1-295 名前: 失われた技術(テクニック)? (にられば) [sage] 投稿日: 2006/04/10(月) 02:52:14 ID:l9RFbbqJ

「達哉ぁ、またぁっ」
達哉がフィーナを組み敷く形で挿入を繰り返す。
「くぅっ、行くぞ………フィーナ………」
そのさらけ出された豊満な胸を揉みしだく。
並の様に押しては返してくるその柔らかい肉塊に顔を埋める。
達哉のフィーナの腰に打ち付ける速度が速まり、フィーナも動きを合わせる。
一体、何度目なのだろう?
今日の達哉はまだ力尽きそうもない。
フィーナが公務で数日間会えなかったら溜まっていたためだろうか?
達哉の攻めが容赦なくフィーナを襲う。

二人がギシギシアンアンしているところを姿を消して見続けている影。
「まったく………見境が無い………」
気付かれないように小さく呟く。
気配を消しているうえ、二人の嬌声で掻き消されるので気付かれる心配は無い。
クローゼットの中から二人を監視している小さな影。
それはリースだった。
ターゲットは二人………というより達哉をメインに監視していた。
何故なら達哉の監視が教団からの命令だったのだ。
だが監視を続けていくうちに、使命とは別にモヤモヤとした感情が芽生えつつあった。
(何故?)
見ているだけなのに身体が熱くなっていく。
自分も二人に混ざりたい………
そう思ってしまうが命令本来の自分を取り戻す。
「なんで………」
思わず感情を声に出してしまう。
不思議な感覚だった。
その後、リースは一部始終を見届けたものの放心状態になっていた。
「………戻らなくちゃ………」
音も無くベランダに出るとそのまま庭に降り立つ。
そのまま朝霧邸を出て行こうとしたが後ろから何者かに引っ張られて動けない。
「黒服っ?」
しかしそれにしては低いところから引っ張ってくる。
殺気も無い。
ゆっくりと振り向くと………
「ウワォン」
「ハァハァハァッ」
イタリアンズに捕まっていたのだ。
そのままリースにじゃれつくイタリアンズ。
ある意味、黒服より恐ろしい存在だった。
その汚れを知らない三匹の瞳に見つめられると抵抗の術が無かった。

ガチャ
空の澄み切った早朝、達哉が玄関から出てくる。
既に上機嫌のイタリアンズがシッポを振って達哉を待っている。
「ん?」
三匹の毛並みの中から金髪が溢れている。
達哉が近づくとイタリアンズに揉みくちゃにされて気を失っているリースを発見するのだった。