8-260 名前: 流れSS書き ◆63./UvvAX. [sage] 投稿日: 2008/08/05(火) 02:41:00 ID:FeFdfABk

 「やんっ、ちょ、直樹、激しっ!」
 全裸にシマシマのニーソックスだけという妙にマニアックな格好で跨った茉
理が体を揺する度、初夏の日差しを浴びて金色に輝くツインテールと、瑞々し
く張ったB77が健康的にプルプル揺れる。昼下がりの渋垣邸の二階にて、若
い二人は若さに任せ、ちょっと不健全な愛情表現に没頭している。
 「そ、そういうお前だって、凄い締め付けで………くぅっ!」
 「だって、二回続けてなんて、あたし、イッてる途ちゅ、ああん、とまんな
いよぉ〜!」
 いつもパワーで押し切ってくる直樹が感じている顔をからかいながら、たま
には主導権を握ってみようと考えてしまったのが間違いだった。慣れない騎乗
位に加え、動きながらの言葉責めハマってしまった所為で一回戦目にして体力
を消耗しきってしまったのだ。そして膣内射精で達してしまった所から降りて
くる暇も与えられずに下から突き上げられては、もう為す術もない。敏感なま
まの内壁を抉られる強烈な快感と共に、体力を温存していた従兄に子宮口まで
何度も突かれ、華奢な茉理は糸の切れたマリオネットのように翻弄されてしま
っている。 
 「飛んじゃうっ、飛んじゃうぅぅぅっ!」
 「ぬわわっ!?」
 一方の直樹も絶頂直後という部分では同じである。自らの精液で満たされた
従妹の体内の絶妙な濡れ具合もさることながら、鼓動に合わせてキュウキュウ
と締め付け搾り取ろうとする無数のヒダの動き。そして直樹自身の攻めで不規
則に揺れる茉理の腰が思いも掛けない方向からの刺激で彼を追い詰めているの
だ。今はまだ自分のペースを維持できているので何とか保っているが、そう長
く持ちこたえられるとは思えない。少女特有の甘酸っぱい汗の香りと、発情し
た雌が放つ愛液とフェロモンの淫蕩な澱みにクラクラしながらも、なんとか茉
理を先にイカせようと懸命に腰を動かす。



 「直樹っ、こわい、飛んじゃっ、ホントに飛んじゃうっ! ほんろに飛んじ
ゃうろぉ! もぉらめぇ!」
 「とか言いながら動くな! ってゆーか締め付けるな!!」
 更に興奮を増した少女の子宮付近から分泌される熱い粘液を亀頭に浴びせら
れ、体格に比例して浅く狭い膣壁にギュウギュウと締め上げられると、それだ
けで暴発しそうになってしまう。疲労と快楽で朦朧としている少女の頭脳から
主導権を奪い取ったらしい子宮が貧欲に子種を吸い出そうとしているのだ。
 「なおきぃ! なおきぃ!」
 自分の名前を繰り返す従妹に応えるように、直樹は上体を起こして細いウエ
ストを抱き寄せる。いわゆる「対面座位」という体位だ。
 「はぁ、はぁ……あ……なおき………」
 茉理も直樹にしがみつく。大きな頭を胸の中に抱き締め、腰を突き出すみた
いにして全身を密着させる。
 「こ、このまま中に……いいか?」
 「うん、うんっ。来て。」
 そうして二人は呼吸を合わせて愛の交歓を再開する。直樹は上下に、茉理は
前後に腰を揺らし抜き差しのタイミングをシンクロさせて真っ直ぐに高みを
目指す。若いカップルらしいストレートでエネルギッシュなセックスである。
 (こ、こりゃやばいかも?)
 既に一回放っているとは思えないほどの速さで射精感が込み上げてくる。左
右から顔を頬を包んで圧迫してくる若い乳房の弾力と柔らかさと熱さに加え、
茉理の甘い香りと、ミルク系を連想させる愛液の匂いにクラクラし
てしまう。ついでに言えば、二人が腰をぶつけ合う音と、接合部分からヌチャ
ヌチャと漏れる淫靡な音も刺激が強すぎだ。
 「ひぃっ、あんっ、んんっ、んんーーーーーーんっ!」
 一方の茉理も、限界は目の前だ。汗でヌルヌルになった素肌同士が擦れ合う
だけでも敏感な体に電流が流れるというのに、直樹の顔が乳房を押しつぶし大
きな手が背筋を撫でる感触、そしてなにより体内で絶えず子宮が押し上げられ
全ての内臓が圧迫される異様な快感で今にも爆発しそうなのだ。これで一番奥
に熱い精液を浴びせられたりしたら飛んでしまうどころか……
 (だめ、だめだめだめだめホントにだめになっちゃうよぉ!)
 自分の中で何かが変わってしまいそうでコワイ。
 (でも、お腹、疼いてる。直樹の……欲しい……)
 そんな葛藤(?)と快楽で朦朧としている茉理の中で直樹の分身が急激に膨
張する。それが射精間近を示すサインだと身構え括約筋に最後の力を注ぎ込ん
だ茉理の下で。
 「くっ!」
 直樹もありったけの腕力で細い腰を抱き寄せる。そして二歳年下の恋人の最
深部に砲口を突き刺した状態で、全ての欲望を解き放った。
 「ふぁ! い………っくっぅぅぅぅ………!!」
 熱い固まりが子宮内に打ち込まれる感触。その熱と力強さで、茉理も兄妹の
ように暮らしてきた恋人をギュッと抱き締めながら、達してしまった。



 「直樹ってさぁ、ホントにドーブツだよねぇ?」
 「なんだよそりゃ?」
 絶頂の熱も引き始めた心地よい温もり中、未だ繋がったままの二人は騎乗位
で抱き合って互いの体温と鼓動に微睡んでいる。
 「だってほら、お腹の中タップンタップンだよ? いくら安全日だからって
こんなに出す、普通?」
 「そ、そりゃあれだ、えっと……」
 こういう時は、何故だか女の方が強い。得意げに微笑みながら精液の詰まっ
た下腹部を擦りつける従妹の視線から逃れるように顔を赤らめる直樹。
 「んーん? なにかなー?」
 そんな直樹を追い詰めるように首に抱きつき顔を近づけてくる茉理。ついで
に体内のナニも軽く締め付けてみる。
 「その、なんだ、お前が、えっと……小柄だから……」
 どうやら、自分の量が多いからではなく茉理の中が狭いからということが言
いたいらしい。
 「ふーん? そーなんだー?」
 茉理、棒読み。
 「な、なんだよ……って、ぬあっ!?」
 「でも、直樹はー……」締め付けたまま、軽く体を揺すって直樹を扱いて見
せる茉理「……まだ、こんなだよねぇ? お腹の中に二回も出したって言うの
に、まだシ足りないのかなー?」
 本体の思惑など何処吹く風。至高の愛撫を受けて直樹のムスコはアッという
間に再度の臨戦態勢になってしまう。
 「あれ〜? なになに〜? 直樹ってば、年下で小柄な従妹のお腹の中に、
もう一回出したいの〜? 盛りの付いたワンちゃんみたいにぃ、私の中に赤ち
ゃんの元をピュッピュしたいんだ〜? この節操ない性欲魔神をドーブツ並と
言わずして、何を動物というのでしょうか〜?」
 マウントポジションを取ったまま、心底幸せそうに直樹を困らせる茉理。そ
のキラキラ輝く笑顔を横目で照れたように見つめる直樹。
 「……だって………………だろ……」
 「ふぇ? なに?」
 「い、色々あったけど、こうやって触って、抱き締めて一緒に過ごせる時間
が戻ってきたんだぞ。二度と離したくないって、ずっとお前を感じてたいって
思っちまうにきまってるだろ!」
 「なおき……」ポッ、と茉理の頬が染まる「……か、可愛いっ!!」
 そのまま体全体を密着させ首に抱きつく。
 


 「……って、ちょ……」
 「直樹ってば、そんなに私にラヴなんだ? しょうがないなぁ♪」
 「だ、だから……」
 「そんな寂しがり屋の直樹の為に、この茉理ちゃんがもう一回エッチさせた
げるね? このままが良い? それとも今度は直樹が上に……」

 (ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ……)

 アラーム
 「……あ。」
 「へ?」
 「ごめん、直樹……」と申し訳なさそうな顔で起きあがる茉理「……ホント
は私ももうちょっと……なんだけど、今日はお母さん達が帰ってくるから、そ
ろそろ晩ご飯の用意しないと……」
 「あ、そっか……」
 年下の恋人を心配させないように出来るだけ平気そうな顔を作ろうとする直
樹だが、無念さは隠しきれない。中途半端な表情で固まってしまった自分の顔
を見て悲しそうな瞳になってしまう従妹を見るのは直樹も辛い。
 「……直樹……」
 「なに、作るんだ?」
 「え?」
 「晩飯だよ、まさか何も考えてなかったんじゃないだろ?」
 「えっと、コロッケ、だけど……」
 「じゃあ、手伝うから一緒に作ろうぜ。もちろんカニクリームだよな?」
 「なおき……」ちょっと苦そうながらも、茉理の顔にも笑顔が戻る「……そ、
そんなわけないでしょ。手作りなんだからジャガイモに決まってるじゃない。
だいたい直樹はクリームコロッケのレシピとか知ってる訳?」
 「アホか、知ってるわけないだろ。」
 「って、それは自慢げに言うことかーっ!!」
 「と言うわけで、とりあえずは風呂だな。時間も勿体ないし一緒に入っても
良いよな? ぐへへへへ♪」
 「だから人の話聞きなさいよ! ってゆーかなんなのよ、そのスケベオヤジ
みたいな笑い方は! あん、もう、勝手に決めるな手を引っ張るな抱きかかえ
ようとするなぁっ!!」



 と文句を言いながらも、時間が惜しいのは確かだし汗まみれ唾液まみれ(前
戯で体中を舐め回された)で、しかも股間から精液を漏らしていては留守中に
ナニをしていたかが瞬間的にばれてしまうわけで。
 「きゃっ、やん、あん、くぅぅぅんっ!」
 渋々同伴でバスルームに向かった茉理は、シャワーを浴びてる途中で後ろか
ら抱きつかれ、泡だらけの両手で胸をまさぐられて喘いでいた。
 「ちょっと直樹、駄目だって……はぁんっ。」
 「駄目だって言われたって、洗ってあげてるだけなんだけどなー?」
 「だからタオルも使わないで何言ってるのよ! それに洗うんだったら背中
に……やんっ……そこは自分で出来……ふぅんっ!」
 出しっぱなしになっているシャワーのお陰で体が冷える心配こそ無い、とい
うか胸を弄られてスイッチが入ってしまったらしい敏感な素肌の上をお湯が流
れる感触が妙に気持ち良い。
 「じゃあ、こっち……」
 と胸を撫でていた手がお腹の中心をくすぐりながら下へと。
 「そ、そこはダメ! 絶対ダメ! 直樹ぃ……」
 普段ならまだしも、膣内が満タンの今だけは絶対に駄目だ。中に溜まってい
る精液を漏らすところを知られるなんて到底我慢できない。だからこそバスル
ームに着くまで目一杯の力で出口を堰き止め、入ってからも前を見られないよ
うに気を遣っていたというのに。
 「そっかー、そこまで言うなら仕方がないよなー。という訳でやっぱりオッ
パイを……」
 「だから、どうしてオ……胸なのよ! 背中……あんっ。」
 ヌルヌルの指で両の乳首を同時にコリコリ転がされ、ピリピリとした快感が
乳管を伝わって体内へ、全身の毛細血管へ、そして下腹部へと瞬く間に伝わっ
てゆく。そして充分な精液を与えられ満腹だった筈の子宮までもが再び疼き始
める。



 「なぁ茉理、まだ時間あるよな?」
 「ふぇ……?」
 「ほら、ここなら後始末も楽勝だし、もうちょっとだけ……ダメか?」
 (あ、直樹の、背中に当たってる?)
 硬く勃起したモノを押し付けられ、その味を思い出したらしい膣内壁がキュ
ウキュウと切なげに収縮を始める。
 (もぉ、直樹ってばズルいよ……)
 確かに時間にゆとりはあるし、ここならシャワーで流すだけで証拠の隠滅が
出来る。さっきはお姉さんぶって誘った挙げ句に『おあずけ』させてしまった
後ろめたさもあるし、かくいう茉理の方も火がついてしまっている。
 (っていうか直樹、もしかして最初からお風呂場で続きをしようと思ってた
んじゃ……?)
 「なぁ茉理、頼むよ?」
 などと耳元で猫なで声を出され、プニプニと乳輪のまわりを優しく揉まれて
は拒絶なんて出来ない。というか何を言おうとしても恥ずかしい声混じりにな
ってしまうのがミエミエだ。
 「ちょ、ちょっとだけなら……」
 「おお!」
 「ほ、ほんとにちょっとだけなんだからね? それに私がシたいんじゃなく
って直樹が子供みたいに駄々こねるから仕方なくさせたげるんだから、かか、
勘違いしないでよねっ!?」
 「わかってるわかってるって。じゃあ、そっちの壁に手をついて………そう
そう、尻を少しだけ上げてくれるか?」
 「………こ、こんな感じ……?」
 恥ずかしいポーズなのは重々承知だが、OKしてしまった手前、従わざるを
得ない。それに先程から続いている下腹部の疼きが、直樹を受け入れると決め
た途端に更に強まってしまい、我慢の限界も近い。
 「じゃあ、いくぞ?」
 「うん、来……」

 『ただいまぁ。……あら、誰もいないのかしら?』

 「……絵理さん?」
 「え? お母さん?」



 『靴はあったと思うんだけど……茉理? 直樹くぅん?』
 
 「あ、はーい!」
 「って、素直に返事する奴があるか!」
 「だって逃げようがないんだし、隠れてたって遅かれ早かれ見つかるに決まっ
てるでしょーがっ!」
 
 『茉理ー? 何処なのー?』

 「え、えっと、お風呂ー!」
 「だから、わざわざ居場所を教えてどーするよ!」
 「良いから直樹は黙って……ううん、お風呂の中に隠れて! あとは私がなん
とかするから余計なことしないでよねっ!?」
 とか何とか問答をしている間にバスルームと脱衣所を隔てるドアの磨りガラス
に人影が浮かび上がってくる。
 『茉理、いるの? こんな時間にお風呂って、どうかしたの?』
 「あー……えっとー……た、体育の授業で汗かいちゃったから、その、シャワ
ーで流そうかなって思って……」
 『あら、そうなの? ところで直……』
 「ななな、直樹なら何処にもいないよっ。なんか確かフラフラ遊びに行くなんて
言ってたような気がすると思うから!」
 (お前、微妙に日本語変!)
 (ぐぐ……だ、黙ってなさいって言ったでしょ!)
 『…………………………』
 「お、お母さん?」
 『……直樹君、お夕飯までには帰ってくるわよね?』
 「えっとぉ……うん、そう言ってたよ!」
 『…………………………』
 「お、お母さん、思ったよりお仕事早く終わったんだね?」
 『……お夕飯の支度、まだよね? だったら、お母さんが食べたいものにしても
良いかしら?』
 「えっと……うん?」



 『じゃあ、ちょっと贅沢に手巻き寿司なんてどうかしら? 本当は書類を取り
に来ただけだし、帰りにお父さんと一緒に材料買ってくるわね。」
 「う、うん……」
 『じゃあ、お風呂が終わってからで良いから茉理はお野菜と酢飯の用意をして
おいてくれる? それとお味噌汁もね?」
 「う、うん、わかったー。」
 『じゃあ、お母さんは会社に戻るから。』
 「はーいっ、いってらっしゃーい。」
 『いってきます。』
 トタトタと遠ざかってゆく影。
 (ふぅ、なんとか切り抜けた……よな?)
 (だから、なんとかするって言ったでしょ? 私は直樹と違って……)
 『……あ、そうそう! 茉理?』
 「へ? なにー?」
 『バスタブのお湯って、雑菌が多くて意外と不衛生なの。だからお湯の中でし
ちゃ駄目よ、いい?』
 「うん、わかったー…………………」



・ 
 「………………………って、ええっ!?」
 (あ、アホ……!)
 『うふふっ♪』
 「あああ、あのあの、お母さんっ!?」
 『あと二時間くらいはかかると思うから、直樹君にも『ちゃんと』伝えてあげ
てね? じゃあ、行ってきます。』
 「あ、あ、ああああ……!」
 口から魂が抜けてしまったかのような表情で固まってしまった茉理(とバスタ
ブの中で頭を抱える直樹)を尻目に、渋柿夫人は軽快な足音と共に今度こそ職場
へと戻っていった。



 「あ、あのさ、直樹……」しばしの逡巡の後、可憐に頬を染めた茉理が俯き加
減に口を開く「……お母さん、お湯の中じゃなかったら良いって言ってたし、直
樹も……………って、あれれ?」
 チラリ、と横目で盗み見た直樹のナニは、先程の完全勃起状態からフニャフニ
ャのショボショボに縮んでしまっている。
 「な、なんで?」
 思わず指さしてしまう茉理。
 「いや、なんでって言われても……」
 すっかり家族の一員とした馴染んでいることを差し引いても、直樹にとっての
絵理が『恋人の母親』であるという事実は変えられない。その絵理に現場を押さ
えられた上で据え膳を差し出して貰っても、『はいそーですか』と迷うことなく
美味しく頂けるほど図太くはない……のだが。
 「なによなによっ、直樹の意気地無しっ!」
 やはりというか、こういった局面での女性の逞しさは尋常ではない。チロチロ
と胎内で燻り続ける種火を持て余しているらしい茉理は、母から与えられた延長
時間を目一杯楽しむ気満々だ。
 「だから意気地が有るとか無いとか、そーゆー問題じゃ……」
 「もんどーむよーっ! はむっ!!」
 思春期の少年のデリカシーなどお構いなし。青春と恋を謳歌する少女は、目の
前のご馳走に飛びつき、一気に根本まで頬張る。
 「んちゅ、んんっ! らいたい直樹は、こころっておきにろきょうりゃにゃい
っってひゅーか、おろこらしさがたひりゃいってひうか……ちゅぷっ……」
 「だから咥えたまま喋るな舌を巻き付けるな無理矢理吸……ううっ!」
 「んくっ……んくっ……んくっ……んふふ〜っ♪」
 直樹専用にカスタマイズされたフェラのテクニックに加え、モジモジと切なげ
に揺れるごく従妹のヒップと淫靡に濡れ光る瞳の魔力は抜群である。熱い唾液の
海の中で唇舌愛撫された直樹の分身は、あっという間に臨戦態勢に。
 


「……んちゅ……っと……ねぇ、直樹ぃ?」
 「お、おう……」
 「えっと、もう一回可愛がってくれたら……特別サービスで、ね?」
 「………」
 「お口で綺麗にしてあげても、飲んであげても良いんだけどなー?」
 ぴくん、と茉理の目の前で跳ね上がる直樹。
 「……ま、マジっすか?」
 「うん。」ぺろり、と見せつけるように舌なめずり「気持ち良くしてくれたら、
飲んでから綺麗にしてあげるよ、直樹おにーちゃん♪」
 口を離した茉理は、丸いお尻を見せつけるように先程と同じ立ちバック体になり、
顔だけ振り向いて熱い眼差しを送ってくる。目の前で物欲しげにユラユラ揺れる従
妹の白いヒップと、その中央で息づいている幼い秘唇の中から自分の精液と新たな
愛液が混ざり合った粘液がトロリと溢れ出すのを見た瞬間、直樹の中の重要な何か
が音を立てて切れた。
 「う、うおおおおおおおおおっ!」
 「や〜ん、直樹おにーちゃんのケダモノぉ〜♪」
 


 翌日、何故か茉理は普段より数日早く生理用品を使い始め、直樹はほぼ一日中居
眠りを続けて何度も叱られる羽目になったという。