1-398 名前: 失われた技術(テクニック)? (にられば) [sage] 投稿日: 2006/05/05(金) 21:14:42 ID:Y8PeL8Ur

跪いて四つん這い状況のカレン。
身体の芯から湧きだしてくる性欲と戦い、ガクガクと腰が揺れ密着してしまった。
スカートからは彼女の臀部が見えそうで見えない位に短くなっている。
リースが先程の戦闘で少しずつ切り刻んでいった為だ。
「………入って………」
ガチャ
リビングのドアが開く。
恍惚な表情を引き締めつつ見上げるカレン。
入ってきたのは達哉とフィーナだった。
「ふぃ、姫しゃまぁ………」
快感に支配されつつある身体ではまともに話すことも出来ない。
全てフィーナに筒抜けだったのだ。
まともに働かない頭で考えるカレン。
教団がフィーナに………
その逆もあり得るがフィーナが私事で国を売るような事をする筈がない。
それはカレン自身が一番よく分かっている。
だがそんなカレンをフィーナは心配そうに見つめる。
「………カレン………」
だが父親である国王の命令とはいえ拉致同然に自分を月に送還しようとした
カレンになんと声を掛ければいいのか?
さらに問題はカレンの処分である。
流石にこのまま返す訳にもいかない。
ガタン
いきなりカレンが崩れ落ちた。
快感に抵抗できなくなり屈してしまったのだ。
「達哉………」
リースが達哉を呼ぶ。
「見てて」
彼女が指差したのはカレンのスカートだった。
スカートの内側からストッキングが濡れてきているのが分かった。
それを見て赤面するフィーナ。
そしてリースが話を切り出した。
「達哉、この女とセックスして………」
達哉は思わずフィーナを見る。
当のフィーナも少し困惑気味である。
自分のパートナーが他の女と行為に及べと言うのだからそれは至極とうぜんの事ではある。
だが、トドメの一言をリースが放つ。
「言うことを聞かないと………達哉との未来は閉ざされる………」
リースの一言でフィーナの決意は固まった。
だが当の達哉の決心がついていない。
寧ろ男としてパートナー以外の女性が抱けるのはラッキーではある。
だが流石に他人の視線が気になる。
特にパートナーの視線が………
「見られながらだと流石に………」
リースは達哉とフィーナを同時に見ながら言った。
「大丈夫………毎晩二人がしてる事、麻衣もさやかも知ってる………」
この発言には二人して赤面するしかなかった。