8_5-635 名前:孝平は「瑛里華フェチ」 投稿日:2012/06/17(日) 13:10:29.10 ID:0FoVeGuJ

「もう、こんなポーズさせるなんて……孝平ってお尻フェチ?」
 瑛里華は両頬を染め、喘ぎ混じりに問いかける。
「それを言うなら、『瑛里華のお尻』フェチだな」
 孝平は真面目に答えていながら、にやついている。
 白鳳寮の部屋に金髪美少女を招き入れ、四つん這いにさせてスカートをめくった。
ぷりんとした白い双臀に赤のTバックショーツが食いこむ、牡の欲を煽って当然の
悩ましい姿でいるのだから、にやつかずにはいられない
 性欲の固まりといっていいこの年齢の少年なら、女をすぐに裸に剥いて飛びかかる
のが当たり前。でも孝平は違う。瑛里華の真の魅力を知っている。オールヌードだって
もちろん美しい。だが男心をそそるのは、着衣&半裸。身を飾るものがあってこそ
エッチな色香をいっそう醸し出す。
 牝犬のように尻を突きだす彼女を、手を出すことなく目をぎらつかせ、堪能している。
「見られるだけで感じてるな、瑛里華は。お尻、イヤらしくくねってる」
「え、そ、そんなぁ」
 無意識のうちにくねくねと蠱惑的に振っていたのを指摘され、びっくりした勢いで
ぽよんとはずむ。
「あ、あ、ああぁ……」
 吹き出す喘ぎに情欲がこもっている。振りかえり、ちらちらと濡れた瞳を彼に向ける。
「俺はお尻フェチじゃないよ。今度は、おっぱいを見せて」
「もう、ばかぁ」
 乞われた瑛里華は四つん這いから膝立ちに体勢を変え、ブラウスのボタンをはずして
いく。脱がずに前をくつろげるだけで、ショーツとお揃いの赤いブラを露わになると
すぐにずりあげた。
 ぽろっとまろびでたふたつのふくらみは、巨乳というにはやや量感が足りないものの、
その美しさは男なら誰でも唾を呑む。彼氏でありこれまでなんども見ている孝平でさえ、
今ここでごくりと生唾を嚥下した。
 綺麗なお椀型の乳丘が上向きにツンと突き出ている。ピンク色の乳頭は、お尻を
見られた時点で昂ってムクムクと勃ちつつあったが、直に見られたことでピンと固く
励起した。
「うん、俺は『瑛里華のおっぱい』フェチでもある」
「ばかなことばかり、言うんだから」
 敏感な突起に男の生々しい視線が絡みつく。下手に指でいじられるよりもよっぽど
快感をもたらす“愛撫”。ちりちりと痛いくらいに焦げてきて、瑛里華はぺたりと
尻もちをついてしまう。
「見るばっかりじゃ、いや。ほら、孝平、ここ、欲しいんでしょ」
 熱い視線に焼かれるのに耐えられなくなった少女は双乳を支え持った。誘うように
揺らすだけでなく、自分の手でしっかり揉みたてる、指先で乳首をいじりはじめる。
「ねえ、見るだけなの? 孝平がしてくれないなら、自分でしちゃうんだからぁ」
 瑛里華の艶かしい声には誘惑の響きだけでなく、本気で楽しむ色もある。
 観賞しているときは余裕を持っていた孝平が、瑛里華の痴態に引きこまれていく。
瑛里華の胸を他の人間が弄ぶなんて許さない。瑛里華を自由にしていいのは彼氏である
自分だけ。瑛里華本人にだって許さない。
「瑛里華!」
「きゃっ」
 荒ぶりに任せて押し倒した孝平は右手でふくらみを鷲掴みにし、力を加減することも
忘れ、揉みしだいていく。
「ああん、孝平ったら……孝平が一番“フェチ”なのは、ここよね」
 胸をきつく愛撫されながら瑛里華は艶然とほほえみ、ショーツを脱ぎだした。片足だけ
抜き、ふくらはぎに赤い布を残しながら脚を大きく開いて秘部を曝け出す。
 淫靡に濡れ光る鮮紅色の肉襞が孝平の目を撃った。
「そうだよ、俺は『瑛里華のオマ×コ』フェチだ」
「ああっ」
 ストレートに猥語で返され、瑛里華の官能が沸騰する。孝平の左手首を握り、
節操なく股間に導いた。
 孝平は右手で乳房を揉みながら、左手で秘裂をいじりまわす。瑛里華の嬌声を耳に
心地よく聞く。手技に熱中する彼のズボンに閉じこめられている肉勃起が解放されるのも
間近だった。

(終)