くなった脚を開かせ、手をどかして、股間に顔を埋めた。
小さな小さな肉の割れ目に。そこはもうしっかりと濡れている。
「はぁはぁ……。ひゃうっ!?」
 息を整え、痛みに悶える結を、下半身からの官能が襲う。



 股間に顔を埋めた達哉が、べちゃっと舌を走らせ、舐め、、しゃぶる。
 結のピンクの割れ目はとても甘く、中からの愛液も甘酸っぱく美味しかった。
「ひゃ……アっ、ダメェ……」
 達哉の髪を掴み、結は切ない声で懇願する。だがぺちゃぺちゃとしゃぶる舌は早くなるだけだった。
 きゅっと甘い疼きが、官能が割れ目から溢れ出し背筋を駆け上り、脳天まで蕩けさせる。
「ア……あああっ」
 自然に腰が浮かび、奥からさらに蜜が溢れ、じゅーと達哉は味わった。
「はうっ! はうっ! はうっ!」
 もう耐えられなかった。
 あられもない喘ぎを漏らし、結はガクンガクンと背中を揺らせ、ベッドの上で飛び跳ねる。
 ちゅーと秘所に吸い付く達哉は舌を丸めて突付き、肉芽に触れた。
「ひゃううっ!」
 結の腰がさらに浮かび、達哉も一緒に顔を上げる。
 感度の良さはやはり子供とは違う事を示していた。
「ひゃああっ……アアアっ……」
 秘肉を舌が這い回り、ヒダが捲られ、肉芽が突付かれる。
「はあっ! はうっ! ……うううぅん、ダメー!」
 その度に、結の浮かした腰がゆらゆらと揺れ、達哉の顔に震動と官能を伝えた。
「ダメー!」
 掴んだ達哉の髪をぎゅっと掴む。背筋が仰け反った。

「イヤアアアアアアアーっ!!!」


(ごめんね。久住くん)

 真っ白になる頭に恋人が浮かぶ。そして消えていった。

 達哉の口にごぼっと大量の愛液が溢れる。口を離さず、蜜をそのまま飲み込んでいった。
「ああ……はああぁ……」
 気をやった結はガクッとベッドに沈み込み、絶頂の余韻に浸っていた。髪を掴んでいた手も投げ出される。
「うう……。ごめんね、ごめんね久住くん……」
 他の男に犯されているのに感じてしまう。
 そんな自分の体が恨めしかった。小さいがやはり結は大人である。

 その頃の直樹。
「はあ……。やっぱりキャベツはいいなぁ」
 キャベツで抜いていた。以上、彼の出番終わり。

「ぷはっ」
 顔を上げた達哉の口は愛液でテラテラと濡れている。
「んー。美味しいよ」
 すっかり結のラブジュースに満足したようだ。
「それじゃ、今度は先生に俺のをくれてあげる」
 股間の分身はビンビンに勃起している。
 脚を拡げられ、そそり立つ肉棒が迫っても、結はぼんやりと上を向いたままだった。
「ああ……久住くん」
 流れる涙がベッドに染みこんで行く。
「久住くん……久住くん……久住くん!」



 小さな割れ目に、ゆっくっりと肉棒の先端が近付いていった。その割れ目はうっすらと開き、
膣内は蠢いている。
「いや……久住くん、助けて……。助けてぇーっ!」
 ぷにっと赤い亀頭が小さな肉の割れ目に到達し、簡単に先端が埋没する。
「くっ……」
「いやっ……ああああっ……」
 何の抵抗もなく女陰が男根を飲み込む。子供のように小さいというのに、そこだけはしっかりと柔らかかった。
 すでに経験済みで何度も交わり、ほぐされたのだろう。達哉は開発してくれた恋人に感謝していた。
 小さな子供とやる場合、どんなに優しくしてもどうしても痛がる。だが結先生は見た目は子供でも経験済みの大人。
じっくりと愉しむことが出来る。
 最高の素材に巡り合った料理人のように、これからどう料理するかが愉しみになってきた。
 まずはいきり立つ分身を挿入して一発抜こう。
 小さいが柔らかい膣肉を突き進み、達哉のモノがしっかりと結先生に収まってゆく。

「わあああああああああああああああーっ!!!」

 絶叫が鳴り響いた。
 膣内はもう熱く湿り、ぎゅっぎゅっと男根をきつく優しく締め付ける。
「いやぁ……。抜いて、お願いだから抜いてぇ……」
 結も痛みは無い。ただふわふわ浮くような快感が膣からジンジンと漏れ出ていた。
だがその快感が恐怖をもたらす。久住くん以外の男に抱かれて感じる。
それはとてつもなき恐怖となって結の胸を締め付けた。
「イヤ……イヤぁ……。抜いてぇ……。久住くんごめんなさい……」
「ああ……先生のナカ、とっても気持いいよ」
 我慢しきれずに、腰をゆらゆらと揺らす。蕩けた膣肉が抉られ、
「ひぐうっ!」と泣いて結は腰を掲げた。痛みではなく快楽で。
「くっ……」
 達哉もまた歯を食い縛って快楽に耐えた。油断すると射精してしまいそうだ。
さっきから我慢に我慢を重ねて、達哉の分身は爆発寸前だった。
だがこちらは何とか我慢する。まだだ。もっともっと愉しんでからだ。
「ああ……ごめんなさい、ごめんなさい……。ひぐうっ、ごめんなさい……」
 喘ぎ、泣きながら何度も結先生は謝る。恋人に向かって。
 犯されて、よがり、感じてしまう。とてつもない罪悪感にいっそ狂ってしまいたかった。
「アっ……あう……ごめんなさい……」
 ゆらゆらと腰が疲れる度、快感が背筋を伝わり震わせる。
 いつの間にか、小さな脚がピンと天井に向けられ、腰に合わせてゆらゆらと揺れていた。
手は固くシーツを掴んでいる。
「う、うう……。はあぁ……」
と、結は顔を仰け反らせ、熱い吐息を吐く。
 途端、膣がきゅーと最大限に絞められ、膣内で男根が圧縮された。
「くうっ……!」
 さすがに耐えられなかった。
 どくっ、と我慢していた精が放たれる。
「あ……アア……だめ、ナカはダメーっ!!!」
 止めようと思ってももう止められない。
 ぐっと腰に力を入れ、次々と精を奥に奥にと注いでいった。
「だめ……ダメダメダメ、だめええええ〜!!」



 熱い精液の感触に、結の頭も真っ白に包まれ、そして久住くんの顔が浮かび消えていった。
「イイヤアアアアアアアアアアーっ!!!」
 その両足が達哉の腰に挟みつき、しっかりと締め付ける。
「アアっ! あうううぅ! いや、イヤなのにーっ!!」
「はあ〜……」
 出すだけ出した達哉は、成し遂げた爽快感に満ちていた。
 こんなに気持良いとは思わなかった。開発された子供みたいな先生を陵辱するのが。
「う、うう……」
 繋がったまま、がくっと結いは脱力する。脚もベッドに沈み込んでいた。
「酷いです……ナカに出すなんて……」
「大丈夫。先生はこれから改造されるんだから。ロボットに」
「嫌っ!」
 もう自分はロボットには戻らない。久住くんがいるから」
「嫌って言っても駄目だよ。先生が決めたんだから」
 胸の下の頭をよしよしと撫でてやる。そうしたら、射精を終えたばかりの分身に、
力が戻るのを感じた。
「よいしょっ」と小さな体を持ち上げ、ベッドの上にあぐらをかいて座り、膝の上に繋がったままの結を座らせる。
「きゃっ! はぐうっ!」
 正面座位の姿勢になり、結は自身の体重で達哉の男根に下から貫かれていた。
 そうして達哉は結をしっかり抱きしめて、上から栗色の頭に何度もキスする。
「イヤ……イヤァ……」
 こぼれる涙が達哉の胸を濡らす。
「もっと愉しませてもらいますよ」
「イヤ……久住くん……助けて……。もうやめて……やめて……」
 下から腰を突き上げ、再び勃起した男根が秘肉を抉っていく。
「俺が飽きるまでな」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアーっ!」

 宴は始まったばかりだ。

「やめて……もうやめて、お願いだからやめてーっ!」
 正面から抱き合い、達哉の背中に回した手でしっかりと掴み、結は喘ぎながら懇願する。
「イヤ! もうイヤー! 久住くん、助けて久住くん!」
 ずりっ、と下からの突き上げがゆらゆらと小さな体を揺らし、刺激を与えていく。
「アア……アアアーっ! 久住くん、久住くーん!」
 他の男の名を叫ぶ結の頭を顎に乗せ、達哉は上と下からの震動を愉しむ。
 そして男根はもう限界だった。

 どこんっ、と熱い精液が子宮目掛けて注がれてゆく。

「やめてー! ナカは、ナカだけはもうヤメテえええええええええーっ!」
 背中に回った結の手が爪を立て、血が滲み出る。その痛みすら心地良かった。
「はぁはぁ……」
 息を整え、また先生をベッドに押し倒す。
 そして休む間もなくピストン運動を開始した。
「ひいいっ! イヤアアっ!」
 まだまだ元気な声で結は泣き叫ぶ。それが達哉を悦ばせるだけだと知ってか知らずか。
「さあ。まだまだですよ」
 飽きるまで、蹂躙し、嬲り続ける。そう決めたから。



 もう何度目の射精と絶頂だろう。
「ア……アァ……」
 完全に裸に剥かれた結は全身を精液に染められていた。
 とても一人で射精した量とは思えない。
「……ああぁ……ヤァ……」
 虚ろな瞳にも精液が掛かり、もう涙も涸れ果てていた。
「……あう……うぅ……」
 ぶつぶつと呻き続ける口からも、精液がごぼっとこぼれている。
 もう久住の名を呼ぶことも無かった。
「ふー」
 さすがにこれ以上はもう出ない。
 さっぱりした表情でよろめきながらも、達哉は学生服を着込んでいった。
 そして白濁液に沈んだ結を抱え上げる。
 まるで人形のように壊れた結。このまま改造するのも惜しい気がするが仕方ない。
「さ、先生。改造しますよ」
 そして隣にある手術室の台に寝かせる。様々な機械がサポートするので改造手術を施工するのは達哉一人。
「ではこれより、野乃原結の改造手術を行う」
 まずは電動ドリルで、ぎゅいーんと頭部に穴を開ける。ドリルドリル。

 ぎゅいーん
 ぎゅいーん
 ぎゅいーん
 ぎゅいーん
 ぎゅいいーん!

 そして―
 野乃原結はガンタンクに改造された。

(おしまい)