7-824 名前: 910 ◆JMmC.oE5/6 [sage] 投稿日: 2008/02/08(金) 20:56:30 ID:Fdw9Bvjq

『孝平のなく頃に』
「なぁ、孝平・・・俺はヤバいことを耳にしたんだ」
そんなこと昼休みにはなしてくる同じクラスの司
「なんだよそのヤバい事って」
そう聞くが・・・
「あまり大きな声でいえないけど・・・」
「なんだよ早く言えよ」
「わかった・・・生徒会副会長いるじゃん」
「瑛里華がどうした」
司が声を低くして言う
「なんでも吸血鬼らしいぜ」
「・・・・・・は?そんなわけある分けないだろ」
「いやホントだって。」
ちょっと期待した自分が馬鹿だった・・・
キーンコーンカーンコーン
昼休み終わった。俺は次の授業の準備した。


放課後

いつものごとく生徒会室にいく。珍しく瑛里華一人しかいなかった。
「よう瑛里華」
「あ、孝平」
俺は興味本意に瑛里華に昼休みの事を聞いてみた
「なぁ瑛里華・・・瑛里華って吸血鬼なの?」
ピシッ
空気が凍った
「そんな分けないよな聞き流してくれ」
「あなた、知りすぎたわね」
そういって瑛里華は立つ
少しずつ近づいてくる俺は後ろ下がろうとするが足が固まったように動かない。

「大丈夫・・・痛みは一瞬だけだから」
そう言って俺の首筋に顔近づける
「ぐっ!」
首筋に激痛が走る



意識がブラックアウトする、最後に瑛里華が不気味に笑った顔だった 「ケケケケケケケケケ!」 それから二度と支倉孝平が目を開けることはなかった・・・