2-63 名前: フィーナらぶ [sage] 投稿日: 2006/09/09(土) 01:09:55 ID:c5H02IFE

「あはぁ、達哉ぁ、もっとぉ」
 恋人の嬌顔に、たまらず達哉は覆いかぶさって、唇を強く押しつけ熱烈なキ
スをお見舞いする。フィーナも彼に負けないほどの熱情をこめてキスしかえす。
甘く激しい接吻がなんどもなんども繰りかえされた。
「もうだめぇ。た、達哉が欲しい」
 どうしようもないほど昂ってしまったフィーナは、がばっと起きあがり、く
るっと身を入れかえて達哉の上へ。
 なんらためらうことなく脚を左右に開き、肉根をまたいで騎乗位でつながっ
ていく。
「フィーナ……」
 魅惑的な胸乳を揺らしながら進んで結合してくる彼女の姿に、達哉の目が血
走る。名刀のように反りかえっている肉茎に、いっそう血液が流れこんだ。
「く、ふ、ふはぁん……た、達哉のモノがい、いっぱい入ってるわ。いつもよ
り大きいみたい」
 フィーナは腰を完全に落として根元まで膣に収めると、熱い息を吐きながら、
うっとりした声で言った。
「俺が大きいんじゃなく、フィ、フィーナのオマ×コが締まってきついからだ
よ。うわっ」
 性器の俗称が月の姫の恥辱を煽り、ますますきつく締まった。根元から千切
れそうに感じた達哉がおののく声をあげる。
「そ、そんなふうに言っちゃ、いや……あっ、んんあぁ」
 羞恥に喘ぎながらフィーナの顔は艶かしく光り、腰をゆっくりと回転させる
ように動かしはじめる。
「ふ、んふ、んああぁ、い、いいわぁ。すごく、感じちゃう」
「お、俺も気持ちいいぞ」
 腰の動きはゆるやかでも膣壺が猛烈に締まっているから、ペニスに走る快感
はすさまじい。なんども彼女とセックスしているから達哉も心地よさを得てい
るが、これが普通の少年ならあっさりと精を漏らしているだろう。



 くねくねと身悶えするフィーナの胸にあるのは、豊かに実った果実。柔らか
さそのままにプルルンと波打って男の目を釘づけにする。
 達哉の両手がフィーナの胸へ伸びる。美麗な曲線を描くふくらみをそっと包
んで、こちらもゆるやかに揉みはじめた。
「あはっ、む、胸も、いいぃ……。達哉、達哉ぁ」
 愛する男に乳房を揉まれ、陶酔する月の姫。上体が前に傾き、彼へもたれる。
 重量感を増した胸乳を、達哉は力を加えて揉みしだく。
「フィーナ、綺麗だ」
「え……きゃっ。こんなときに、言うのは、変よ」
 愛する男に強く揉まれて酩酊していたフィーナは、女からつながっていくは
したない体位をからかわれたかのように思って、顔を真っ赤にする。とっさに
顔を伏せるが、上に乗っているから達哉からは丸見えのまま。
「そんなことない。だって本当に綺麗なんだから」
「もし、そうだとしたら、達哉といっしょにいるからよ。達哉と触れていられ
るから、私は綺麗になれるの」
 緑瞳をうるませ、幸せいっぱいの顔と声で唱えるフィーナ。
 愛しさに胸を締めつけられそうに感じた達哉は、より深くつながろうと腰を
振り上げる。
「ふ、は、はあっ。い、いっぱい、達哉がいっぱい、はううぅん」
 男から突き上げてもらい、ますますうっとりとした顔つきになると、フィー
ナも腰を上下に振って肉交合に没頭する。性感の高まるまま男の上で淫らに踊
り、銀髪が華麗に舞うだけでなく額から汗も飛び散った。
「はああぁ、も、もう私、ああっ、イッ、イッちゃいそう」
「いいよ。好きなときにイッて」
「や、あ、ああっ、達哉が、んあああっ、で、でももう、んひゃぁ」
 すぐに終わるのは嫌だから動きをストップさせたいのに、肉体の暴走がとま
らない。腰がくねくねと乱れ、固い肉根を心行くまで貪ってしまう。
 達哉は彼女を邪魔しないように、小さく、腰を揺らすだけに留めている。
「ア、ア、ア……アアアアーッ!」
 不意にピンと背筋を伸ばし、おとがいを反らせて絶叫する姫。
 膣壁が一斉に狭まってペニスに食いつく。しかし達哉は射精することなく、
エクスタシーに輝く姫を下からじっくり観賞している。
 固まっていた女体が弛緩してくる。フィーナは顔面をピンクに染め、小さな
声で。
「もう……私だけイッちゃうなんて、恥ずかしい」
「仕方ないじゃないか。それだけフィーナが感じやすいんだから」
「私の体を感じやすくしたのは、達哉じゃないかしら。責任をとってほしいも
のだわ」
 仰々しい言い回しをするお姫様に、達哉は笑いをこらえられない。
「……責任、ねえ」
 手をそっと伸ばし、フィーナの腰を指先でくすぐった。「アアン」という可
愛い喘ぎを聞いて、にんまり。
「何度イカせれば、責任をとったことになる?」
「え? そ、そういう意味じゃ、んはっ、はっ、はっ、や、ダメェ。ま、また
感じて、ふはあぁん」
 フィーナの言葉が続いているうちから、達哉は腰を振りたてた。抑えていた
欲望を爆発させ、フィーナを突き殺しかねない勢いで責めたてる。
 下から痛烈な突き上げを食らってフィーナが喜悦に泣く。秘壺がキュウキュ
ウと緊縮し、肉根を縛ろうとする。
 しかし強く打ち上げられる男根は、肉襞の縛りをものともせず、フィーナの
膣奥を強烈にノックする。
「ふふふ。またイカせてあげるからね」
「や、あ、ああっ、だめだってばぁ……アッ、アッアァン」
 口では拒むようにしながら、フィーナの腰は達哉のリズムに合わせて動いて
いる。ひとりでイッたときより何倍も官能が高まって、極上の悦楽に顔をとろ
けさせながら淫欲の赴くままに猥雑に腰を振っていく……。