4-344 名前: 偽・静寂の淫夢 ミア&麻衣編 [sage] 投稿日: 2006/11/04(土) 12:36:49 ID:s9pccUfg

「あれだけ求めあえるのだから、幸せなことよ」
 月の姫と地球人の男の派手で激しい肉交をいつものように観察してから、フィアッカは麻衣の部屋へ。
 眠っている麻衣の首に打ち込んでから、麻衣を連れ出して屋根裏部屋へ向かう。
 そこにはミアが、既にフィアッカの意のままの状態で待機していた。
「よしよし。いい子たち、服を脱げ」
 並んで立って、いそいそと服を脱ぎだす少女2人。下着まで脱いで丸裸になる。
 まだ幼さを残す女体が左右に並んだ。
「そうだ。この体だ」
 男ならまずフィーナの極上の女体を選ぶだろうが、フィアッカにとっては、少女になりたてというこの体のほうが望ましい。
「まずは、2人でやれ」
 右に、左に、体をまわして向かい合う月人メイドと地球人少女。
「はむ」「はぁ……んん」
 幼女からようやく少女へ成長したメイドが、進んで絡んでいく。
 地球人の少女もメイド少女の唇を受けて、はむはむと甘噛みするように積極的に応える。
 麻衣はミアを、ミアは麻衣を、それぞれ友達と思っている。
 フィアッカは、友達と「遊ぶ」「じゃれる」という命令を下している。
 それがたまたま淫らなだけ。ミアも麻衣も心から、その淫戯を楽しんでいる。
 麻衣には、深層心理のさらに下で達哉の存在を蠢かせている。
 達哉を求める心が滾ることで、相手はミアとわかっていながら激しい愛撫を仕掛けていく。
「ああん」
 麻衣の攻めが勝り、先に立っていられなくなったのはミア。
 くにゃくにゃになったところにフィアッカの次の命令が飛び、2人揃ってベッドへあがる。
 麻衣があおむけになり、ミアが反対向きに重なった。
「そらそら、やるがよい」
 赤い瞳が輝くと、ミアと麻衣のシックスナインがはじまる。
「ん、ちゅ、ちゅる」
「れろれろ、ぺろぺろ」
 ミアは麻衣の性器にキス。麻衣はミアの性器を舐めまくる。
 それぞれのやりかたを興味深げに観察するフィアッカ。
「ふふっ。前にほぐしたのが、効いておるの」
 シックスナインをしているだけで、ミアの乳首からも麻衣の乳首からも白濁液が染み出している。
 揉まれなくても分泌してしまうほどに肉体が反応しているのだ。
 もちろん、フィアッカの催眠があってのこと。
「このままではもったいない」
 フィアッカは、カップだけからなる薄いブラジャーのようなものを2人に装着した。
 カップの先はそれぞれ別のタンクまで管が伸びている。
 搾乳のためのマシン、だが今の2人なら搾る必要はなく勝手に分泌されるものを運ぶだけで十分。
 特製カップに乳を吸われながら、ミアも麻衣もシックスナインでなんども軽くイッている。



「そろそろ味わわせてもらうか」
 フィアッカの赤い瞳が輝いた。
 するとミアも麻衣も、ベッドの上で並んでうつぶせになり、お尻を突き出す。
 両手を後ろにまわして陰唇をめくり、金髪幼女へ献上する。
「はふうん」「んんんっ」
 淫らに秘所を曝け出しながら、横向きになってキスを貪る2人の少女。
 淫蕩な光景にフィアッカはにんまりして、まずミアの性器に口をつけた。
「ん、この味」
 続いて、麻衣。
「うん」
 交互に少女の愛蜜を舐めしゃくり、味の違いを確かめつつ堪能する。
 舐めるだけでなく、舌先を膣に差し込んで、少女たちを高めている。
「今日はこれで楽しんでもらう」
 愛液を存分に味わったフィアッカの手に出現したのは、U字型をした棒。それは「バイブ」だ。
 しかし只のバイブではない。
 ロストテクノロジーにより作られた、少女2人のためのもの。
「くくく。この味を知ったら、男と交わることなぞ考えなくなろうな。まあ夢のなかだけだから、だいじょうぶだろうが」
 麻衣の意識に達哉を出現させる。
『こうして、麻衣とつながりたかったんだ』
『ああ、わたしもだよ』
 たわいなく、結合に賛成する麻衣。
 いっぽうで、ミアの意識にも達哉を出した。
『ミア。俺のチ○ポを、ミアのもので世話してくれないか?』
『え……あ、はい。わたしでよろしければ』
「世話」というキーワードを出してメイドの仕事にしてしまえば、これまたたやすくミアが同意する。
 一度ミアが麻衣の上から退く。
 M字開脚する麻衣の中心にバイブを突き刺すフィアッカ。
「はああああっ」
 ロストバージンなのに、麻衣はまったく痛みを覚えない。
 兄に捧げることができた喜びに、夢のなかで歓喜している。
 麻衣の股間がにょっきり生えたバイブの反対側の先に、ミアが性器を近づけていく。
 フィアッカの操られるまま、自ら陰唇を左右に引いて開き、膣穴にバイブを受け入れていく。
 ミアの処女穴にバイブが侵入していく。
 催眠のせいで痛みをまったく覚えない。メイドとして立派に世話ができる喜びで心が満たされている。
 ミアの奥までバイブが入りこむと、少女たちは小刻みに腰を動かしはじめる。



 麻衣は達哉に正常位で貫かれ、ミアは達哉に騎乗位で突きあげられて「世話」をする。
「んあ」「あああぁ」
 達哉という存在に化けたバイブから与えられる快感が、2人の少女を支配する。
 バイブの表面には細かな穴が空いていて、豊潤な愛液を吸収し、なかにストックする。
 これはこれで、値のつくものになる。
 胸乳からもひっきりなしにミルクがにじみでて、タンクへと吸われていく。
「ひ」
「ひゃあん」
 特殊な震動がカップに生まれ、胸乳を妖しく刺激した。
 ますます分泌された少女ミルクが吸い取られ、各々のタンクに溜めこまれる。
「どんな具合かの」
 フィアッカは、ミアと麻衣のミルクを少しずつ哺乳瓶の形をした容器に入れ、撹拌すると、おもむろに飲みはじめた。
「ほほう。ブレンドすると、こんな味とは。これはこれは」
 搾りたてのミルク、しかも月人と地球人の混合液体の味は格別。
 ブレンドの割合を変化させて、それぞれに味わいがあることを確かめる。
「うむ、満腹だ。あとは、楽しませてやるとしよう」
 フィアッカがほほえむと、小さく腰を揺すっていただけの少女の動きが派手になる。
 互いに腰を振って、バイブで穿ちあう。
 腰遣いをコントロールしているのはフィアッカの催眠。
 巧みに快楽の量を調節し、少女たちが高まるタイミングを計り、強く腰を押しつけ合わせ、バイブの震動をオンにした。
「ん、あああっ」
「アーッ」
 壮絶な快美信号を受け取って、麻衣とミアがまったく同時に絶頂へ昇った。
 吸収が間に合わないほど愛蜜があふれ、バイブがびしょびしょになる。
 女になった少女たちの股間が溶け合う。
「ほっほっほ。愉快、愉快。2人もさぞかし幸せなことだろう」
 フィアッカは装置を片づけ、濡れた状態を元に戻す。
 2人の記憶を操作し、今日はいっしょのベッドで寝る約束をしていたことにする。
 麻衣とミアが、すやすやと寝息を立てはじめた。

「ミアと麻衣が、揃ってこんな……いったいなにがあったの?」
「ううん。なんなんだろ」
 ゆめうつつな2人の少女は、起き出してきたのはいいが、テーブルについてすぐくたっと突っぷしてしまった。
「これじゃあ、朝食の用意をしてもらうのは無理ね。私がしましょうか」
「えっ? フィーナが?」
「大したものはできないけど……いいかしら」
「いい、いい、いいに決まってる。ぜひぜひお願いするよ」
 甘い雰囲気の姫と男の横で、リースが眠そうにしている。
 本日もまた、朝霧家の朝の食卓は平和だった。