2-473 名前: 瑠璃色 リース&カレン陵辱SS [sage] 投稿日: 2006/10/17(火) 17:25:29 ID:dqSEzcAf

 怪しげな機械の椅子に愛らしい少女が座らされている。
 金髪を長く伸ばしたまだ幼い少女。ヒラヒラのドレスがさらに愛くるしさを引き出していた。
 だがぐったりと椅子に座りこんだ姿に生気は感じられない。
 いつも被っている帽子の代わりに、金属の帽子が被せられすっぽりと顔の上半分を覆う。
これまた怪しい。
 そして少女の両手両脚に枷をかけ椅子にしっかりと固定する。怪しい。
 少女はの名はリースリット・ノエル。月人の少女。通称リース。
そしてその身にロストテクノロジーの管理者であるフィアッカ・マルグリッドを宿している。
 だが今はフィアッカが出てくる事は無い。リースともども眠らされているから。
そして永遠にリースがフィアッカになる事はもうなくなる。
「準備整いました」
 怪しい白衣の男の報告にあんまり怪しくない青年が頷く。
「はじめろ」
「はっ」
 怪しい白衣の男が怪しい機械の箱を操作する。
 赤黄青のランプが付けられた等身大の怪しい箱。怪しい箱からは怪しいケーブルが伸び、
リースを固定する金属の椅子と帽子に繋がれていた。
 怪しさここに極まれり。
「ぽちっとな」
 うぉん うぉん
 白衣の男がボタンを押すと、怪しい箱から怪しい機械音が鳴り出す。怪しい。
「リースリット・ノエル。その身にロストテクノロジーを宿す少女」
 怪しくない青年が腕を組み、見守りながら呟く。やっぱり怪しいかも。
「今、その呪縛から解き放ってやる」
「出力上昇」
 ウイーン ウイーン
 怪しい音は最高潮に高鳴る。
 そして―
「ぎゃああああーっ!」
 突如として椅子に固定されたリースが叫ぶ。その小さな口には不似合いな甲高い悲鳴。
 ビリビリと目に見えて電撃がその小さな体を駆け抜け、拘束された手足をジタバタさせて苦しむ様を伝えていた。
「あああああーっ! わああああああーっ!!!」
 比喩ではなく電撃が全身を貫き、リースは絶叫を上げ続ける。帽子に覆われた顔からは涙が飛び散り、
ドレスに包まれた脚からは水が流れ落ちている。粗相を漏らしたらしい。
 
 リースは礼拝堂の庭で一人でいたところを襲われた。
 突如黒い影に襲われあっさりと意識を失ってしまう。フィアッカに代わる間もなく。
 そして気が着けば怪しい椅子に座らされ電気責め。もっともリースの意識は長く持たない。
 すぐにがっくりとうな垂れまた意識を失う。そして電撃も消え失せた。
「成功しました……」
 怪しい箱を見つめていた怪しい白衣の男が報告する。
「フィアッカ・マルグリッドの人格及びデータはこのD.O.M.Eに移植されました」
 D.O.M.E。それがこの怪しい箱の名称らしい。
 そしてフィアッカとリースは分離させられた。
「それでリースの方はどうなんだ?」



「分かりません。体の方に異常はありませんが、頭の方は目覚めてみないと……」
「そうか」
 怪しくない青年は腕を解き、そして椅子に縛られたままのリースを解放してやる。
 機械の帽子を外すと目から流れる涙を舌で舐め取る。すっぱう甘い。
 そして足下の床に溜まったおしっこも顔を付けてぺろぺろ舐める。ちょっと甘い。
「ふー。幼女のおしっこは格別だな」
 やっぱりこの青年も怪しい。
 彼の名はクリフ。地球原理主義者の一員の吟遊詩人である。
 クリフはリースを縛る枷を外して抱えた。軽い少女の体。流れる金髪の輝きに目を細める。
 解き放ったのは枷だけではない。フィアッカという運命からも解き放ったのだ。
だがそれを本人が望んでいたかは分からない。

 満弦ヶ崎中央連絡港市に潜入した地球原理主義者の目標はホームステイ中のフィーナ姫を辱め、
月に帰ってもらうこと。
 それにロストテクノロジーの探索及び奪取。その為には月側のロストテクノロジーの管理者の確保が急務であった。
 リースという少女にロストテクノロジーの管理者であるフィアッカが眠っている事を突き止めた彼らは、
彼女の拉致を計画。
 拉致はフィアッカが目覚める前に速やかに行われなければならない。フィアッカに反撃する暇を与えては、
何をされるか分からないからだ。
 そこで選ばれたのはクリフ。メンバーの中でもっとも幼女拉致を得意とする男である。
 そして朝霧家襲撃と時と同じくして、リース拉致は決行され、そして成功した。
 隠れ家に連れて来たリースに地球原理主義者が手に入れたロストテクノロジーを使って、
フィアッカの人格及び情報だけを取り出す。
 元々フィアッカの人格はロストテクノロジーによりリースに投射された。ならばその逆も出来るはず、
というのが彼らの計画だった。
 彼らがD.O.M.Eというコンピュータには人の人格まで移植できる。
 噂では月にもD.O.M.Eがあり、旧対戦時にはそこからマイクロウェーブを照射、
決戦兵器GX9900が受け止めサテライトキャノンを発射、スペースコロニーすら一撃で破壊したという。
 さらにこれも噂だが、月のD.O.M.Eは今も起動中であり、GX9900も地球のどこかに埋もれているらしい。
 ところでサテライトキャノンとかスペースコロニーってなんでしょう?

 閑話休題。

 朝霧家襲撃、リース拉致と同時に月王国大使館もまた狙われていた。
駐在武官と秘書官を兼任するカレン・クラヴィウスも拉致し、大使館を一時的に混乱させ、
計画をスムーズに実行しようというのである。
 こちらもまた上手くいった。カレン拉致の襲撃犯もまたクリフ。
 専門は幼女だが大人の女性の拉致もお手の物。
 リースを拉致した帰り道、残業で月王国大使館にいたカレンを襲い、あっさり気絶させ隠れ家に連れて来た。



 そして肉奴隷専用部屋に寝かされている。
 そこはメイドのミアが直樹に犯されている部屋。
「ああっ……んあああぁ……。もうイヤァ。許してください……」
 直樹の下で喘ぎ泣くミア。拘束していた手錠は外され、裸エプロンのまま正常位で犯されている。
 その左右に複数男達の手によってまたベッドが運ばれる。彼らはクリフの部下だ。
襲撃が上手くいったのも彼らの働きのおかげでもある。
 そして気を失ったカレンをベッドに残し、「ごゆっくり」と言い残して部屋を去った。
 ベッドに寝かされたカレンは帽子と靴だけを脱がされ、大使館の制服のままであった。
例によって両手は手錠で後ろ手に縛られている。
「ああ……カレンさま…」
 横で気を失っているカレンを見て、ミアが絶望的な声を上げる。
 彼女までが拉致され一体誰がフィーナ姫を助けてくれるのだろう。
「ほら。こっちに集中して」
 直樹がぐいっと腰を突き、膣を抉って肉ヒダが舞った。
「ひぐうぅ……!」
 黒髪おかっぱの小柄なメイド少女が泣く姿に直樹は、嗜虐心を大いに満足させる。
「おっ。やってるな」
 そこにリースを抱えたクリフが入ってくる。
 涙とおしっこでドレスを汚したリースを空いているベッドに優しく降ろし、
クリフはカレンの寝ているベッドへと腰掛けた。
 そして寝ているカレンの黒髪をさらさらと撫でる。
 眼鏡にきっちり切り揃えた前髪。背中に長く伸びた後ろ髪も切り揃えている。
 いかにもお堅い印象の秘書官の女性。さらに彼女は駐在武官でもある。
 その手の趣味の人間にはたまらない雰囲気を醸し出していた。
 幼女専門のクリフもぞくぞくと下半身がそそられる。

「……ん」
とカレンの眉が寄せられ、ぱちっと薄く目が開いた。
 そしてすぐに険しく睨みつける。
「貴様……何者だ!?」
 確か大使館で残業をしていたはずだ。そこで何者かの気配に気付き、振り向くと黒ずくめの人影が迫っていた。
覚えているのはそこまでだ。
「くっ……。不覚を取った」
 気が付けばベッドの上。両手は手錠で拘束され、カチャカチャと鳴るだけだった。
「やあ。目覚めたかい」
 そして真上には見知らぬ男。
「どこだここは!?」
 見知らぬ部屋を注意深く観察する。そして見た。

「あ……ああっ…。イヤッ……」

 隣のベッドで犯される裸エプロンのメイドの少女を。
「ミ、ミア!?」
 さすがのカレンも驚愕し目を見張る。
 唯一月からお供してきたフィーナ姫の侍女。それが目の前で無惨に陵辱された痴態を晒している。
「き、貴様ら……!」
 いつも冷静な瞳が険しくなる。当然だろう。
 状況を確認し、カレンは怒りに身を任せて腹筋だけで上半身を起こす。



 だが立ち上がろうとすると、クリフに肩を押さえられまたベッドに押し付けられた。
「くっ!」
 すぐにまた立ち上がろうが、上から押さえつける力の方が大きい。両手は後ろ手に拘束され満足に力が入らない。
と、目の前に男の顔が迫る。
「んーっ!?」
 カレンの目が真ん丸くなる。不意に唇を塞がれた。相手の唇で。
 口からアンモニアの臭いがする。クリフは先刻リースのおしっこを舐めている。その臭いだ。
 初めてのキスはおしっこの味がした。
 すぐに口を離すが、カレンはぱくぱくと口を開閉させるだけで言葉も無い。
「落ち着いた?」
 上から肩を押さえながらクリフが訊ねる。カレンの唇を奪ったその口で。
「き、貴様……何者だ。何のためにこんな事を」
「地球原理主義者。地球と月の友好の阻止」
 『何者か』と『目的』。その両方をクリフは親切に教えてやる。
 それだけでカレンには十分だった。
「そうか……そういうことか……」
 大使館の要職にあったカレンはその存在を知らされていた。彼女の職務の最大の障害といってもいい。
 今までは表立った行動は無かったが、遂に動いたというわけだ。
 しかし―とカレンは考える。自分を拉致した手並みといい並の腕ではない。

「……いやぁ……! 姫さま……」

 その時、喘ぎ泣くミアのか細い声が聞こえてくる。
「ミア……! 貴様らミアになんて酷い事を……。ミアは解放しろ!」
「駄目だね」
 即座に拒否される。
「それに同じ目に遭ってるのは彼女だけじゃない」
「何?」
 不吉な空気を感じ、カレンの胸に暗い影が落ちる。
「さっき朝霧家を襲撃した同志から連絡があった。
 フィーナ姫の捕獲及び強姦に成功。尚、同居人の朝霧麻衣、稲積さやか、
及び近隣住民の鷹見沢菜月も捕獲して強姦。
また朝霧達哉を抵抗著しい為、両腕両脚骨折せしめる。命に別状はなし。
 強姦を続行し、精神的苦痛を十分に与えてから帰還す」
 それは直樹がミアに説明したのと同じ内容。
 カレンの瞳が見開かれ、そしてわなわなと震える。
「う、嘘だ……。そのような戯れ言を……」
 守るべき存在のフィーナ姫。そして友人のさやか。大切な人が穢されている事実を、カレンの感情が否定する。
だが知性はそれが真実であろうと、心のどこかで冷たく分析していた。
「真実だ。安心しろ。殺しはしない。姫は月に帰ってもらうだけだ。
他の地球の娘にも犯すだけで危害は加えない。まあ精神が大丈夫かは保障しかねるが」
「許さん……許さんぞ……!」
 ベッドの上から睨み付けるカレンの髪に鼻を寄せ、香りを嗅ぐ。甘い濃密な女の香りがした。
 だがまだ新鮮な香りも感じる。
「そしてキミとミア、月の人間には俺たちの肉奴隷になってもらう」
 クリフの手が制服の襟元に掛かり、一気に力を籠めた。
「あっ!」
 ビリッ、と胸元が引き裂かれ、ボタンが飛び散る。
 その下の下着は黒だった。



「へー。色っぽいな」
「くっ」
 誰にも見せた事の無い制服の下を白日の下に晒され、カレンは羞恥に頬を染める。
だが瞳はまだ怒りに燃えている。
「こんな事をしても……私は屈したりはしないぞ」
「そうかい」
 黒いブラジャーの上から触れると、小さな感触が返って来る。あまり大きくはなが、しっかりと柔らかい。
「大きさはそれほどでもないが……柔らかい良い乳だ」
「言うなっ!」
 するどく叱責するがクリフは薄く笑うだけだった。胸の小ささを指摘され、くっと強く歯軋りする。
 そのまま、右手で肩を押さえながら、左手でブラの上から乳房をまさぐる。
 カレンの小さな乳房が手の平に押しつぶされ、ぐにゅっと形を変えていく。
「あっ……くっ」
 その度にカレンは切ない小さな吐息を漏らし、口を噛み締めた。
「いいんだぜ。我慢しなくて」
 クリフは片手でブラジャーを剥ぎ取り、引き裂かれた制服の胸元に白い乳房が鮮やかに映える。
やはり小さかった。
「かわいいなぁ」
 幼女専門のクリフはやはり小さい方が好きだった。
「見るな……こら、じろじろ見るんじゃない」
「恥ずかしがる事はない。女性は胸が小さいほうがいい」
「なに!?」
 小さな胸にコンプレックスを持っていたカレンに衝撃が走る。
男は大きい方が好きだとなかり思ってたが、逆もいる事を初めて知った。
 クリフはその小さな胸の蕾にちゅっと口付けした。
「あっ」
 ぴりっと電気が走る。
 胸の先端の桃色の蕾。その先端のへこみにチロチロと舌を走らせて舐めてみる。
「あ……くうぅ……!」
 きつく結んだ口から反射的に甘い声が漏れてしまう。その声がもっと聞きたくて、
クリフはちゅっと甘くんでみた。
「ああっ……!」
 びくっと背筋が震えるのが直に伝わる。
 するとぷっくらと乳首が膨らむのが口の中に直に伝わった。
「ほうら。勃ってきた。
 口を離し、尖った乳首をピンと指で弾くと、カレンの顔がわずかに仰け反る。
「うっ……ううっ……!」
 何かに耐えるように必死になって歯を食い縛っている。
 しかしその表情がまた官能的だ。
「いいねぇ」
 官能に耐える美人秘書官にますますそそられる。
 喘がせたい、泣かせたい。そんな暗い嗜虐心が湧き上がるのだ。
「さて。こっちはどうかな」
「あっ……!」
 スカートの上から股間をまさぐると今度は腰が小刻みに震える。
 長いスカートの中に手を突っ込むと、さらさらの布地が感じられる。ストッキングだろうか。
 その上から太股をまさぐるとムチムチした肉の感触がした。
「……うぅ」
 固く閉じたカレンの眼鏡の奥の瞳から涙が滲んでいた。悔し涙か。



「ふむ」
 触れた太股からは固い緊張も感じられる。きゅっと固く閉じて官能を拒絶する反応。
 クリフは両手でしっかりスカートの裾を握った。
「な、なにを……!」
 まるで足下からスカートを除かれているようで、カレンは拘束された身をさらに固くしてしまう。

 ビリリリリリリ

 布を音がして制服のスカートが下から縦に引き裂かれる。
「やめ……!」
 悲鳴を上げそうになるのをギリギリで堪えた。叫んでも喜ばせるだけだ。
 そしてスカートの中身も黒。
 長い脚を黒いストッキングが隠し、脚の付け根も黒いパンティが隠していた。
「ふん」とクリオは鼻を鳴らす。
 幼女専門の彼は大人の女性の下着にあまり興味はない。
 すぐにパンティに手を掛け、あっさりと破り捨てた。
「ひっ……!」
 体の中心に空気を感じ、カレンはさすがに恐怖に身を引きつる。
 だがその体をクリフは全身で抱きつく。
 跳びかかるようにカレンに抱きつき、全身で抱きしめ背中に手を回す。
「イ、イヤッ……」
 クリフの腕の中でカレンはきゅっと身を強張らせた。
 緊張が直に伝わり、クリフは初々しさ内心微笑んでいた。
「んー。柔らかいなー」
「は、離せ! この狼藉者!」
 罵声を心地よく聞き、クリフはちゅっと唇をキスで塞ぐ。そして今度は舌を捻じ込んだ。
「んーっ!」
 口の中にねっちょりとした舌が入り、口内をぐちょぐちょに舐め回す感触に怖気が走る。
 今のカレンには舌を噛み切るという発想も無かった。ただ混乱して頭の中がグルグル回る。
「ふー」
 口を存分に堪能したクリフは口を離すと、ニッと笑いかける。カレンは涙の滲んだ瞳でキッと睨み返すだけだった。
 そしてクリフはキスの雨を降らす。
「んんーっ! や、やめ……」
 やめない。唇に何度もキスし、その手がわさわさと胸と股間へと伸びていく。
 小さな胸を右手の平でまさぐると、勃起した乳首がしっかりと感じられる。
 晒した股間を左手の平でまさぐると、ざらざらとした毛の感触がする。その奥に肉の割れ目が触れた。
「や……ああっ……」
 胸と股間から感じる熱さに、カレンは本能的に震え、そして蒼ざめた。
「どうした?」
 頬にキスしながらクリフは、胸を揉み、秘所を指でなぞっていく。
「ひっ……!」
 その度に胸の奥からキュンと震えが走る。だがそれは決して嫌なものではない。
だから怖いのだ。自分が女である事を否応もなく突きつけられる。
「いやぁ……こんなのちがう……!」
 嬲られて感じる、感じてしまう体。どうしようもなく女である事がカレンには憎らしかった。
 しゅっ、しゅっと割れ目に添って指を走らせると、熱い蜜液が垂れて来る。
 指の合間に挟んだ乳首もぽっくりとしこっていた。



「そろそろ、かな」
 クリフが身を離すと、カレンはハァハァと荒い息を整える。急激に体が冷えるようだ。
 じー
 だがすぐに緊張する。
 クリフが黒ずくめの服を脱いで裸になったのだ。
 その下には何も着ていない。天を突く怒張が露になり、その気持ち悪さにカレンは目を背けた。
 ビクンビクンと脈打つ男の象徴。根元からは陰毛がふさふさと生えている。
「ほうら」
とクリフは怖がるカレンの反応を愉しむように、怒張で頬をツンツンと突付く。
「やめろっ! 汚らわしいっ!!」
 目をつぶったまま怒鳴る。しかしはっきりと震えていた。閉じた目には涙が滲んでいる。
「そう言うな。これからこれが入るんだぜ」
 足下まで体を移動させて、両脚を掴む。
「あっ……!」
 と声を上げる間に簡単に脚を開かされた。閉じようにも体に力が入らない。
 そして開いた脚にクリフは腰を進ませる。
「やめろ……やめろぉ……!」
 開いたカレンの瞳はわなわなと震え、もういつもの凛々しさもプライドも無かった。
ただ成すすべなく犯される無力な娘が一人、声を押し殺して鳴いている。
「うん。いい濡れ具合だ」
 目で確認した秘所はテカテカと濡れ、今や遅しと蠢いている。
 その黒々とした陰毛の奥、桃色の肉壷に、そっと亀頭が触れた。
「ひいいぃ……!」
 大事な場所に汚らしいモノが触れるのを感じ、カレンは嫌々と首を振り長い黒髪が乱れる。
だが体は少しも動かない。
「やめて……お願い……」
 何もかも捨てた哀願は、あっさり拒否された。
 むにゅっ、と亀頭の先端が肉ヒダを左右に割って侵入していく。
「ひいいっ! イヤアアアアっ!!!」
 不思議と痛みは無かった。だが膣内に異物が侵入してくる違和感ははっきりと伝わってくる。
 自分の胎内に自分以外が入ってくるおぞましさ。
 それも愛する人のものではなく赤の他人、強姦魔によって。
 ずっぷり、と肉の割れ目を引き裂き、男のモノが最奥までずっぷりと埋まっていく。
「アア……わあああーっ!!!」
 純潔を無惨に散らされ、カレンは泣いた。眼鏡の奥から涙が溢れ、美しい顔を濡らしていく。
「やっぱり初めてだったか」
 秘所から血が流れてるのを見届け、クリフは繋がったままカレンをしっかりと抱きしめた。
 背中に手を回して乱れた黒髪をよしよしとさすっていく。
 そしてジッとい固まり動かなくなった。
「ああぁ……。お前のナカ、すっごく気持ちいいな」
 カレンのナカは狭く暖かく、それだけで心地いい。
「やめろ……。抜いて……抜いてぇ……」
 だがカレンはお腹にずっしりと突き刺さる異物に、ただ嫌悪を感じていた。
 痛みがあるわけではない。生理的に受け付けないのだ。
 だがカレンの胎内からは熱い蜜液が溢れ、お腹のナカのイチモツを優しく包み込む。
 そしてカレンの両脚はしっかりとクリフの腰に絡み付いていた。



「う、ううぅ……。はあぁ……」
 食い縛った歯の隙間から甘い息が漏れる。
 どうしてだろう。
 ただ股間に異物を挿入されただけなのに、どうしようもなく体が熱くなる。
 熱い。
 その熱さを放出するため息を吐く。でも足らない。
「あ……あんぅ……」
 美しい眉をきゅっと寄せて何かに耐えるカレン。その表情をクリフは愛しそうに眺め、そして腰を振った。
「ひっ!」
 固い肉棒が柔らかな肉壁を打ちつけ、ヒダを捲り上げる。
 瞬間、カレンの脳髄に電気が走り真っ白になり、そして腰が浮かんだ。
「あっ……ああっ…あううぅ!」
 甘い嬌声に満足し、クリフはゆっくりと腰を前後に動かす。
 肉棒が肉穴を行き来し、パンパンと肉がぶつかる音が響いた。
「あ……あああっ……」
 だらしなく開いたカレンの口からは、喘ぎとも悲鳴ともつかない声と涎が漏れ出していた。
 そして最奥でまたピッタリと腰を止め、クリフは囁く。
「出すよ」
 ボーッとしていた頭にその言葉が飛び込んだ途端、カッと目が見開かれる。
「だ、だめ……ナカは駄目、お願いやめて……」
「もう遅い」
 ドクン、と胎内に熱い何かが溢れ出す。
「イヤ……イヤイヤイヤ……。抜いて、お願い抜いて……。
 ナカはイヤアアアアアーッ!!!」
 カレンの絶叫を心地よく聞きながら、クリフはナカで果てた。
 膣内に射精さえた精液が満ちていく。
「イヤアアアーっ! ナカはダメエエエエエエーっ!!!」
 そしてカレンは腰を浮かせ、ただ泣き叫んだ。
「ふー」
 とりあえず一発抜くと、クリフは満足して引き抜く。割れ目から一筋の精液が流れ出した。
「う……ううっ……」
 だらしなく脚を開いたまま、カレンはベッドの上でただ泣いていた。
 そのまま拘束された身を横に向け、さらに眼鏡の奥から涙を流してシーツを濡らす。
「このまま相手していたいけど」
 ベッドに流れる黒髪を撫でてクリフは言う。裸のまま。
「この後も待ってる人がいるからさ」
 クリフの顔は横のミアのさらに向こう、未だ寝ているリースに注がれていた。
「これから先は他の連中に任せるよ。おーい、もういいぞ」
 呼ばれて、部屋に男達が入ってくる。先程ベッドを運んできたクリフの部下。その数四人。
「じゃあ後はよろしく」
 クリフと入れ替わるように四人の男は、ベッドの上にカレンへと群がっていく。
 すでに勃起した股間し、服を脱ぐのももどかしいように、我先にとカレンへ腕を伸ばしていった。
「イヤ……イヤアアアアアアーっ!!!」
 四人の男の腕が迫り、カレンは泣き叫ぶ。
 凛々しく美しくそして強かった月王国大使館の秘書官兼駐在武官のカレン。
 彼女の地球原理主義者での肉奴隷生活は今始まったばかり。
「やめて……やめてください、イヤーッ!」
 悲鳴を心地よく聞きながら、クリフはもう一人の獲物へと向かった。
 金髪の少女リースはまだすやすやと眠っている。



「リース。リース」
 呼ぶ声がする。
 目を開けるとよく見知った顔があった。
 金髪の可愛らしい顔。だけどあまり表情が感じられない顔。
 自分の顔。だけど違う。
 緑の瞳が紅い。誰だかリースは直感で悟った。
「フィアッカ様?」
 目の前の紅い瞳の自分が頷く。
 いつも自分の中に眠るロストテクノロジーの管理者フィアッカ。こうして対面するのはもちろん初めてだ。
「すまんなリース」
 唐突にフィアッカが言い出す。
「もう一緒には居られなくなった」
 一緒に居られない? どうしてだろう。自分とフィアッカは一心同体。¥のはずなのに。
「今まで楽しかったぞ。体を貸してくれてありがとう」
 フィアッカが淡々と語る。紅い瞳に悲しみを宿して。
「お別れじゃ」

「フィアッカ様!?」
 目を開けると見知らぬ天井。
「おやよう。リースたん」
 そして見知らぬ男。何故か全裸。
「……変態」
 つい正直に告げてしまう。
「ははは。俺はクリフ。よろしくね。リースたん、どこか痛いところはない? 頭が痛いとか」
「……その『たん』禁止」
「どうやら頭は大丈夫なようだね。よかったよかった」
 しっかり受け答えするリースにクリフはホッと一安心。フィアッカ分離の後遺症は無いらしい。
 むくっとリースはベッドの上で上半身を起こし、部屋を見る。

「イヤアっ! ダメーっ! そこはダメーっ!!!」
「あ……アアッ……イヤァ……」

 輪姦されるカレン、そして犯され続けるミア。その二人を見てリースは微かに目を細める。
「どうだい。ちょっと刺激が強すぎた?」
 ベッドに腰掛け、平然と話すクリフにリースは言う。
「やめさせて」
「ん?」
「やめさせて。嫌がってる」
「へー」
 思わずクリフは感心した。この状況を見てなお冷静とは。
 いやそれよりも。
「リースたんもこうなるんだよ?」
「別にいい。それから、その『タン』禁止」
 あっさりと言い切るリースに、クリフは心底参った。
 すっかり諦めの境地に達している。だが実際に犯ると泣き叫ぶものだ。その時が愉しみだ。
 暗い情熱に股間をビンビンさせ、クリフはさらに訊ねる。
「リースたん。いつもと違う所は無い?」
「その『タン』禁止。別に……」
と言いかけてリースは気付いた。胸の奥。いつも心の一番奥に重く伸し掛かっているあの人。その存在を感じられない。



 そして目覚める前に見た夢。
「まさか……」
「分かる? キミはもう解放されたんだよ。フィアッカ・マルグリッドから」
「フィアッカ様に……何をしたの?」
 リースの瞳に初めて揺らぎが生じる。
「なに。キミの中から別の場所に引っ越してもらっただけだよ。つまりキミはもう自由なんだ」
「……」
 胸をきゅっと握り締め、リースはドクンドクンと高鳴る鼓動を抑える。
 そしていつもの落ち着いた調子で言った。
「返して」
「何を?」
「フィアッカ様を返して」
「駄目だよ。返す事は出来ない」
 すかさずベッドから降りようとするリース。その細い手首を掴んでクリフはベッドに引きずり戻し、
そして押し倒した。
「どこ行くの?」
 ベッドの上で押し倒され、上に伸し掛かる全裸の男にリースは淡々と告げる。
「フィアッカ様の所。返してもらう」
「無駄だよ。もうどうする事も出来ない」
 D.O.M.Eに移植したフィアッカを再びリースに戻せるのか。それはクリフにも分からない。
だが危険が大きいのは確かだ。
 そしてリースをそんな危険な目に遭わせるつもりは無かった。
「リースたんはこれから……俺と愉しむんだから」
「その『たん』禁止」
 相変わらず冷静に告げるその口に、クリフは口を重ねた。
「んっ」
 桜色の小さくて可憐な唇。触れるととっても甘くて美味しい。
そしてクリフの口はまだアンモニア臭かった。初めてのキスはおしっこの味。
 口を離してもリースは平然と上を向いていた。
「リースたん。パンツが濡れてない?」
 移植中、リースはおしっこを漏らしている。
「その『たん』禁止。……ちょっと濡れてる」
 言われてリースは気が付いた。股間がぐっしょりと濡れている。
「そっか。じゃあ脱ぎ脱ぎしないと」
 掴んでいる手首を離して、クリフは長いスカート中に頭を突っ込む。
「……
 スカートの中に頭を突っ込まれてもリースは無感情で上を見ている。
 ムッとアンモニア臭いスカートの中。そして暗い。
 光だ。この中には光が必要だ。
 光を求めてクリフはスカートの中から顔を上げて、端を掴んでビリリと下から引き裂く。
大使館の制服より簡単に破けた。
「破くなー」
 スカートを破られて、尚冷静にリース。
「ほうら。脚上げてー」
 そしてクリフはヌレヌレに濡れた白いパンツをすっと引き抜く。その下にあるのは毛の一本も生えていないたて筋。
すっと縦に割れた細い割れ目のたて筋。
 むっはーと鼻息を荒くするクリフに、リースはじーと目を細めた。
「変態」
「違うよ。俺はただリースたんのような小さな女の子が大好きで犯したくなるだけだよ」
 うん。それは立派な変態です。



「その『たん』禁止」
 もう御馴染みのセ台詞を言ってから、
「ワタシをどうするの?」
「犯す」
 こちらも御馴染みの台詞。
 リースはさして驚かず、ぼんやりと天井を眺める。
 もう何もかもどうでもよかった。
 リースは生まれたときよりフィアッカの器となるべく生きてきた。
 それは彼女にとって当たり前の宿命。
 だがそのフィアッカはもういない。離れ離れになってしまった。
 これでもう自由。だがそれはリースにとって生きる理由が無くなるのに等しい。
 そしてフィアッカを取り戻す方法も無い事を無自覚に悟っていた。ここで暴れた所ですぐに取り押さえられる。
フィアッカのいない今、リースはただの少女。
 胸が空っぽになったような空虚感で、リースはベッドに身を投げ出していた。
 その空っぽの胸にクリフの手が伸びる。
 ビリッ、とこちらも簡単に胸のブラウスが引き裂かれ、ブローチが飛び散る。
下着まで一緒に破られ、白く平坦な胸が外気に触れた。
 なんだか胸と股間がスースーする。でもどうでもいい。
「可愛いよ。リースたん」
 ベッドの上の金髪少女。ひらひらのドレスの胸と股間、大事な部分だけを晒し、
全てを諦めきった退廃的な瞳で横になっている。
 その瞳を見てるとぞくぞくと背筋が震えてしまう。
 真っ白で空っぽなリースの心。今からそこに男の欲望を叩き込み、仕込み上げる。
可愛い肉のお人形さんに。
 そう思うと武者震いさえ感じた。
「その『たん』禁止」
 どうもそれだけは譲らないらしい。ならばこれからも『たん』付けで呼んでやろう。

『たん』。それは選ばれ者の称号。

 さて。まずはリースの女の部分を味合わせてもらおう。
 太股を開くとリースは抵抗無く脚を開く。大事な部分を見られているのに恥ずかしがるでもなく、
ただベッドに寝ていた。人形のように。
 だが彼女は物言わぬ人形ではない。これから性の悦びを教えて肉人形に仕込むのだ。
 ちゅっ、と桃色の割れ目に口添えすると、小さな腰がビクッと震えた。
 やっぱり感じてるのか?
 クリフは確かな反応に満足し、陰毛のない小さな割れ目をちゅーと吸い取る。
「……あっ」
 微かな声。無意識に漏れた声だろう。その声をもっと聞きたくて、舌を伸ばしてみた。
 ぺろっ、と生温い感触と共に舌が割れ目を舐めていく。
「……んっ」
 また微かな声。そうだリース。キミは人形なんかじゃない。肉人形になるんだ。
「やだ……なんかヘン」
 こんな小さな体でしっかりと感じている。生命の神秘をクリフは感じていた。
 ぬめっとした舌が割れ目をなぞる度、リースの小さな体がピクッと小刻みに震え、
「……ヘン……熱い」



 熱いリースの吐息が漏れる。
 その白い首に汗が流れる。クリフからは見えないが、舌にじゅっと熱い液の味がした。
 濡れてる……。
 割れ目から沸き出す聖水を、クリフは舌をすぼめてじゅーと吸い出す。
「や……っ」
 赤い顔でリースはきゅっとシーツを掴む。横を見ると、犯されているミアと輪姦されているカレンがいた。

「姫さま……おゆるしを……」
「あああああーっ! イヤアアーッ! やめて、もうやめてーっ!!!」
 虚ろな瞳でただ正常位置る犯されているミアと、男の上に座らされ下から突き上げられ、
お尻にも挿入を受け、小さな乳房と長い黒髪にもペニスが突きつけられしごかれているカレン。

 自分もああなるのか。熱くなる体、ぼんやりする頭でリースは考えた。
「ん……んっ」
 他の女性が犯されている痴態を見たからか。お腹の奥からキューと熱い疼きが生じる。
 おしっこを我慢するような、それよりもずっと強い衝動。
 自然に腰が浮き上がり、きゅーと股間が熱くなる。水気を帯びる。
「あ……あっ……」
 クリフも顔を上げてなおリースの股間にしゃぶりつく。そして彼がきゅーと漏れ出す水気を吸うと、
それに吸引されたかのように水が溢れた。黄金水が。
「やだ……止まって……」
 だが止まらない。リースの小さな割れ目からお漏らしした黄金水をクリフは顔を付けたまま、
じゅーと飲み込んでいく。顔がたちまち黄金水にまみれたが気にしない。
「ああっ……やだ……」
 知らない人におしっこを飲まれ、さすがにリースは羞恥に紅く染まる。
 ようやく放出が収まり、腰がガクッと下がると、クリフは満足気な顔を上げた。
「ふー。美味しかったよ。リースたんの聖水」
「……その『たん』禁止」
 何があってもそれだけは譲らないらしい。
 ぺろっと顔に付いた黄金水を舐めたクリフはちゅーとそ唇をリースの口に押し付ける。
「……ん」
 口いっぱいに広がるおしっこの匂い。
 キスはやっぱりおしっこの味で。
 リースは顔を背けて逃れようとするが、クリフは頭を抱え込んでしっかりと離さない。
 そして金髪を撫でながら、口を突きつけ、ベッドに押し付けた。
 そのままジッと動かなくなる。
 口に広がるのはおしっこのアンモニアの匂い。無骨な手がさらさらの金髪を撫で、
体の上には男の生臭い裸体が押し付けられ、リースの小さな体を圧迫する。
 ただこうしているだけでリースの胸はドキドキと高鳴った。
「ぷはっ」
「はぁ……はぁ……」
 長い長い接吻。クリフがようやく口を離すとリースは荒い息を吐く。
「どう? 気持ちよかった、リースたん」
「……その『たん』禁止」
 ぷいっとリースは今度こそ顔を背ける。



「じゃあ、今度はおっぱい飲ませてね」
 クリフの顔が平坦な胸へと向けられる。
 まだぺったんこの胸。当然ながらまだ母乳が出るわけが無い。
 その頂点にひっそりと咲く両の乳首は、ぷっくっらと尖っていた。
「ふ〜ん」
 こんなに小さい乳首でもしこって固くなる。改めて生命の神秘を思った。
 指の合間に挟んでクリクリとしこらせると、リースは「んんっ」と声を漏らして、
美しい眉をきゅっと寄せた。
「可愛いよ」
 そしてもう片方の乳首を口に含んで味わう。
「あっ……」
 舌に触れる固く勃起した小さなしこり。その乳首をぺろぺろと舌でしゃぶり、まるでアイスを舐めるように味わう。
「あ……やだ……」
 目に恍惚の色が浮かび、リースはハァと熱い吐息を吐いた。
 胸の頂点をしゃぶられ、指で擦られる度、胸の奥から甘い疼きが生じる。むず痒いような甘い衝動。
 それは今までリースが知らなかった「濡れる」という感覚。
さっきのようにおしっこしたくなるような感覚がまた湧き上がってくる。深く静かに。
「あっ……」
 甘い吐息が漏れる口に無意識の内に指を入れてちゅーとしゃぶる。それが官能の発露である事にリースはまだ気付いていない。
 ちゅっ、ちゅっと口で舐める乳首はさくらんぼのように甘くて美味しくて。
このまま噛み切りたくなっちゃいます。
 むずむずとリースの胸が蠢き、太股が擦りあわされる。リースの官能を、クリフも直に感じていた。
 自分の愛撫で幼女が感じている。これ程、嬉しいことはない。
「あ……ああっ……」
 小さな口から小さな喘ぎが漏れて指をしゃぶる。
 と、クリフがリースの胸から顔を上げる。
「あ……」
 胸からの甘い官能が消え、リースは物足りなさそうな顔をする。それも一瞬。
汗の浮かぶ顔で、ハァーと深く息を吐いて、熱を覚ました。それでも緊張は完全には消えない。
 クリフはリースの腰に手を回すと、よいしょっと持ち上げる。その目はギラギラとぎらつき輝いていた。
「さあ。そろそろだ」
 柔らかなお尻に手を回してリースを持ち上げ、クリフはベッドの上にあぐらをかいて座る。
その股間からはにょっきりと固いペニスが上を向いていた。カレンに一発出したとはいえまだまだ元気。
 そしてそのペニスの上にリースの小さな割れ目を持ってくる。
「やっ……」
 不穏な空気を感じ、リースはクリフの首に手を回し抱きつく。今二人は正面から抱き合っていた。
 そのままリースの腰を落とすと、すとんと割れ目がペニスの亀頭へと突き刺さっていく。
「ひぐうぅ……!」
 下からの圧迫感にリースは顔を仰け反らせ、さらにますますクリフに抱きつく。
 リースの柔らかい幼女体を感じながら、クリフは下から貫いた。
 メリメリ、と小さな肉が文字通り裂け、男の怒張が突き刺ささり、埋め込まれていった。
「ひぎいいいいっ! ひぎゃあああああああっ!!!」



 不意の激痛にリースは全身を仰け反らせ、抱きついたクリフの背中に爪を立てて掻き毟る。
だがそんな事で痛みは消えない。
 全身を裂かれる痛みが腰から脳髄に駆け上がり、全身まで浸透しリースの小さな体を駆け抜けた。
「ヒギイイイイイイイィィィーっ!!!! ギャアアアアアーッ!!!」
 この世の終わりのような絶叫を耳元で聞きながら、クリフはゆっくりと腰を降ろしてズブズブと深く貫く。
 だがすぐにゴールの届いた。先端が丸いわっかに触れ、挿入は止まる。それでもモノは半分も埋まっていない。
「ふー」
「ヒギャアアアーッ! イタイ! イタイィィィィーっ!!!」
 クリフは大きく息を吐き、繋がったリースを正面座位でしっかりと抱きしめ、その絶叫を心地よく聞く。
 普段冷静なだけにこういう時の泣き声はまた格別だ。
 背中を小さな手が掻き毟るがそれもまた心地よい。
 そしてリースの狭い膣。ほんの半分程しか埋まっていない為、締め付けは先端にしか及ばないが、
それでも彼女のナカの狭さと熱さが感じられる。
 慣れればもっと挿入できるだろう。その時が楽しみだ。
「ひぎっ……いたいよ……」
 ぽろぽろとこぼれる涙が肩に降りかかる。
 クリフはよしよしと彼女の背中の金髪を撫で、顔の涙を舌で拭った。
 リースの顔は涙でぐちゃちゃで。いつもの済ました可愛い顔が嘘のようだ。
「ああ……その顔も可愛いよ」
 そして下から腰を上げて、小さな体をズンと中から突き上げる。
「ひっ……!」
 下からの衝撃にリースはクリフにしがみつき、涙を振り乱して頭を振る。同時に金色の髪も宙に舞った。
 それを目前で見ながら、クリフは恍惚の表情で下からまた突く。
「ひあ……っ!」
 お腹の中に突き上げる重い衝撃に、リースは口を開けてパクパクとさせた。涎がぽたぽたと落ちてこれもクリフの肩にかかる。
「アア……アガァ……アウゥ……」
 小さな体に膣からの衝撃は強すぎるのか。目は白目を剥き、意識が朦朧とするのを感じさせる。
 そろそろか。
 クリフはしっかりとリースの腰を抱えると、腰をぐっと前に突き出した。
 そして狭い膣にずしゃっと濁流が流れ込む。
「あ……ああ……」
 リースの目からも涙が溢れた。
「分かるか? リースたんのナカに命の種が流れ込んでるのが」
「あ……アア……」
 もう「その『たん』禁止」と言う余力もない。お腹に溢れる熱い濁流に朦朧としていた意識が、
熱く焼かれる。
「ああ……ああああっ……」
 大きく開かされた白い脚にも白濁液が流れてくる。
 小さな膣で受け止め切れなかった精液が割れ目から漏れ出し、流れ出たのだ。
「うん……」
 ぽうーっとした頭で目を潤ませるリースは、がっくりとクリフに抱きついて脱力した。
「ん? もう限界かい」
 リースを優しく受け止めると、簡単に持ち上げる。すっと結合部からペニスが引き抜かれ、
ぽたぽたと白濁液がこぼれた。



 再びベッドに横になりリースはハァハァと息を整えた。平坦な胸が激しく上下し、
やがて収まっていく。赤みを帯びた肌も白さを取り戻していった。
だらんと開いた脚の付け根からはダクダクと白濁液と鮮血が溢れベッドを汚していく。
 射精するだけ出したばかりだというのにクリフのそこはまだ固さを保っていた。
「リースたん。気持ちよかったかな?」
「……その『たん』禁止」
 元のどこか冷めた瞳、口調で呟く。
「よかった」
 まだまだ元気そうだ。
 クリフはよいしょっとリースをひっくり返して、うつ伏せにする。そして今度は背中から抱きついて、
金髪に顔を埋めつつ、胸に手を回して包み込んだ。
「ちっちゃいなー」
 下に向けてもリースの胸は平坦なまま。その胸を強引に揉んで歪ませると、
リースの腰がぴくっと蠢く。
「ん……また……」
「うん。まだまだこれから」
 そしてリースの腰を持ち上げ、バックから狙いを付けた。今なお血と精液でドロドロの小さな割れ目。
そこに無造作に剛棒を突き込む。
「ひいっ……!」
 背後から貫かれ、リースは激痛に背中を仰け反らせる。貫通されたばかりの秘肉は擦りきられ、
また出血を起こしていた。
 その血をも潤滑油としてクリフは腰を振る。
「ひっ……! んぅ!」
 耐え切れない痛みに耐え、リースはぐっとシーツを握る。その瞳からは涙がただ溢れていた。
 何故泣くのか自分にも分からない。もう生きる意味などないというのに。
「は……ああっ」
 リースの口から小さな吐息が漏れる度、クリフの体にも震えが走り、快楽が駆け巡る。
 そしてリースの狭い膣をぐちょぐちょに掻き回し、傷口を広げていった。さらに血が溢れる。
「あ、あああ……」
 下半身がジンジンと痺れ、もう痛みも官能も感じない。ただただ無造作にお尻を揺さぶられるだけだった。
 腰に合わせて揺れる小さな白い尻、そして背中に流れる金髪を眺めながら、
クリフは狂おしいまでに回転を早める。
「ヒイイィ!」
 リースの背中が限界まで仰け反り、そして背中に精が放たれる。秘所から滑り抜けた剛棒が、
金色の髪を白い背中を染めていった。
「あ……あぐぅ…」
 ぐったりとリースベッドに倒れ込む。
 だが今度は息を吐く間もなく髪を掴まれ、顔を引き摺り上げられた。
 そしてベッドの上に膝立ちにされると、クリフが正面から抱きつき、またベッドに押し倒す。
「んんっ」
 押し倒され口を塞がれ、リースは混濁する頭で思った。
「……殺して」
「ん?」
「……殺してよ」



 もう生きる意味はない。人生の全てだったフィアッカは居なったのだから。
「殺さないよ」
 空虚になった少女に、クリフは新しい生き方を教え込んでいく。
「リースたんはここで俺たちの肉人形さんになるんだから」
「その『たん』禁止」
 反射的に言い返し、リースはぼんやりと考える。
 目的も無く、死ぬ事も出来ない。ここでただ男に嬲られ、弄ばれるだけ。その為に自分は生きてきたのだろうか?

「やめ……ヤメテ……! もう、もうイヤアアアアアーっ!!」
「……うう……姫さまぁ……」

 四人の男に前後左右から嬲られ泣き叫ぶカレン、直樹に精を注がれ続け泣きすするミア。
 二人の声がどこか遠くに聞こえる。

「さあリースたん。こっちも愉しもう」
 そして自分の小さな体にクリフが覆い被さってくる。
「その『たん』禁止」
 もうどうでもいい。
 リースは痛みで痺れる幼い体に男を挿入され、ただ呆然とベッドの上で横たわる。
 その諦めきった瞳を見てクリフは思う。この諦めきった表情を泣き叫ばせたい。よがらせたい。
「さあイクよ」
 淫らな欲望に燃え、クリフはピストン活動を開始した。
 結合部からしゅしゅっと血が溢れる。
「……痛い」
 リースは無表情で呟く。
「おおっ!」
 その声を聞いた途端、クリフは狭い膣で果てた。
 痺れた膣内に精液が溢れ、そして流れていく。小さすぎて受け止め切きれないのだ。
「……はぁはぁ……。元気な子供産んでね」
「産みたくない」
 だけど出来たら産んじゃうのだろうか。そんな事を考える。ぼんやりした頭で。

 リース、カレン、ミア。三人の月人の女性は地球原理主義者に捕らえられ、肉奴隷として飼われていく。
 その肉奴隷生活はまだ始まったばかり。

 そして朝霧家の陵辱も佳境を迎えていた。