1-47 名前: 電気羊は淫夢を見る?(にられば) [sage] 投稿日: 2006/01/31(火) 23:56:13 ID:yeZzNXhO

恭子の舌が直樹の唇をこじ開け、ワインが流れてくる。
舌と舌が絡まり合う。
押しては引き、引いては押す。
そうするうちにワインが喉を通過する。
「ぷはぁっ」
恭子が直樹の唇を解放する。
「げほ、げほ」
咽せる直樹。
赤ワインのタンニンの所為なのか頭がくらくらしてくる。
「だ、駄目ですよ」
心配そうに直樹に駆け寄る結。
「そうですよ。ワイン初心者は白ワインの方が良いに決まってます」
今度は玲がグラスの中のワインを口に含みそのまま直樹の唇を塞ぐ。
そして直樹の唇をこじ開けると澄み切った黄金の液体を流し込む。
「く、久住君、今度は私が………」
出遅れた結も負けじと参加してしまうのだった。

リビングはいつしか試飲会場とかしていた………
入れ替わり立ち替わりワインを口移しで運ぶ合間を縫って空いてる
者が直樹に食事を与える。
ゴックン
「ぷはぁっ」
「あ〜〜〜ん」
パク
とこんな感じでローテーションが続く。
玲はいつの間にかこのローテーションから抜けていた。
恭子と結は直樹と触れ合う時間が増えたので大して気にはしていなかった。
彼女は四つん這いでテーブルの下にもぐり込む。
そのまま直樹の足下に来ると………
ジィー
ファスナーが山成を描いたとおもうと勢いよく肉棒が飛び出す。
「れ、玲さん!」
不意を突かれた直樹。
いや、それは恭子と結も同じだった。
「ず、狡いですよ、玲さん」
「そうよ!私たちにソレを譲りなさい」
二人を受け流しつつ玲は直樹の下半身を剥いていく。
この時、直樹は不安を感じていた。
三人に振り回され続けている現状から少しでも主導権を自分に
持って来なければ………
スクッと立ち上がる。
ズボンとパンツが足下に落ちる。
そのまま、脱ぎ捨てると奥にあるソファーにドカっと座る。
「こっちでやりませんか?」
張りつめた立派なモノを三人に向けて直樹は言った。