2-184 名前: にられば [sage] 投稿日: 2006/10/05(木) 00:37:03 ID:IvE9L+MT

茉理の唇を塞いだ直樹は、背面座位の体勢で茉理自身を突き破った。
「ひぃぃっ」
流石の茉理も破瓜の痛みには耐えがたい。
ギリギリと歯軋りをしてしまう。
ゆっくり行くべきか、一気に行ってしまうべきか悩んでいた直樹だが竹を割った
ような茉理からすると一気に突き破ったほうが言いと判断したのだ。
亀頭が子宮口に到達すると後ろから茉理をキュッと抱きしめる。
「ひっく、ひっくっ」
後ろから優しく抱擁され、茉理の心は段々と落ち着いていく。
後ろから回されたその大きな手をきゅっと掴む。
するとそれを合図に直樹の腰がゆっくりと動き出す。
アイコンタクト無しで意思疎通できるのは茉理しかいない。
保奈美ですら会得出来ていない。
お互いに日常生活を送る日々で会得した阿吽の呼吸の様な物だ。
キュウキュウと肉棒を締めつける膣。
その口からは淫液を垂らして入るものの、茉理自身が快楽を得るには至らない。
「ちひろちゃん」
直樹がちひろを呼ぶ。
先程まで直樹と共に茉理の左右の乳房を互いに責めていたが、ロストバージン
の時はと出番を伺っていたのだ。
ゆっくりと四つん這いで近寄ってくると茉理の押し開かれた谷間の上部で起立している肉芽を舐め上げる。
「ひゃぅっ、や、やぁ、ひ、ちひろっ」
その攻撃に耐えるとか耐えないとかそういうレベルではなかった。
まさか股間に愛撫、しかも舐めあげてくるとは考えもしていなかったのだ。
実際耐えられなかったのだが………
チロチロとクリトリスを丹念に舐め上げていくちひろ。
「ちひろもなおきも………やぁ………」
快楽にジワジワと体を支配されていく。
(直樹が痛い、だけど………)
痛いだけだった直樹の肉棒が、ちひろがクリトリスを舐る度にジンジンとむず痒い様な感覚を送ってくる。
そして段々と直樹を締めつける自分自身がギチギチとしたものから緩やかなものに
代わりつつある事を感じていた。
「直樹………………………その、きもち………いい?」
ついつい聞かなくてもいい事を聞いてしまう。
直樹も返答に困るが………
「………気持ちいいに決まってる」
そう聞かれたら応えずにはいられない。
「………茉理は………」
そしてそれこそ聞かねばいいのに聞き返してしまう直樹。
「なんとか、その、少しずつ、ねっ」
人それぞれだから、初めてで達するのは難しいかもしれない。
そして茉理にはなんで直樹がそんな事を聞いてくるのが分かった。
先程から何度も見ているから分かる。
直樹の腰が少しずつ震えだしているのだ。
その震えが膣内を先程までとは少し違った形で快楽という名の刺激を与えだしたのだ。
「………きて」
茉理の言葉を聞くと直樹がピストン速度を速め、亀頭が膣内を刺激する範囲が小さくなってくる。
亀頭が子宮口を止めど無く連打する。
M字開脚で腰を固定された茉理に、直樹の竿が出入りを繰り返す。
そしてちひろは、クリトリスだけでなく直樹の竿まで舌を這わしたりと献身的に二人をサポートする。
「茉理ぃぃぃぃっっっ!!!!!!」
「直樹のから、何だか熱いのがっ、ダメ、熱っ」
直樹は容赦なく、茉理に中出ししていく。



「ううぅっ、まだジンジンしてるぅ………」
直樹に背中を預けたまま、自ら肉棒を引き抜く茉理。
「気持ちよかった………」
後ろから優しく抱きしめてくる直樹。
「なおくん、ヒューヒュー」
「茉理ちゃん、いいなぁ」
「見せつけてくれますね」
「くず………直樹ぃ、このドスケベェ〜〜」
周りが囃し立てる。
「も、もう、終わったんだから………は、恥ずかしいでしょっ」
改めて赤面する茉理。
顔が瞬間沸騰して気が気では無い程の羞恥心に襲われる。
急いで直樹から離れるべく、立ち上がろうとしたがジンジンと響く股間の痛み
によって再び直樹の膝に納まってしまう。
既に皆に見られていた筈なのに何だかとても恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない茉理。
そして直樹が耳元で囁いた。
「もう一回するか」