8-70 名前: 910 ◆JMmC.oE5/6 [sage] 投稿日: 2008/02/16(土) 23:35:28 ID:/jSjEo9t

(ふぁ〜ねみぃな)
春の陽気誘われながら寮の帰る道を歩く
カツカツ
(そういやぁ、明日は小テストかぁ)
そんな事を考えてるといきなり口をハンカチで押さえられそのまま、気を失ってしまった。

意識が覚醒する
う〜ん・・・?
「ここは?」
「おっ!起きたか支倉。悪いなそんな格好で。」
そう言ったのは生徒会長の千堂伊織だった、そばには東儀征一郎もいた。
俺の格好は椅子にすわされて、手足を縄で縛られている。
「なんで俺はこんなことになってるんですか・・・」
俺は疑問を質問する
「それは・・・」
「それは、支倉おまえがはっきりしないからだ。」
「へっ?」
「現在おまえに好意を寄せている人は合計で5人いる、そうだろう伊織」
「あ・・・ああ」
「お前を手に入れるために彼女たちが戦うのだ」
「それって、まさか・・・」



「そのまさかだ。」
ガチャ ガチャ
とライトが何かを照らす。
それは
第1回支倉孝平争奪戦
と書かれていた。
「第1回って、第2回にもあるんですか・・・」
「おまえがはっきりしないから俺らが手助けしてやってるんだ。」
「それは・・・反論できないです」
「というわけで腹をくくれ」
おれは簡単に落ちた。
「わかりました・・・」
「そうか・・・始めるか」
「えー始まりました、支倉争奪戦・・・うらやましいです、それでは選手たちの入場です」
「司おまえもいるのかよ」
そう言う俺を無視する
(あのやろう無視しやがった。)
まず一人目生徒会副会長でありながら生徒会長に値するトラブルメーカー金髪の吸血姫、千堂瑛里華選手!!!
「誰がトラブルメーカーよ!!それは兄貴の方よ」
「えー、瑛里華選手がなにか言ってますが次いきま〜す。」
舞い降りた白いウサギ、東儀白選手!!!
「貴様・・・我が妹を動物よばわりしたな・・・」
「あ、あのがんばります」
「どうやら征一郎さんのシスコン疑惑は本当だったようです、というわけで次いきまーす」
自称風紀委員会の悪魔、悠木かなで選手!!!
「やふー、風紀を乱す人はシール貼りますよー」



「悪魔のシールは貼られたくないですね特技が使えなくなりますから、次いきましょう」
FAで一番黒要素が強そうでありながら美化委員会に所属、持ち前の黒で邪魔者は排除か!!悠木陽菜選手!!!
「あの、私は黒なんてありませんから。」
「そう本人は言ってますがたぶん黒がでるでしょう。最後に行きましょう」
何も興味を示さない黒猫のようでありながらまさかのダークホースなのか?黒髪の吸血姫、紅瀬桐葉選手!!!
「・・・・・・・・・好奇心は猫をも殺す」
「いまいち、言ってる意味がわかりずらいですが選手は全員そろいました」
「途中の全員の解説におかしいところがあったぞ。司」
「賞品は当然のごとく支倉孝平です、死ね・・・」
「お前今死ねとか言ったな!」
「さて今回のルールは・・・って毎回同じルールですが・・・バトルロワイヤルです。
殺し合いではなく気絶させてください気絶した時点で失格になります。」
それでは・・・レディーゴー!!!

つづくと思う。