1-367 名前: 失われた技術(テクニック)? (にられば) [sage] 投稿日: 2006/04/21(金) 00:27:16 ID:5TIZnffT

湯船に浸かりながらフィーナの膝の上で彼女の乳首をチュウチュウと吸うリース。
微笑ましく見守るフィーナ。
ペロ
「っ!!」
顔をしかめるフィーナ。
リースが乳首を舐め始めたのだ。
フィーナも突然の事にびっくりするが止めさせるにしてもどう言えばいいものかと考える。
(達哉より巧い)
リースの舌の上で段々と硬くなっていく乳首。
だが何処までもただ無心に乳首を吸い続けるリースにただただ言葉が浮かばない。
母のような心境で接してきたがそれが女としてのものに変貌しつつあった。
股間もムズムズとしてきている。
思わず声をあげないように唇を噛みしめる。
風呂場で声をあげるとどうなるかは言わずもがなだ。
リースも何故自分がフィーナの乳首を舐めているのか分からない。
(王女………フィーナ姫の母性愛?)
朦朧とする意識の中で考える。

「ミア!ミア、来てっ」
フィーナの叫びが廊下にこだまする。
その助けを求める声に風呂場に皆が集まってくる。

「………ん、んん………」
ゆっくりと目を開けるリース。
するとそこは再び朝霧家のリビングだった。
パタパタという音に気付き、音がする方を見るとフィーナがうちわで扇いでくれていたのだ。
「ごめんなさい。湯中りするなんて………」
「………だいじょうぶ………」
ムスッとしながらも照れて赤くなっているその顔を見てフィーナに笑顔が戻る。
リースは起きあがろうと上半身を起こす。
「?」
彼女は気付いた。
今、自分がフリフリの服を着ていることに………
「……………」
思わず目が丸くなった。
正に青天の霹靂だった。
「ねぇねぇ、リースちゃん」
恐らく犯人であろう最年長の女が言った。
「お洋服、気に入らないなら沢山あるから着替えて見ない?」
さやかは何か楽しそうな表情で言った。
「再びお邪魔します」
と言いつつもなんの遠慮もなく菜月がやってくる。
「さやかさん、私も子供の頃の服を探してきました」
「………帰る………」
とは言ったものの自分の服が何処に行ったか分からない。
ふと外を見ると庭で麻衣が自分の服を干している。
この後、リースの着せ替えショーと言う名のイベントは強制的に執り行われることになった。