0-96 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/06 17:45:38 ID:UCBxiuka

茉理「くぉらぁーっバカ直樹ー!さっさと起きろーっ!!」

今日も遅刻時間が押し迫ってきた頃、茉理が大声を挙げながら俺の部屋へ怒鳴り込んでくる。

茉理「起きないと……こうしてやるんだから!」

そしてクッションをむんずと掴み、それで布団の上から叩きつけてくる。
以前は布団を剥ぎ取るといういかにも荒々しい手を使ってくることもあったが、
一度裸で寝ている時にやったことが相当ショックだったらしく、その手は使ってこなくなった。

茉理「どうしても起きないっていうのなら……そろそろアレを使うしかないか……」

何やらゴソゴソと動き始めた。一体何をする気だ?

茉理「えーっと、ベッドの下ベッドの下〜っと♪」

……ベッドの下、そこはシャイな男のファンタジーゾーン。まさかあいつ……

茉理「ふっふっふー、保奈美さんから受け継がれたこれにかかれば直樹だって簡単に……
   おぉっ、あったあった……」

バカな……

茉理「これを引っ張り出そうとすると〜?」

バカな奴め……!



茉理「とりゃぁっ!!……あ、あれっ?起きない。あっ、これは……!」

この俺がそう易々と同じ手にかかると思ったか。
そう、ベッドの下には既に替え玉となる適当なものが放り込んであるのだ。
このネタを仕込んではや幾日経ったが、ようやく日の目を見る日が来た。
ざまあみろ、これで更に怒り狂う姿はもう想像済み……

おかしい。ベッドの下のものを引っ張り出したところから何も言わなくなった。
あれ?何か変なもの入れたっけか……うーんまぁいいか、もうしばらく粘ってみよう。

茉理「これって……アルバムじゃない」

あぁ、アルバムか。驚かせよって……そう言えば雑誌程度の丁度良い大きさだと思って仕込んだんだった。

茉理「へー懐かしいな〜、子供の頃の直樹ったら……可愛いじゃない」

などと独り言をブツブツ言いながら写真を眺めている模様。この隙に惰眠の海へ……

茉理「うああああーーーっ!!なんじゃこりゃあぁ〜〜〜〜?」

な、なんだ?いきなり大声を出しやがって。何か変なものでも出てきた……

アルバムの中……それは誰にも見せられない秘密の花園。確かあの間には
ウェイトレス姿の隠し撮り写真をはじめとしたお宝秘蔵写真がいくつも……
やばいっ、やばすぎる!どうでしょう、特別ゲストの天ヶ崎祐介くん?

祐介「ああ、こりゃもう覚悟した方がいいだろう。滅ぼされる前に俺は意識から退くとするよ」

……神出鬼没で無責任な脳内ゲストはとっとと退散してしまった。
さて、俺もそろそろ死を覚悟しておいた方がよさそうだな。
恐る恐る薄目を開けてみると、茉理は顔を真っ赤にしたまま、まだ硬直している。



直樹「あのー、茉理さん……?」

沈黙に耐えきれなくなった自分から声をかけてみる。

茉理「……バカ……」

微かに唇が動き、俯いたまま茉理は言葉を繋いでゆく。

茉理「何で……こんなせこい真似しなくてもっ……言ってくれればいくらでも言う事聞くのに!」

直樹「茉理……お前……」

茉理「だって、私たち付き合ってるんでしょ?そのくらい……私だって」

直樹「すまない。あれはお前と付き合う以前からのもので、その……」

茉理「言い訳なんてしないで!!」

直樹「はい……」

茉理「私だけを……直樹は今の私だけを見ててくれればいいのっ!」

直樹「はい……えっ、茉理?」

俺は身体を起こし茉理と向き合った。するとおもむろに茉理は制服のリボンを解き始めた。

直樹「お、おい、一体何を……遅刻しちまうぞ」

茉理「もうこんな時間よ?自転車で飛ばしたって無理よ!」

直樹「ぐ……そ、それはそうだが」



茉理「罰として私をこんな気持ちにさせた責任をとりなさい。いいわね」

直樹「は、はい……」

俺は制服を脱ぐ茉理を止めることもできず、呆然とその姿を見守り続ける。
そして最後にブラとショーツを外すと一糸纏わぬのままベッドの上に乗ってきた。
終始一連の行動を見ていたせいか、股間が朝勃ちにも増した強度を得ていた。

直樹「茉理……あ、あのさ」

ドンッ、と茉理は半身起きた俺をまた押し倒してきた。そして両脇をまたいで仁王立ちになる。
そして腰を下ろしたかと思うと秘部を目の前にもってきた。

茉理「嘗めて」

直樹「え?」

茉理「今日は私がしてもらうの!わかったらとっとと嘗めなさいよ!」

直樹「ん……わ、わかった」(SMモードなのか?にしてもこういう時のSとは珍しい……)

俺は言われるがままに茉理の股間に口をつける……既にしっとりとした感触があり、
匂いも感じた。まんべんなくキスしてやると、茉理がピクンと反応する。



茉理「い、いいわよ……そのまま続けて」

舌を入れてひと掻きすると、ンッという茉理の呻きと共に愛液がトロトロと流れ出てきた。
出てくる愛液をいやらしく音を立てて吸い尽くす。

茉理「んあっ!あ、やだ……そんなっ、音……んぐぅっ」

ピチャビチャとわざと大袈裟に嘗め回すと茉理も喘ぎ声を発し始めた。
舌で膣内をえぐりながら、硬くなった茉理のクリトリスを指で摘んでやる。

茉理「ふあぁぁっ?いっ、いきなり何すんの……ひやっ!」

俺は喋る隙を与えないように陰核を責め立てた。
剥きだしになったソレに息を吹きかけたり、舌で転がしながら吸って刺激する。
茉理の方を見ると蒸気したように真っ赤になって息を荒らげている。

直樹「茉理、感じてくれてるのか?」

茉理「ぅ……う、うん。いっ……いい、よぉ……あぅっ、もぅっ……イッちゃいそう……」

もう堕ちたか?だがしかし、このまま簡単にイかせてしまうのも面白くない。
形勢逆転に持ち込めたこれ以上は責めてやる必要はないのだ……

茉理「ふぁっ、アッ、くぅ……イクッ…………ぁ、あれ?どうした……の?」

ふうっ、と大きな溜め息をついてみせると茉理の顔色が少し曇る。

茉理「ちょっと……せっかくいい所までいったのにどうして止め……きゃあっ!?」



反攻される前に一気に茉理をひっくり返してベッドの押し倒した。
急なことに茉理は目を白黒させている。

直樹「今度は俺の番だ……」

いきり立つ肉棒を寝そべる茉理の顔に近づける。そして頭を掴み口の中にねじ込む。

茉理「何……んぅぶっ!んぐ……ぅふぁ!ぐぅっ……」

息をさせる隙もないように腰を振って喉の奥を突く。
唾液と先走り汁が混ざり、出し入れする度にぐっちゅぐちゅと音が鳴る。
次第に茉理から舌を使ったり軽く吸い上げてくるようになり刺激が増す。
それに構うことなくさっきの仕返しと言わんばかりに責め続ける。

茉理「ぐっ……苦し……んぷぅ、ぶふっ……っぷはあ!」

軽く波が来たところで口からちゅぽんっと抜き出し、そのまま大陰唇にあてがう。

直樹「茉理、いいな?」

茉理「ハァ、はぁっ……え、あ、うん……でもゴムは」

直樹「そんなもので俺の勢いは止められないッ」

茉理「ちょっ……今日は危ないって……きゃうっ!?」

入り口を軽く指で開いてやり、先っぽをヌプゥと挿入する。
すると茉理の身体が波打ち、自分にも電流が流れたような感覚が全身を支配する。

直樹「いくぞっ……!」



ズブズブと腰を埋めていき、濡れに濡れた両性器は簡単に結合した。
茉理の中は慌しく蠢き、肉棒がそれを更に掻き回してゆく。

茉理「んあッ!!ハァッ、ああっ……すごい、凄いよ直樹っ!!」

直樹「あぁ、茉理もスゴイぞ……だけどまだこれからだからな」

挿れたことで完全に堕ちた茉理にピストンを打ち込み続ける。
結合部からはグプグプと互いの愛液の混ざったものが溢れて周囲を濡らす。
それを指ですくって茉理の身体中に塗りたぐる……。
硬くなった乳首にそれを擦り込んでやると高い声をあげて天井を仰いだ。

直樹「茉理……また最近胸大きくなったか?」

茉理「な、直樹がそうやって……揉む……からっ……だよ」

言葉が途切れ途切れになりながらも茉理は必死に問いかけに答えようとする。
今まで特に見栄えのしなかった茉理の胸も今はしっかりとその存在を主張できる程となり、
俺の視覚を余計に刺激してくれる。そして揉んでやると程好い張りを残したまま形を変える。

直樹「夢はパイズリができるくらいだなぁ、それにはまだまだだが」

茉理「んっ……だったら、もっと……もっといっぱい……」

直樹「上等!おりゃああッ!!」

胸を激しく揉みながらピストンの速度をあげて突きあげる。
壊れたように身体を求めながら口付けして舌を絡めあう。
二人で息を荒げる度にベッドがギシッギシッと音を立てる。



正常位から茉理を抱き寄せて座位になって下から突く。茉理も懸命に腰を振り始める。
互いの息遣いを間近に感じ、興奮度が高まってゆく。

茉理「直樹っ、イイよぉ……直樹ぃぃ!」

直樹「茉理も……今度は茉理が気持ちよくしてくれよ」

抱き合う身体を離し、寝そべって騎乗位に。
突き上げることはせず、ここは茉理のテクに任せてみることにする。

茉理「んっ……と、く……ふあぁっ!!」

直樹「感じてるのか?いいぞ、その調子だ……」

茉理「いぃっ……直樹のが……中で、動いてるぅっ!」

直樹「ああ、茉理の中は気持ちいいからな。ホラ、もっと頼むよ」

茉理「う、うんっ……うくぅ、あぁんっ……」

茉理は自ら腰を一生懸命振って責めてくる。
絶頂が近いのか涎を垂らし、段々と茉理の目がうつろになってきた。
ふいに茉理のリボンが解け、ツインテールが下ろされ長い髪がなびいた。
そして再び抱き寄せて、挿入したまま後ろへ回り、バックで責める。



直樹「くぅぅっ……茉理、俺、そろそろ……」

茉理「う、うんっ。きて……いいよっ」

その言葉を皮切りにラストスパートを仕掛ける。
今までの腰の速さに加えて、上下左右に膣内を掻き回す。それに合わせて茉理の中もぐっぐと締め上げてくる。
お互い絶頂の波に身を任せて無心で感じ合う。

茉理「いッ……も、もうらめぇぇ!うっ、うああぁーーーーー!!!!」

直樹「茉理、茉理ッ!茉理ーーーーーーーーッッ!!!!」

ギィ…………ッ……

二人が絶頂に達したその刹那、部屋のドアが開く音がした。
達した快感に浸りながらその方向を見てみると、身体から一気に血の気が引いた。
中で急激に縮まるそれに異変を察した茉理が青ざめた俺の顔を見て言う。

茉理「直樹……どうかしたの?」

直樹「は……お前、いつからそこに……?」

茉理「何??誰に言ってるの?」

ドサッと鞄が落ちる音に気付いた茉理もその方向に目をやる。
そこで二人が目にしたものは・・・・・・。

直樹「ほ、保奈美っ!!」
茉理「ほ、保奈美さんっ!?」

【完】