1-159 名前: プリンセススクランブル番外編 -光- [sage] 投稿日: 2006/02/20(月) 21:30:00 ID:VXGKE19J

「私は貴方だけのもの……そして、貴方は私だけのものよ……」

「フィーナ……フィーナぁっ!」
抱きつくフィーナの身体をきつく抱きしめる。
「俺も、フィーナは俺だけのものだっ」
ぐっと顔を寄せて唇を押し付けた。フィーナも積極的に唇をついばむ。
フィーナの熱い吐息が鼻腔をくすぐって心がかきたてる。
開いた口の隙間から舌を入れると彼女の舌先に触れた。
「んっ、あむ……はぁ……」
フィーナは俺の舌を軽く吸う。それに合わせて俺はフィーナの口内を這わせる。
一瞬、口を離すとまたフィーナの方から唇を合わせてきた。
唇と唇の感触を味わい、そして舌でその柔らかさを堪能する。
「ちゅっ、くちゅ、ぴちゃ……ぷちゅ……」
今度はフィーナの舌が俺の口内へ侵入してくる。
彼女の舌と一緒に唾液が流れ込む。それらと自分の舌が絡まり合って音を立てる。
「ぷぁ……達哉……」
フィーナがゆっくりと顔を離す。その唇からはいやらしく唾液の糸が伸びた。
お互い上半身を起こして見つめ合う。こうして目を合わせているだけで鼓動が聞こえてきそう。

「フィーナ、早くフィーナが欲しい……」
俺の頭の中はもう既にフィーナのことで一杯だった。
辛抱できずにズボンのベルトを外すとそれを途中でフィーナが止めた。
「え……?」
「ここから先は……私にやらせて……?」
フィーナがズボンの上から膨らんだ部分を擦る。
そしておもむろにチャックを下ろして中のものを握った。
「あ……もう、こんなに……」
大きくなってテントを張るそれをパンツの上からしごく。
顔を赤らめながらもフィーナの視線は一点にそこへ注がれている。
見られることに興奮してペニスはビクンビクンと上下した。
「まぁ、達哉ったら……」
「つっ……おどかした訳じゃないぞ」
「うjふふ、もっと擦った方がいいかしら」
再びフィーナは一物を握った手をしなやかに動かす。
「く……っ」
「あっ……た、達哉……っ」
俺はフィーナの胸へ手を伸ばしてコルセットをずらし、乳房をくっと掴んだ。
ペニスを擦るフィーナに対抗して胸を揉みほぐしてやる。
「なあ、もしかして……大きくなった?」
「ッ!!」
その一言にフィーナの身体がピクッと揺らし動きが止まった。
フィーナは俯いてぼそぼそと言葉を繋ぐ。
「……ここしばらくで、今までしてたブラがきつくなったわ」
「やっぱり、それじゃあ触診してあげよう……」
「んうっ、あっ……だめよ、達哉……あんっ」
「止められないよ、この胸だって俺だけのものだから」
動きが鈍ったままのフィーナの胸を下から持ち上げるようにしてその重みを確かめる。
「うふふ……達哉はおっぱいが好きなのね」
「……フィーナの胸だからだよ」
「そんなに好きなら……」
「?」
フィーナは自らコルセットとインナーを下げて胸を露出させる。
ツンと上を向く乳首を見て思わず手を伸ばしたくなった。それをフィーナは視線で制す。
「フィーナ……?」
「達哉は、じっとしてて……」



フィーナは俺の脚の間で身を屈め、ペニスに胸を押し付けてきた。
「くぁ……!」
「声などあげてしまって、気持ちいいのね……」
自ら乳房を支え、まだ柔らかさの残る乳首で硬くなったカリをなぞってくる。
もっとフィーナの胸を感じたいと思わず腰が浮いてしまった。
「きゃっ……た、達哉ったら……そんなに、いいものなの……?」
「う、うん……もっとやってほしい……」
するとフィーナは乳首と鈴口を合わせてそのまま乳房全体を押し付けた。
柔らかく張りのある乳肉にペニスがうずまっていく。
「うああ、これ、すご……」
「達哉……私も……乳首、擦れて……んくっ!」
きゅうぎゅうと胸を押し付けるフィーナの力が徐々に強くなる。
「……フィーナ、あのさ……」
「ふぅ……どうしたの、達哉?」
「あ、あの……は、挟んでもらえたりしたら……その、もっといいかなーって」
「挟む……とは?」
「うん、胸と胸で……」
「え、っと、こういう、こと……?」
フィーナは少し思案顔になりながらも胸の谷間へとペニスを導く。

「こう、でいいのかしら?」
「そ、そう……そのまま挟んで動いて……」
フィーナが両胸を寄せるとペニスは程好くすっぽりと乳房の中に埋まった。
そしてゆっくりと揺すり始め、先走り汁と擦れてヌプヌプと音を立てる。
「うぁ……っ、こ、これ……私の胸が犯されているよう……」
「フィーナ、気持ちいいよ……もっと」
「んうっ、くっ……あ、はぁっ……」
「そのまま唾液を垂らして……」
「ふぅ……あ……」
フィーナの唾液が彼女の胸元に落ち、胸や谷間を伝っていく。
さっきよりも粘着音が増してグチュグチュいいながら胸と肉棒が擦れ合う。
「た、達哉……また、固く……んんっ」
フィーナの胸の中でペニスがさらに硬くなるのがわかる。
するとフィーナは首を屈め舌を伸ばして亀頭の先端を舐める。
ぴちゅっという唾液の音と共に舌の暖かさが直に伝わった。
ゾクゾクした感覚が股間から体中に痺れ渡って射精感がこみ上げる。
「くくっ……ふっ、フィーナ……っ」
「れろ、んちゅ……達哉、いいのよ、好きなところに出して……」
むにむにと胸を動かす速度をあげてペニスを乳圧で刺激する。
蒸気したフィーナの顔と胸、それらを交互に見ながら一気に溜まったものを開放した。
「ツ……ッ!……ッ!……ッ!!」
「あっ、ん……っ、ふぁ……きゃ!こ、こんなに……」
勢いよく飛び散った精液はフィーナの顔から胸を白く染めた。

「はぁ……んっ……ちゅ、くちゅ……っ」
フィーナは顔に付いた精液を指ですくってそれを舐める。
胸に付いた精液が乳房の曲線を伝って腹部へ垂れていく。伝った跡がテラテラと光る。
その胸へ手を伸ばし、精液を塗りこむように乳房をこねる。
「あ……た、達哉……んんっ!」
少しねばねばした感触の下からむちむちと張りの良い胸の弾力が掌を包み込む。
「次は俺にさせて……」
「……ええ、おねがい」
フィーナはドレスを脱いでいき、一糸纏わない姿になっていく。
「うっ……フィーナっ!」
「だめよ。達哉も、脱いで……」
ドレスを脱ぐ姿に見惚れ、もう我慢ができなくなって襲いかかるも冷静なフィーナはそれを止めた。
自らの脱衣終えるとフィーナは俺の衣服に手を掛けて脱がしていく。



そして自分の最後の一枚が脱がされた。
「達哉……ちょっと元気すぎよ」
「だって、早くフィーナが欲しいから……」
さっき胸でイかされたばかりながら既に肉棒は準備万端だった。
早くフィーナと繋がりたい、中に入って滅茶苦茶にしたい……
そんな欲望が頭の中を満たして、フィーナを見れば見る程欲求が高まっていく。
「私もよ……早く達哉を感じたいの……」
フィーナはゆっくりとベッドに横たわる。
くぱぁと股が開かれ、愛液で濡れた秘部が丸見えになる。
「た、達哉……そんな所ばかりじっと見つめないで……」
「ごめん……でもフィーナのここ、ヒクヒクしてるよ」
「言わないで……ばか」
恥ずかしそうに頬を染めるフィーナ。そんな姿が愛おしくなって唇にキスをする。
そのまま伝って首筋に吸い付く。フィーナの汗や髪の香りが混じりあった部分。
ここが一番フィーナを感じていられると匂いをたっぷり吸い込む。
「あんっ、んん……ふあぁ……達哉……ちゅ」
フィーナは俺の背中へ腕を回して抱きしめ、同じように首筋へキスをした。
びくびくと挿入前のペニスがフィーナの太腿の間で擦られる。

「それじゃ、いいね……?」
少し腰を浮かせて割れ目に亀頭をあてがう。
ゆっくり体を沈めていくとズプズプと剛直が膣内に埋もれていく。
「達哉、あ、あぁ……あっ!」
十分に濡れていたフィーナの肉壷はあっという間に全部を飲み込んだ。
「フィーナ……感じてる?」
「え、ええ、お……奥ま……でっ、きて……いるわ……んうぅっ!」
ぐいぐいと腰と腰を擦りつける。入れただけですぐにでもイきそうになる。
「た……つや、動い……て……」
「……フィーナぁっ!」
これまでの欲を全て吐き出さんばかりに激しいストロークで腰をぶつけていく。
じゅぶっ、じゅぶっ、と大きな音をたてながら中で愛蜜をかき回す。
「あん、あっ、あ、ん、ん、ん……っ!ふぁ、達哉、つよ……いっ」
「フィーナっ!フィーナっ!」
名前を呼びながら一心不乱に腰を振り続ける。
身体を密着させて全身でフィーナの柔らかさを感じる。
「だ、だ……めぇ……っ、壊れ…………っ!!」
フィーナは声にならない声で喘ぎ堪える。抱きしめる腕にも力が入った。
同時に膣内ではぎゅうぎゅうと竿全体を締め付ける。
腰を抜き挿しする度に肉襞がまとわりついて吸いつく。
「あっ、あっ、あっ、私……っく、イク……っ!」
「フィーナ、俺も、俺もっ……!」
「な、中に……おねがい、達哉……ちょうだ……いぃっ!」
「フィーナあああぁぁぁっ!!」
「ひぁ…………んううーーーーっ!!」
バチンバチンと意識が飛びそうなくらいに腰を打ちつけ、最深部で一気に白濁液をぶちまけた。
フィーナの中もきゅうきゅうと収縮して中へ中へと引き込もうとしてくる。
「んんっ、くっ、はぁ……ふぅ、はぁ……あぁ……」
「ふぃ、フィーナ、まだ締め付けて……くっ!」
搾り取られるように自分の身体もビクンと身震いを起こす。
フィーナはまだ荒い息遣いのまま俺を抱きしめ続けている。
「しばらく……このまま、繋がって……いさせて……」
「うん……」
目を細めて笑みを浮かべるフィーナとまた口付けを交わす。
そしてお互いの興奮が冷め、息も落ち着いてきたところでペニスを引き抜く。
コポコポッと二人の愛液の混ざったものがバックフローした。
「達哉……いっぱい出たのね」
「ああ、フィーナ、とっても気持ちよかった」
汗や体液で濡れたままの身体で抱きしめ合う。
またこれでフィーナと一つになれたと心から実感した。



抱き合った後、部屋にあったバスローブを借りて二人でシャワー室へ行くことになった。
「やはりあのまま寝てしまうとベッドの汚れが隠せなくなってしまうわ」
「でもいいのか?こんな遅くの時間に勝手にシャワー使ってしまって」
「いいの。私が許可します」
シャワー室に入る。名前の通り浴槽がないだけで、ここも地球と大差はない。
フィーナはシーツを洗濯するからと言って先にシャワーを浴びることに。

月で水は貴重なもの……それを意識して節約しながら身体を洗う。
「タ・ツ・ヤ」
「わあぁっ?な……フィーナ?」
いつの間にかフィーナが入ってきていて、背後から抱きつかれる。
つかまえたっとばかりに身を摺り寄せる。俺の体の泡でフィーナの体もぬるぬる滑る。
「フィーナ、む、胸……当ってるから」
柔らかな乳房の感触と乳首の固さが背中いっぱいに広り、ついそっちへ意識が集中してしまう。
「ふふふっ……当ててるのよ……」
悪戯っぽく言ってわざとグリグリと胸を押し付けるフィーナ。
そんなことをされては愚息が黙っている訳もなく、あっという間に隆々と反り返った。
「まあっ、達哉ったら……」
「これは……フィーナが、フィーナが悪いんだぞ」
「あら、私のせいなのね」
「そうだ。これは責任とってもらわないとな……」
「えっ……きゃあ!?」
フィーナの腕を解いてそのまま壁に手を付かせ、お尻を突き出させる。
そしてむにむにと柔らかい尻肉を揉みしだく。
「ひゃうっ……つ、冷たい」
背筋から臀部にかけてボディソープを直に垂らして泡立てるように両手を動かす。
「く、くすぐったいわ、達哉……あぁっ」
首、肩、腕、脇、胸……と順にフィーナの上半身をマッサージするように洗っていく。

「ここは念入りにしないとな……」
「たっ、達哉、そこは……自分で……ッッ!」
泡のついた指でお尻の割れ目を弄るとフィーナはビクンッと身を揺らす。
それでも俺は尻肉のマッサージを止めずに続ける。視線はアナルに注がれたまま……
「な、達哉……何を……?」
恐る恐るフィーナは振り返ってこちらを見る。
視線を合わせたまま無言で指に力を込める……ぬぷっと人差指の第一関節が入った。
「あぅ……っ!う……ぁ……はぁ、ん……く……っ」
目を瞑って堪えるフィーナ。それに合わせてアナルがひくひく蠢く。
一度指をすっぽりと挿れて、ゆっくりと引き抜く。うなだれて息を荒げるフィーナ。
「いい……よね?」
「……もう、知らないわ……」
フィーナは諦めたのか半ば投げ捨てるように言って力を抜く。
俺ははちきれんばかりの怒張をすぼみに押し当てた。体重をかけると徐々に先端が入っていく。
「ひぃ……くは……ぁ、つぅ……んんっ、いぃい……」
否応なしにフィーナの全身が強張る。それでも強引に尻肉を鷲掴みにして押し込んだ。
「っあぁ……だ、め……本当……壊れ……てっ、ふあぁあぁ……!」
「くっ……もう少しだから……」
そして一気に根元までねじ込む。フィーナは痛みをごまかそうと天を仰いで深呼吸する。
「な……に……こ、れ……っ、痛……んん、キツ……苦し……」
フィーナの中がぎゅうぎゅうと圧迫を続ける。今日何度目かもわからない絶頂が早くも訪れた。
「フィーナ、一気にいくよっ……!」
ピストン速度をあげてずりずりとアナルを何度も貫く。
「ああっ、あっ、あ、ら、らめぇ……こんな……っ、やああああぅっ!!」
ヒクつくフィーナのアナルの中へ全てをはき出す。少し痛いほどぎゅっと肛門が締めつける。
ペニスを引き抜くと力無く崩れ落ちるようにその場でへたり込むフィーナ。
身体をぬるま湯で流しながらフィーナの身体を優しく撫でる。
「もう……こんなことまでしてしまって」
「でもこれでまたフィーナと深い関係になれたね」
「まったく……おバカなんだから……」



こうして濃密な一晩を過した後、俺たちは地球へ戻った。
しばらく家を空けていたせいで少し緊張ながら大使館からの帰路。その途中──
「私たち、やっと帰ってきたのね……」
「ああ。フィーナは早くみんなに会いたいか?」
「もちろん。心配させてしまっていることでしょうし」
「でも、そうなるとしばらくもう二人きりでいちゃつけなくなるぞ?」
「も、もうっ、達哉!おかしなことを言わないの」
フィーナは顔から首まで真っ赤になる。

「あ……」
「どうしたの?何か私についてるかしら?」
「うん。キスマーク……」
赤い首筋の中に一際赤くなっている部分を見つけてしまった。
それを髪で隠すようにしてフィーナはポカポカと叩いてくる。
「達哉、もう許さないんだから」
「ははっ、逃げろ逃げろー」
「ちょっと……負けなくてよ」
弓張川の堤防を駆けていく。眩しい太陽が二人を照らし続けた。
これから先も、ずっと一緒にいられるように────

Fin