2-226 名前: 瑠璃色 麻衣陵辱SS [sage] 投稿日: 2006/10/06(金) 14:05:06 ID:RXPTt0tr

「ただいまー」
 兄の達哉とフィーナ姫よりも一足先に学校から帰宅した麻衣は、「あれ?」と首をひねった。
いつもならメイドのミアがいるはずなのに返事がない。
「ミアちゃん?」
 まだ買い物から戻ってないのかな、と思いながらリビングを抜けてダイニングへ。
「んぐ!?」
 その瞬間、不意に口を塞がれる。拍子に鞄が手から落ちる。
 誰もいないのではなかった。気配を消して隠れ潜んでいたのだ。
「んんんー!?」
 突然の事に混乱する麻衣の細い腰をがっちりと固く締め上げられる。そうして逃げられないようにしてから、
口を離した。
「やあ。こんにちは」
 顔だけ後ろを向くと兄の達哉と同じカテリナ学院の制服を着た少年がいた。
年も兄と同じぐらいだろうか。
「は、離して……」
 咄嗟に出た声ははっきりと震えている。逃れようともがくが腰に回された少年の腕はビクリともしない。
「だ、誰なんですか……!?」
「そうだな……。祐介とでも名乗ろうか」
 いかにも偽名くさい。ちなみに隠れ家でミアを犯している直樹とそっくりであった。
と、麻衣の周囲にさらに黒ずくめの少年が一人と学生服の少年が二人取り囲む。
その中の黒ずくめの服の少年が聞いた。
「朝霧麻衣。この家の長女だな」
「は、はい……」
 つい反射的に返事してしまう。涙で霞んだ声で。
「フィーナ姫とは仲が良いのか?」
「え?」
 聞かれた意味が分からず、麻衣は尋ね返してしまう。
「ホームステイに来ている月の王国のフィーナ姫だ」
「う、うん……。フィーナさんとは仲良くしてもらってます……」
 最初はどうしてもぎこちなかったが、フィーナの高潔だが清純な性格もありすぐに打ち解けた。
「そうか……。では仕方ない」
 黒ずくめのリーダーに目で促がされ、背後から羽交い絞めにしている少年は小さく頷く。
「それじゃあ麻衣ちゃん。部屋まで案内してくれるかな」
「へ、部屋って……?」
「眠ったりオナニーしたりする部屋だよ」
「んぅ!」
 何気なく飛び出したひわいな言葉に、麻衣は精一杯腕に力を籠め、脚をじたばたさせてみる。
「助けて! 誰か助けてーっ!」
 そして精一杯の悲鳴。だが少年たちは薄く笑うだけだった。
と、リビングの庭から三匹の犬がキャンキャン鳴いている声がする。この家の飼い犬たちだ。
「うるさいなぁ」
 麻衣を捕まえている祐介が呟くと、黒ずくめの少年も、
「殺すか」とあっさり言う。
「だ、ダメ! あの子たちにはひどいことしないで!」
 何故だか分からないが、この少年たちはやると言ったら実際にやる凄味を感じさせる。
「それじゃあ、部屋まで案内してもらおうか」



(お兄ちゃん……)
 ふと脳裏を兄の姿が浮かぶ。そうだ。お兄ちゃんならきっと……。
「に、二階です……」
 早く来て。お兄ちゃん。
 小さな想いを胸にぽつりと漏らす。
「そうか」
「きゃっ!?」
 少年は麻衣を固く抱いたまま脚を持ち上げ、両手で抱えると階段を上がっていく。
 他の少年たちはリビングに残ったまま。あらかじめ取り分は決まっているのだろう。
 庭では飼い犬たちがキャンキャンとより一層大きな声で鳴いている。だがその声を聞くものはいなかった。

 隣のレストラン・トラットリア左門はすでに制圧。鷹見沢左門と仁は身包み剥がされグルグル巻きにされ転がっている。
だが命に別状はない。鷹見沢菜月を待ち伏せる部隊が配備されていた。
 そしてトラットリア左門にも
 彼ら地球原理主義者にとって同じ地球人は「同胞」であるからだ。
 その目的は地球からの月勢力の駆逐とロストテクノロジーの発掘及び奪取。
 フィーナ姫の留学はまさに好機だった。ろくな護衛も付けないでかつての敵国である地球にホームステイするなど、
襲ってくれといわんばかりだ。
 まずはメイドのミアを拉致。そしてホームステイ先の朝霧家の潜入して待ち伏せ。
 フィーナ姫とその同居人に屈辱を与え、姫に月に帰るように仕向けるのが今回の任務の主な概要。
 殺さないでおくのは今はまだ全面戦争までする気はないから。地球と月の友好を妨害するだけで今はいい。
そう。今はまだ。
 月の大使館にも悟られないよう、少数精鋭の少年部隊が実行役として選ばれる事になった。

 ということをゆっくりと階段を上がる間に聞かされ、抱きかかえられている麻衣は青くなった。
「そんな……そんなのって……」
 急速に冷める麻衣の胸にフィーナに危機を報せないと、という想いが募る。
(フィーナさん戻ってきちゃだめ……!)
 だがそれは助けが来ない事をも意味している。
「ここかな」
 麻衣を抱えたまま器用にドアを開けると、可愛らしい内装が見えた。
「よっと」
 そしてベッドの上にゆっくりと降ろされると、麻衣は肩を握りしめ、大きく口を開ける。
「来ないで! 誰か! 誰か助けてーっ!!」
 精一杯の悲鳴。だが祐介はただじっと制服姿の麻衣を冷たく見下ろすだけだった。
「無駄だよ。助けは来ない。言っただろ、お隣さんも制圧済みだって」
 庭からは犬の鳴き声だけが聞こえてくる。
「来ないでーっ!」
 悲鳴を上げ、ベッドから飛び降りるとだだっと駆け出す。ドアに向かって。
その前に立つのは祐介。来ないでと言いつつ自分から突っ込んでいく。
「じっとしてないと」
 向かってくる麻衣の腹に無造作に拳がのめりこむ。
「痛い目に遭うよ」
「がはっ……そんな…嘘…」



 カウンターでボディブローを喰らい、そのお腹に手を当てた麻衣は信じられないというように目を見張って崩れ落ちる。
「がはっ。がはっ」
 お腹の奥までずんと衝撃が突き抜け、息をするのも苦しい。目の前が暗くなる。
口から涎が出るのを止められない。
「ほら。こっちだよ」
 たった一発で大人しくなった麻衣を抱え、再びベッドへと寝かせる。
「軽いね。麻衣ちゃんは」
 ここまで運んでくるときも思ったが、麻衣の体は驚くほど軽く、そして柔らかい。
今からじっくりと味わえるかと思うとそれだけで股間が膨らんでくる。
「やだぁ……お兄ちゃん……」
 痛むお腹を抱えてベッドの上で丸くなる麻衣。
「お兄ちゃんは助けに来ないみたいだね」
「そんなこと……ないもん」
「そうかな」と祐介をシャツのボタンを外し、脱ぎだす。
「きゃっ」
 麻衣はさらに丸くなってベッドに顔を埋め、目も耳も塞いだ。現実から逃避するかのように。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん……助けてぇ」
 そしてただ兄だけを思い浮かべる。血の繋がらない最愛の兄を。
「ほーんと。かわいいなぁ」
 ズボンとパンツまで脱いで全裸になった祐介は、ベッドでうずくまる制服姿の小柄な少女に、
嗜虐心が燃え上がるのを感じていた。
 小柄で小さな体。身に纏うのはミニスカートの夏のセーラー服に黒い靴下。
短めの髪をリボンで二つに結わえている。
 そんな可愛らしい少女がベッドの上で丸まって震えているのだ。
守りたいという保護欲と、穢したい泣かせたい虐めたいという嗜虐心を否応もなく刺激される。
 そして祐介は最初から穢すために来たのだ。ピンピンとそそり立つ息子もそれを望んでいる。
「麻衣ちゃん」
 ピクッと震える小さな体。祐介はベッドに乗ると、無理矢理結わえた髪の毛に肉棒を絡ませる。
「や、やだぁ!」
 女にとって大事な髪。その髪に見えないが何やら気味悪い生暖かい肉を絡まれ、
麻衣は嫌悪感に泣いた。
「助けて! 兄ちゃん助けてぇ! お兄ちゃん! お兄ちゃーん!!!」
 堪えきれなくなった涙が頬を伝う。
 腰を髪の毛から離すと、その涙を祐介はぺろっと舐めた。辛く、そして甘い。
「ひうっ」
 頬を舐められ、麻衣は震える目を上に向ける。
 そこにいるのは見知らぬ全裸の少年。兄以外の男。見下ろす目はギラギラ輝いている。
「きゃああーっ! お兄ちゃん!
 ぱん!
 頬が大きく鳴り、赤くなる。パン! ともう一発。
「痛……」
 両方のほっぺたを平手で叩かれ、麻衣の悲鳴が止まった。痛みよりもショックで。
口の端をツーと血が流れる。
 その血をぺろっと舐める。酸っぱく甘い鉄の味がした。
「大人しくしてないと、もっと殴るよ」



 大人しくなった麻衣を見下ろしながら、祐介は短いスカートの中に両手を突っ込む。
「あ……」
 溢れる涙が頬を流れ、頭がボウッとなる。どうしてだろう。どうしてこんなことされてるんだろう?

 びりっ

 力を入れるとスカートの中で簡単に白いパンティが破れポイとベッドの外に投げ捨てる。
 スカートを拡げて覗き込むと、きゅっと固く閉じたたて筋が見えた。まだ産毛しか生えていない小さな割れ目。
「まずは一発抜かせてもらうよ」
「えっ!?」
 無造作に両脚を拡げられ、麻衣は何をされるか本当に分からなかった。抵抗しようにも体に力が入らないア。
 祐介は開いた両脚の間に腰を挟ませ、自分のいきり立つ分身をスカートの中に入れる。
乾いたままのそこに亀頭が触れ、麻衣はようやく気付いた。
「いや……いやぁ……いやああーっ!
 ダメ、やめてーーーーーーっ!!!」
 貞操の危機に気付いて絶叫を上げる麻衣の可愛い声を聞きながら、祐介はぐいっと腰を進ませる。
「ひぎぃ……ぎゃあああああっ!!!」
 めりっ、と肉の壁が裂け、亀頭がわずかにナカに侵入する。それだけで麻衣は全身が貫かれる痛みが襲った。
「いやぁああああああ!!! お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃぁ!!!」
 必死に背中を逸らすがしっかり両脚を押さえられ逃れる事が出来ない。
そうして、メリメリ、と固い秘肉を無理に引き裂き、拡げ、欲望の塊りは進んで行く。
「ひぎいいいいぃぃぃ!」
 亀頭の赤い部分が侵入したところで割れ目から赤い血が流れる。
「はがああぁぁ!!! ひぐうううぅぅぅ!!!」
 股間を襲う猛烈な痛みが麻衣に否応もなく知らしめた。
 処女を奪われた、と。
「やあああああーっ! こんなのイヤーっ! ダメエエエェェ!」
 そして血を潤滑油にさらに中へ中へと進む。ギシ、と肉の壁が押し広げられる度、
鋭い激痛が脳髄まで貫き、麻衣の思考を奪っていく。
「抜いて……もう抜いてよ、抜いてーーーーっ!」
 大きく開いた口から涎がまみれ、声は掠れ、涙で視界が塞がれる。そして兄の顔はもう浮かばない。
「ああ……すごいよ麻衣ちゃんのここ」
 麻衣の処女を貫き、ペニスの半ばまで埋まると祐介はようやく挿入を止める。
まだ進めそうだがこれ以上は麻衣が耐えられない。愉しみはまだ始まったばかりだ。
麻衣のナカは暖かく狭く、そして気持ち良かった。敏感な剥き出しの肉をギュウゥと締め付ける。
 そうしてると結合部を蜜液が溢れ、潤滑油となる。体を守る防衛本能によるもので麻衣が感じているわけではない。
「ああ……麻衣ちゃんいくよ」
 だがどっちでも祐介はよかった。ぐちゅ、ぐちゅと淫らな音を響かせ、腰を回転させ秘肉を掻き混ぜる。
「ひぎっ……あああっ……抜いておぉ……」
 痛みで朦朧となる頭で、麻衣はただ早く終わる事だけを願った。



「抜いて……抜いてください。……お願いぃ……」
 ぽろぽろ涙をこぼしながらそれだけを訴える。
「うん。こっちも限界」
 腰の回転を止め、ずっとさらに深く麻衣を貫く。亀頭の先端が最奥の丸い穴に触れた。
「ああ……」
 麻衣は頭も腰も痺れ、もう痛みさせ麻痺していた。
 だが―

 ドクン

 お腹の中に注がれる熱い体液にカッと目を見張る。
「あ……ああああ……」
「ほうら。出てるのが分かる? 僕の子種が麻衣ちゃんの中に入ってるんだよ」
 汗を浮かべながら、祐介は腰にグッと力を込め、射精の快感に酔いしれていた。
「いや……ああ……」
 麻衣の瞳から一際大きな涙がこぼれ、そして麻痺する思考がハッと覚め、残酷な現実を知った。
「いやああああっ!! わあああああああああーっ!!!」
 部屋いっぱいに木霊する少女の絶望の悲鳴。その瞳から光が消えていく。
「ふー」
 そして出すだけ出すと、祐介はようやく腰を引き抜いた。スカートの中の割れ目は無惨に引き裂かれ、
赤い血と白い精液が混ざって流れ出る。
「あああ……いやぁ、赤ちゃんが……」
「うん。僕と麻衣ちゃんの赤ちゃん。出来たら産んでね」
 呆然とする顔に顔を近づけ、わななく青い唇にキス。
「んっ」
 初めてのキスは固く痛く、そして悲しかった。処女を奪われてからのファーストキス。
 でももうそんな事さえもどうでもよかった。
「いやああぁ……こんな、こんなのいやぁ……」
 幸せだった日常は理不尽に奪われ、処女は散らされ、待っているのは絶望。
 麻衣の純粋な心は絶望に耐えられななり、閉ざされていく。
 光を無くした虚ろな瞳を見ながら、祐介は上半身のセーラー服を手で引き裂く。
 ビリッ、と薄い布と胸のリボンが裂け、華奢な胸が露にされた。
「お兄ちゃん……助けて、お兄ちゃん……」
 虚ろな瞳でうわ言のように繰り返す。胸をまさぐる手には反応もしない。
 ぎゅっ、と小さな乳房を握り潰すように揉むと、ようやく「いたっ」と小さく呟いた。
「まだまだ。これからだよ」
 さっき射精したばかりのペニスはもう回復してる。
 左足を大きく上に上げて、体を横にすると、血と精液を流す秘肉をまた貫く。
「ひっ……!」
 その瞬間、麻衣の瞳にかろうじて光が戻る。ショックに意識が呼び戻されたのだろう。
「や、やだぁ……。抜いて、もうやめて」
「うん。抜くよ」
 言われるまま、祐介はずぼっと突っ込んだなかりの肉棒を引き抜き―
 ズン! とまた強く貫く。
「ひぎいいぃ!?」
 抜いて、挿れて、抜いて、挿れて……。
 その度に麻衣の小さな体は大きく揺れ、貫かれる衝撃に精神は麻痺していく。
「こわれちゃう……わたし、こわれちゃうよ……。おにいちゃん……」



 麻衣の心も体も壊れる寸前だった。何度も乱暴に貫かれた秘所からは血が溢れベッドを赤く染める。
柔らかい膣内を乱暴に擦られ出血してるのだ。もう痛みも麻痺している。
「ああ……お兄ちゃん……」
 死んんだ魚のような瞳の麻衣。祐介は麻衣を横に寝かせた松葉崩しの姿勢のまま、
奥深く挿入した所でようやく抽出を止め、小さな胸に手を回してじっくりと揉み、
少女の体を味わい尽くす。
「……あ……。おにい…ちゃん……」
 光を無くし、虚ろに壊れた麻衣。その麻衣の小さな体に激しく欲望を叩き付け、ベッドがギシギシと軋む。

「イヤあああああああーっ!!」
「やめろっ! やめろおおおおぉーっ!」

 一階からも悲鳴が聞こえてくる。
 フィーナ姫の悲痛な叫びと達哉の絶叫。それは同時に、麻衣に助けが来ない事を意味していた。
「どうやら。始まったようだね」
 貫いたまま、祐介は耳元に口を寄せ、
「こっちも愉しもうね。麻衣ちゃん」
 そして耳を甘噛みし、また腰を激しく回転させる。
「……ああ……。おにいちゃん…たすけてぇ……」
 壊れた麻衣には下からの悲鳴は聞こえない。もう何も感じられなくなった心で、
ただ兄が来るのを待っていた。
 しかしお兄ちゃんが来る事はない。一階でフィーナ姫が無惨に陵辱されるのを見せつけられているから。
「お兄ちゃん……はやく、たすけてぇ……」
 壊れ、虚ろな瞳でただ呟く麻衣の膣に、祐介は精を放ち穢していく。
 その瞬間だけ、麻衣は「いやぁ……」と小さく呟く。

 そして麻衣の虚ろな瞳に光が戻る事は二度と無かった。

(おしまい)