2-12 名前: ワールド杯 作品別三つ巴のハレーム合戦(にられば) [sage] 投稿日: 2006/08/18(金) 15:09:57 ID:LiW+BtAn

気が付けば達哉は何時の間にか、さやかに精一杯、持てる技術全てを
使用して攻めていた。
胸の鼓動が高鳴る。
挿入を繰り返す達哉の腰に脚を絡めるさやか。
達哉が逃れぬようにギュッと強く力を入れる。
これで達哉は膣出ししか選択肢がなくなってしまった。
しかし、達哉も膣出し以外考えていなかったから意味は無かったのかもしれない。
達哉もこの八年間、フィーナに対しろくに膣出し出来なかったので無意識のうちに張り切っていた。
そして………
「くっ」
我慢しきれず達哉は遂にさやかの膣に達してしまう。
「熱い、達哉君が熱いのぉっ」
ドクドクと子宮に熱い白濁を叩き込まれるさやか。

「はぁはぁはぁ………」
達哉とさやかは二人して肩で息をしている。
達哉は既にその宇宙をまたいだ怒張をさやかから抜いていた。
相変わらず衰えを見せていないが、これから更に数人の処女を相手にし
なければならない為、一回きりですませたのだった。
多分、最後のフィーナが一番の強敵だろう。
お互いがお互いを知り過ぎている。
「お疲れ様、達哉」
笑顔で達哉を労わるのはフィーナだった。
彼女も既に承知している。
達哉がこれ位で終わってしまう程、淡白でないことをよく理解している。
達哉は初め、フィーナが余り乗り気でないだろうと思っていたのだがそんな事は無かった。
寧ろ彼女は身分と言うものに振りまわれなくなった事に喜びを感じていた。
王族の誇りだけがあれば、それでよかった。
フィーナも一時期、達哉のことで悩んでいた。
周りには他に女性がいたのになぜ自分なのかと………
そして今回の騒ぎである。
だがそんな事を考えていたのは昔の話だ。
寧ろ、他の女性達の中でも達哉を振り向かせる自信がある。
そんなフィーナに少しばつが悪そうな達哉。
「大丈夫よ、貴方には私がいるわ」
それを聞いた達哉はお互いの信頼関係の深さを改めて実感した。
八年の間を共に耐えてきた二人なのだ。

達哉は義妹と杓文字の二人を見比べる。
二人の処女、どちらを先に相手すべきなのかと………
麻衣と菜月は覚悟を決め、既に裸になっている。
(二人とも脱がしがい有りそうだったのになぁ………)
などと馬鹿なことを考えていると………
「達哉」
やさしく呼びかけるフィーナ。
「達哉………次はミアにお願い出来るかしら」
彼女の脇にいたミアは慌てふためいた。
先程、自ら断ったはずなのに………
まさか、フィーナがその様な申し出をするとは考えてもいなかった。