0-181 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/28 09:05:44 ID:F3RTz8EE

(BGM:invisible shadow)
すぐに自分の部屋に戻った俺はベッドの上で座禅を組んで瞑想を──
もとい、妄想をしていた。頭の中は引き続き英理さんでいっぱいだ。
夜も更けてちょっとアブナイ思考になり始めたところで体が疼きだす。
「……男には、キメなきゃいけない時があるってもんです」
誰に語りかけるでもなく吐き捨ててズボンからいきり立つ男根を取り出す。
「我慢汁まで出して、苦しかったかい?今楽にしてやるからな……」
脳内に広がるめくるめく世界に向かって話しかける。
「そうかい、ならリクエストにお答えして今度は女子○生編で、イッツ・ショータイム!!」
右手に掴んでいざ夢の中へと旅立つ。

コンコンッ
「はえ?」
急にノック音がして現実へと引きずり戻される。
今家に居るのは俺と英理さん……!!
(BGM:FIGHT INSTINCT)
まずい、これはまずすぎる。一体何の用で訪ねてきたのか?
鍵を閉めた覚えがない……ガチャ、とドアノブの回る音がする。
「直樹くーん、お風呂場に携帯忘れて──」
「え、英理さんっ?ちょっと待──」

ギイィ……ドアが開いて、周囲の全ての音が消え去った。
……俺の目線の先にはピンク色のパジャマを着た英理さんの姿が。
その英理さんの目の前には急いでズボンをあげようとしたところで硬直したままの俺が。
「あ、あああああのっ、こ、これには……」
必死にズボンをあげようとするが慌てすぎてモノが引っかかってしまう。
「こっ、こっちこそごめんなさい……確認もせずに開けてしまって」

意外にも斜め下を向いて顔を赤らめている英理さん。
ズレたズボンを引き上げて持ってきてくれた携帯を受け取りにいく。
「?のわっっ!!」
足元にあった雑誌に足をとられて滑り、前のめりに転ぶ。