2-365 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/10/10(火) 23:15:35 ID:9y0jOrZJ

「ようよう達哉くん達哉くん。話題のアレ、見たんだろ。『夜明け前より桃色
な』。どうだった?」

「それがですね、仁さん。どうもなにも、出てくる女優がフィーナとは似ても
似つなくて、駄目駄目でした」

「そうなのか。まあ、見たのが達哉くんじゃあ仕方ない。他の男ならハアハア
するだろうに。
 よし、そんな達哉くんにオススメの一本がある。世間には絶対出回らない、
超レアものだよ」

「どんなのです?」

「美少女ウエイトレスのオナニーものだ」

「オナニー、ですか。本番なし?」

「ああ」

「それじゃあ、ちょっと……」

「いやいや、これがすごいんだよ。
 そのウエイトレスは幼なじみの男の子に恋していたんだけど、彼に振られて、
切なくなって、寂しい自分を慰めてしまうんだ。閉店後に、店内で、大胆に。
 いくら恋しく思っても振り向いてもらえない彼を、わかっていてそれでも求め
てしまう女の本気オナニーは、ほんとにすごい」

「ふうん」

「しかも、その店の制服がなんとトラットリア左門のものにソックリ。見慣れ
た達哉くんですらうなるほどの本物さを保証するよ」

「……」

「美少女というのも、僕が言うのもなんだけど、保証する。この女の子が喘い
だら、達哉くんはそれだけで鼻血出すんじゃないかな」

「……」

「隠し撮りなんで、アングルとか声の大きさとか弱いところはあるんだけど、
フィーナ姫が似ていなかったという不満が解消されるの間違いなし。大興奮も
間違いなし。達哉くんのための一本だ。どうだい。見たくないか?」

「とっても見たいですけど、見たら大切なものを失うような気がするので、
やめときます。というかそれ犯罪なんじゃ……」