7-662 名前: 910 ◆JMmC.oE5/6 [sage] 投稿日: 2008/01/03(木) 16:57:47 ID:AyAbjRD8

<風邪引き>
へっくし!!
「うぅ、風邪かなぁ」
かなりだるい上に頭が痛い・・・体温計。
トントン
「支倉先輩、起きてますか?」
「ああ白か、ちょっと待っ・・・」
ドサッ
「先輩!どうしたんですか!?」
白のびっくりした声が聞こえる
「先輩失礼します。」
ガチャ
「イテテ」
「先輩大丈夫ですか?」
「いやー情けないとこみせちゃったなー」
「情けないとこって先輩、顔色悪いですよ大丈夫って、すごい熱ですよ。」
「ははごめん風邪ひいちゃてさぁ。」
「風邪引いたら寝てなきゃだめじゃないですか。」
「いや白を心配させたくなかったし。」
「だめです。風邪だからって侮ってると大変な事になりますよ、それに・・・」
「それに?」
「それに・・・支倉先輩には元気でいてもらいたいし。」
「白・・・心配してくれてありがとう」
「////、とにかく今日一日寝ててください。風邪がひどくなる前に、今日一日先輩を看病してあげます。」
そういって俺をベットにねせようとするから、俺は白の言葉に甘えてベットに横になる。
「いやでも白が勉強を・・・」
「先輩が風邪で寝てるのに勉強なんて集中できません。」



「先輩、体温計ってどこにあるんですか?」
(えっと、どこに置いたんだっけ?たしか・・・キッチンの棚だったような)
「多分キッチンの棚の右から3番目の引き出しだと思う・・・」
「キッチンの棚、右から3番目・・・ここですね。あった。」
「あった?」
「ありましたよ先輩。体温計は先輩は舌の下ですか?」
「うん、舌の下だな」
「じゃあ、くわえてください。」
(お兄さまが風邪の時は汗を掻くのがいいっていつも言ってた)
ピピッと体温計がが鳴る、白体温計を取る
「37.9度、先輩濡れタオル持ってきますね。」
「ああ、ありがとう。」
「眠くなったら寝ててもいいですよ。」
そう言って、白がキッチンに行った。
「ふぁぁ〜〜」
(寝るかな・・・)Zzzz



(先輩が風邪を引くなんて珍しいなぁ)
とか考えながら、白は洗面器に水を入れながらタオルを濡らす。洗面器に水があふれない程度に入れる、それを先輩の所に持っていく。
「先輩寝てる。」
「・・・Zzzz」
極力音をたてないようにタオルを絞る。そして、先輩のおでこにかぶせる。