1-491 名前: ワールド杯 作品別三つ巴のハレーム合戦(にられば) [sage] 投稿日: 2006/07/15(土) 23:47:09 ID:85pxJlkj

「一夫多妻なんて、この時代は当たり前ですよ」
検査官は言う。
その話を聞いたとたん、はにはに組だけでなく他の二つのグループでも
その方向で話が進められつつあった。
無論、メインヒロインの多少の抗議はあったが………
「一先ず、当分の間は当施設で過ごして頂く形になります」
と言って通されたのは何処ぞの温泉旅館の大宴会場のような広い畳敷きの部屋だった。
そこには布団が三つのエリアに区分けされている。
とは言っても一メートル位しか離れていない。
「婚姻届は明日、持ってきますから。それじゃ!!」
検査官は言いたいことだけ言って去っていった。

ポツーン
湯気が沸き立つここは大浴場。
湯船に使っているのは主人公三人。
「大変な事になってしまった………のか?」
保奈美だけを愛する筈だった直樹は思わず口を開いた。
その他、美琴に茉理にちひろに結に恭子。
その全員と結婚するような方向にあるのだ。
「好きではあるけどなぁ………」
保奈美との結婚すらまだ考えていなかったので頭がパンクしそうだった。
その横には悩める青少年Bこと達哉が頭を抱えていた。
その悩みはやはり、直樹と同様の悩みだった。
特にフィーナとは八年越しで結婚したばかりだった。
彼女との子作りは念願でもあった。
故に気が引ける。
「なに、なるようになるだけさ」
沈黙を切り裂いたのは百戦錬磨の吟遊詩人だった。
主人公でありながら前者の二人と違うのは、ヒロイン達と出会う以前に女性経験があった。
つまり、複数人の女性と交わっているのだ。
正直、直樹は保奈美、達哉はフィーナとしか経験が無い。
「一人につき、子供が三人生まれたら野球ができちゃうんだよなぁ………」
「そっちは若い娘がばかりだからサッカーができるかも………」
クリフは若い二人とは違い落ち着いている。
旅をしていた為か適応能力は人一倍ある。
そしてクリフには他の主人公とは違う点がまだある。
それはヒロイン全員に手を出してという事だった。

三人が部屋に戻ってくると三つのエリアの間には衝立があり同じく風呂上り
のヒロイン達が待ち受けていた。
一先ずそれぞれのエリアに散る。
緊張でガチガチの直樹。
別に行為自体は初めてではないのに何故か緊張してしまう。
突然、衝立の向こうから嬌声が響いてくる。
早くもクリフはレティに挿入を開始していた。
「ねぇ、なおくん。まず私たちがお手本を見せてあげないといけないとじゃ無いかな」
保奈美の一言でわれに帰る直樹。
そして間髪置かずに保奈美の手が直樹の股間を掴んだ。