2-406 名前: 偽・静寂の淫夢 麻衣編 [sage] 投稿日: 2006/10/12(木) 17:28:00 ID:toqZcaTj

その日の夜、フィアッカが忍びこんだのは朝霧麻衣の部屋。
今日も月の姫と地球人は秘め事に夢中だが、とりあえずそっちは放っておく。
ミアがなかなかいい味だったので、似た体型の麻衣の味を確かめたくなったのだ。
すやすやと眠っている麻衣の首に、昨日同様に打ち込んで。
「ん……」
地球人少女の唇をいただく。
「よし、さっさと脱げ」
せっかちに命令を下して、下着一枚の姿にさせる。
立たせたまま一回転させ、体を眺める。
「うむ。ミアよりは育っていると」
月の姫直属メイドよりも身長があり、胸のふくらみはBカップ。
それでもフィーナやさやかに比べれば貧相な肉体だ。
「さて、とにかく味を……うん?」
より深い催眠をかけるべく深層心理をスキャンしていると、面白いものが引っかかった。
「ほほう」
引っかかったのは、達哉への想い。
「兄妹で、そういうことか」
可愛い顔に、にやりという笑みが浮かぶ。
「これを利用しない手はないな」
フィアッカはスキャンして得た像を、己れのために再構成する。
程なくして、眠っている麻衣の意識に達哉が現われた。
『あ、あれ、お兄ちゃん』
『麻衣……麻衣の胸をしゃぶらせてくれ』
『えええっ』
いきなりの要求。
そんなとんでもない要求、普通なら聞く耳持たない。
だが現実とは違う、ふわふわした温かい体内で望まれれば、
『お兄ちゃんになら、いいよ』
麻衣はこくっとうなずく。
部屋にいるフィアッカもうなずき、薄い胸に覆いかぶさる。
ぷっくりと勃ってきた乳首を指で弄んでから、唇で挟んだ。
「やん、ああっ、あっ」
『おいしいよ。麻衣』
達哉の満足そうな声で、目をつむったまま麻衣の顔がエクスタシーを浮かべる。
勃起した乳首からひろがる快感に酔っている。
「やはり、男がいると違うな。ミアとは反応が段違いだ」
意識のなかの達哉をコントロールしながら、青い地球人少女を味わう。
ミアより育っていても、まだまだ未成熟な肉体。
しかし愛しく想う兄にしゃぶられることで、かなり感じている。
「ほらほら、頼むぞ」
フィアッカがにんまり笑う。
達哉は顔をあげ、麻衣へ訴える。
『麻衣、おっぱい、おっぱい飲みたい』
『そんなあ。おっぱいなんて出ないよ』
『出るよ。さあ、出して』
「……んはあああっ」
ぶるるっと華奢な体が震え、甘い叫びがこぼれたとき、
「ん、む」
フィアッカの口にある乳首から白い液体が噴射された。
吸われずにいるもう片方の乳房からもミルクが噴き出している。
「なんと。ここまでとは。しかし、もったいないのお」
フィアッカは雛鳥のように、両の乳房を咥えてはチュウチュウ吸いあげる。
「ひゃは、は、はああん」
執拗に吸う兄の後頭部を抱えこみ、悦ぶ麻衣。
フィアッカは乳の甘さを舌先でじっくりと味わい、ミアのミルクとの差を確かめる。
「同じ乳で、ここまで味が違うのは……そうか、食物が違うのだったな」
理由に思いあたって首を縦に振ると、
「ふふふ。胸からこんなに出すのだから、性器はもっと期待できそうだ」
水で嗽をして、大きく深呼吸する。



フィアッカは麻衣の下半身に向かった。
下着はとっくに大洪水。
大きくひろがった染みに顔をくっつけようとして、気が変わる。
いきなり下着を脱がせ、秘所を剥き出しにする。
「性器の外見は間違いなく処女だが、この濡れようは淫乱女だな」
軽蔑の目で見てから、またもや達哉を出現させる。
『さあ。今度はマ○コ汁だ』
『ああん。そんなあ』
イヤらしい兄にまったく疑念を抱かないほど、麻衣は乱れている。
進んで股を開き、舐めやすいポーズをとった。
「よしよし。いい子だ」
フィアッカが顔を伏せ、恥裂を舐めあげる。
「はうぅ」
麻衣の体がビクビクと震えあがった。
脳裏には達哉の喜ぶ姿があり、自分もまた喜んでいる。
ピチャピチャと存分に舐めしゃくってから、フィアッカは考える。
「……この塩味。地球の塩だな」
ミアに比べて麻衣の分泌液はしょっぱい。
それも暮らす星の違い。
改めて麻衣の愛蜜を味わうフィアッカ。
ほっといても豊富にあふれてくるから、愛撫の必要がない。
むしろすべてを飲み干すほうが大変だ。
「ふむ。塩味なら」
フィアッカは麻衣の秘所から顔を起こし、胸へ戻った。
分泌されつづけている甘い液体を吸ってから、秘所で塩味の液を味わう。
交互に飲むことで、それぞれの味が引き立つ。
「うむうむ。美味」
充分に飲んで、ふうと満足の息を吐く。
「これだけごちそうしてもらったら、お礼をせねば」
赤い目を楽しそうに輝かせる。
麻衣の心のなかの達哉が両手で乳房を包み、揉みしだく。
顔は秘所にあり、膣のなかまで舐めまくる。
「あっ、あっ、ああっ」
達哉の手である、小さな手がぎゅうぎゅうと胸を揉み、舌が膣穴で回転する。
ミアよりも厚ぼったい処女膜の感覚を舌先に感じながら、地球人少女の性感を巧みに刺激する。
「ひゃ、あ、あああああっ」
乳首をキュッとひねり、カリッと秘豆を噛んだときに、麻衣が絶頂を迎えた。
今までさんざん漏らしていながら、新鮮な潮を吹いて股間がぐしょぐしょになる。
乳首からもプシュッと白濁液が噴き出した。
さすがのフィアッカも満腹で、飲むのを遠慮する。
絶頂が収まってから、濡れ濡れの胸と股間を装置を使って行為を始める前の状態に戻す。
証拠はなにも残っていない。
「しかし、地球人の女がここまで乱れるとは……はて、熟れた女ならどうなることやら」
ぽつりとつぶやいて、フィアッカは部屋から姿を消した。



この朝、テーブルに座って朝食を待つ麻衣を見てフィーナは違和感を感じた。
「どうしたフィーナ?」
「いえ、麻衣の雰囲気が違う様な気がして」
「ん? ああ、そう言われれば」
「昨日は、ミアだったわよね」
「そうだった。なんか似てる感じが」
そこへ、やはり寝不足そうな顔をしたリースが2人の間に入る。
「……」
「おいおい、リース。今日も目の下にクマが出来てるぞ」
「知らない。眠い……ぐう」
「おーい、ここで寝るなあ」
朝霧家の朝は、今日も平和だった。