2-28 名前: フィーナらぶ [sage] 投稿日: 2006/10/16(月) 11:21:27 ID:yyR7S6oo

「うひぃ。き、効くぅ」
 朝っぱらから部屋に響いているのは、達哉のよがり声。股間から立ち昇る心
地良さに声が抑えられないのだ。
 股間でゆらゆら動いているのは、見事な銀髪を戴いた頭。おしゃぶりにいそ
しむフィーナ・ファム・アーシュライト。
 夜のあいだ性を謳歌し、高貴な姫の胎内にさんざん放っていながら、朝にな
れば若い男の一物は隆々とそそり立っている。苦しそうに見える彼の肉根を介
抱するのは恋人であるフィーナの役目。
 こうして起き立てに、新鮮なミルクを彼から搾りとるのがフィーナの日課に
なっている。セクシーな全裸姿の彼女がペニスを丁寧に舐めしゃぶってくれる
だけで達哉はあっさり精をしぶかせそうになるが、この心地良さをもっと楽し
みたいから尻の穴を締めるようにして、こらえている。
「んふ、ちゅ、ちゅっちゅ、んはぁん」
 フィーナの顔が真っ赤に上気している。しゃぶればしゃぶるほど肉欲が疼く
のだろう。もぞもぞと下半身をくねらせているのが卑猥だ。
「フィ、フィーナもしてほしいんだろ」
「ん、んふ……そ、そうね。でも達哉の精液を飲ませてもらうのが、先」
 卑猥な揺らめきに誘われて達哉が言えば、フィーナはフェラチオのあとのク
ンニリングスを予約して、ますます熱心におしゃぶりする。
 レロレロと舌先で、竿のごつごつにカリのくびれ、裏筋に尿道口をくすぐり
まくる。頬裏粘膜をぴたりと張りつかせてビブラートをかけて肉根全体を震動
させ、快美な電流を発生させる。と、深く咥えこんで唇を締めて強く吸引する。
「く、く、く……フィー、ナ……」
 愛する姫がしてくれる最高の口舌奉仕に、達哉もこらえも限界に来ていた。
あとはもう、タイミングを合わせるだけ。
「そ、そろそろ、出る……の、飲んで、いっぱい飲むんだ」
 達哉の宣言にフィーナは目でうなずくと、さらに強く吸いあげた。そのタイ
ミングで達哉は堰を切ったように猛然と精を迸らせた。
「んんんっ、んくぅ……くふっ、んっ、んぐ、んぐ、ごくん」
 夜半から朝までの時間で熟成された濃厚なホルモン液が、小さな口を満たし
ていく。あまりに大量に流れこんでくるので、フィーナはろくろく味わうひま
なく、ひたすら嚥下しなければならなかった。
「ふううぅ」
 達哉が満足の息を大きく吐いたとき、最後の一滴が亀頭から漏れ出た。フィー
ナはそれを大切に舌の上で転がしてから、こくんとおいしそうに呑みこんだ。
「さあ、今度は俺がフィーナにクンニしてあげる」
 いざ達哉は、呑ませることでいっそう昂った劣情をありありと顔に浮かべ、
フィーナの恥部へ迫ろうとする。しかしフィーナは困ったような笑顔を見せて。
「ありがとう。でも、もう時間がないわ」
「……あれれ」
 うながされて達哉も時計を見れば、余裕のない数字がそこに表示されている。
「ふふふ。舐めてもらうのは、夜にたっぷりとお願い」
「あ、ああ」
「さあ。今日も仕事を頑張りましょう」
 精液をしたたかに飲んだらそれで肉欲が満たされたのか、フィーナはすっき
りした顔で身支度をはじめた。
 達哉はいまひとつ納得のいかない顔をしながら、フィーナに倣って自分も身
支度をはじめた。