1-259 名前: 電気羊は淫夢を見る?(にられば) [sage] 投稿日: 2006/03/18(土) 22:41:31 ID:KYcHoTBx

百年後の世界に行った直樹とその一行を出迎えたのは歓迎の嵐だった。
マルバスから世界を救ったと必要以上に英雄視された。
その為、直樹が八人の女性と重婚することについても何も言われなかった。
むしろ更に女性を勧められる程であった。
密かにそれも検討したものの八人でも相手が大変なのにこれ以上は
精力が保たず、夜が短すぎた。
百年後であっても一日は二十四時間と変わらない。
違うのは精力剤と媚薬の類だろう。
何しろ副作用がない。
とはいってもやり過ぎては身体に悪いのだが保奈美の作る食事によりその心配は無い。
そうでなければ毎晩複数対一人の戦いが出来るわけがない。
暫くして保奈美が妊娠した。
茉理、恭子、文緒が続いて妊娠した。
そして出産。

今日もけたたましい赤ん坊の泣き声が家中に響き渡る。
玲が片腕に一人ずつを抱えて座っている。
「お父さんとお母さん達はあなた達の弟と妹を作る為に頑張ってるから私で我慢してね」
自分の乳房を二人の赤ん坊に提供する。
チュウチュウとその先端を啄む。
何だかとても神々しい。
「んっ」
じゅんっと股間が疼く。
「お父さんと一緒で上手なのね」
「泣きやみましたね」
結が不思議そうに見つめる。
「私も出産に備えて授乳の練習をした方がいいでしょうか」
結の腹部も膨らんできている。
「この子達、父親そっくりで舌使い巧いから………あんたじゃ逝っちゃうわよ」
恭子が自分の子供を抱きかかえながら言った。
「ほら、見てみますか?」
玲が吸われている乳首を優しく抜いて見せる。
「うわぁ………」
乳首がコリコリになっている。



その頃、直樹は保奈美、茉理、柚香の三人と一戦交えている最中だった。
騎乗位で直樹に跨る柚香の小振りな胸を揉みつつ、顔にのし掛かってくる
茉理の秘部に舌を割り込ませていた。
保奈美は後ろから乳房を揉みしだき、乳首を弄って茉理を愛撫する。
「あぁぁ、熱、い………」
直樹が柚香の膣内で果てたのだ。
茉理が腰を浮かし、直樹に押し付けていたその股間が離れる。
「ねぇ、直樹、今度は私に………」
保奈美が愛撫していた乳首には母乳の滴が溜まっている。
「ダメだよマツリン………」
快感で意識が虚ろになりつつも直樹から精を絞るために腰を動かしている柚香が言った。
「私、先輩の赤ちゃんまだだもん………」
「でもユズリンも私と保奈美さんが妊娠して出来ない時、沢山出して貰ってたじゃない」
「ねぇ、なおくん。私にも早くぅ」
堪らず保奈美が直樹の唇を奪いそのまま直樹の胸に倒れる。
直樹の胸板に年下の二人のモノとは明らかにボリュームが違う胸が押し付けられる。
「あぅっ」
いきなり柚香が声を上げる。
そして直樹をジーッと見つめる。
視線に気付いた直樹は保奈美の唇をそっと放す。
「ど、どうした」
「胸が大きい女性の方がいいんだ………」
「そ、そんなこと………」
「藤枝先輩の胸が触れた瞬間、オチンチン………大きくなりました………」
「ジィー」
茉理も直樹を見つめる。
「直樹、私達とは遊びなんだ………」
「そんなことあるか。お前達の胸も大好きだぞ」
脇にいた茉理を抱き寄せ乳首に吸い付く。
バストサイズはほぼ同じではあるが母乳で張るために茉理の方が大きい。
味気ないようでまた甘ったるくもある母乳を吸い取りつつ反対の手で保奈美の
豊満な乳房を揉みつつ二人の母乳の味比べしつつ、さらには硬度が増した
肉棒で柚香を突きまくるのだった。



「しかし、旦那様はホントに御盛んねぇ」
呆れ果てたように恭子が言った。
「でも、寧ろ私達三人だけでは大変でしたよ………」
「そうですねぇ………」
「ところであんたはいつ直樹としてるの?」
恥じらいもなくストレートに恭子が聞いた。
「ふふ、秘密です」
そう応える玲は妖艶な笑みを浮かべる。
そっと腹部を押さえる玲。

「御苦労様でした」
四人がグッタリしている寝室に水を持って現れる玲。
「ねぇ」
「ん?」
直樹の手を取り、自分の腹部に当てる。
ドクンッ
玲の腹部が僅かに膨らんでいる。
しかも、そこから僅かながら振動が伝わる。
「………」
目を丸くする直樹。
直樹にそっと耳打ちする玲。
「受胎装置を入れてあるんです」
つまり、妊娠しているのだ。
「私、幸せです」
直樹に寄り添って横になっている三人にも聞こえるように言った。

「電気羊は淫夢を見る?」
                       完