7-665 名前: 019 ◆9boMniHX52 投稿日: 2008/01/03(木) 21:24:37 ID:KaD3mLK2

 ふと気づくと、タオルがおでこの上にあった。
 それももう、かなり乾いている。
 まだ熱っぽいが、だいぶよくなった。
 これも温かい毛布のおかげ。うん、ずいぶんと温かい……って。
 俺の横に白が、並んで横になっている。毛布よりも温かいのは、華奢な
女の子の体だった。
「あ、先輩。気がつきましたね」
「し、白。ど、どうして」
「風邪のときは、温かくするのが一番ですから」
 間近で可愛い顔がにっこり。
「だ、だからって……は、裸じゃないか」
「肌で触れあっていると治りが早いって、兄さまが言っていました」
 あっさりと答え、
「先輩、もっと汗をかいたほうがいいですよ」
 くすくすと笑う。
「そ、それって」
「先輩がしたいことを、すればいいです」
 小さな手が、パジャマの中に入る。
 もぞもぞと、ブリーフ越しに股間をまさぐる。
「うわ。す、すっごく熱いです」
 大胆な行為をしているうちに白の顔も真っ赤に火照ってきている。
 だめだ。熱で頭が働かない。
 動物的な感情が、欲望が、俺を支配する。
「……白!」
「きゃっ」
 がばっと、白を押し倒す格好で、上にかぶさる。
 熱い息を吐く。見下ろす先で、白の瞳が潤んでいる。
「い、いいんだよな」
「……看病ですから」
 抱きついてきた白の、名前の通り純白の肌に肌を合わせ、男のモノを
女の穴にあてがい、ひとつになった。腰を猛烈に振り、暴れて、体から
汗が十分に出ていった。


 白の看病のおかげで俺の風邪は全快した。
 しかし。
「おおい、白。大丈夫か?」
「は、はい……まだ、ちょっと」
 俺が熱い精を注いで、その熱がそのまま白に移って、
今度は白が寝込んでいる。
「看病は任せてくれ」
「ありがとうございます。でも、また先輩に移すわけにはいきません
から、タオルだけにしてくださいね」
 釘を刺されてしまい、俺はおとなしくベットの脇で控えることしか
できなかった。