7-319 名前: 4枚切りの触パン ◆nfCPZrjHO2 [sage] 投稿日: 2007/07/04(水) 05:12:54 ID:Dv5BanAK

ミアいびり  10日目


「ねえミアちゃん。 初詣、けっこう時間かかったよね。 お兄ちゃんと、いったいナニしてたのかな?」
「い゙・・・・ぎ! いだぁ・・・っ!  やめ・・っ、グズッ・・・痛いですぅ〜!」

明けて翌年。
三ヶ日も過ぎ去り、正月気分もそろそろ終わりに近づく頃。
今日もミアは、麻衣により虐められていた。
ズポッ、ズポッ、ブポッ、ズブブブゥゥ
「ぐ・・・・っ!  く、くるし・・っ、苦しいですぅぅっっ!!」
桜色の着物姿。
その裾をはだけられ、マングリ返しと呼ばれる恥ずかしい格好で
秘めたる部分を晒しながら、少女は肉の花の中芯に
極太のモノを容赦なく突き込まれていた。
「あはは。ミアちゃんのここ、同じピンクなのに着物の色より黒ずんできてるね♪」
あられもない格好で大人しい少女を犯すのは、意地悪な小姑こと朝霧麻衣。
長年思い続けていた義兄を寝取られた腹いせにと、留学中に月の姫君が寝泊まりしていた部屋に
兄嫁を連れ込んで、今日も今日とて加虐の限りを尽くしていた。


この日は初詣だった。
兄と共に着物姿で出かけたミア。
「おかえりなさい、二人とも」
少し遅めの年始参りを終え、達也と共に朝霧家へと帰ってきたミアを
麻衣は玄関口で待ちかまえていた。
笑顔で出迎える嫉妬に狂った義妹の姿を見て「ひっ!?」と喉の奥で小さな悲鳴を漏らす元メイドの少女だったが
麻衣は笑顔のまま、むんずと彼女の手を掴み
さりげなくも、有無を言わせぬ勢いで客間に引きずり込んだのだった。
ちなみに達也はこれからバイト。
さやかに至っては、仕事なのですでに朝から出かけていた。
すなわちこの家には今、麻衣とミアの二人だけ。
他には誰もいない。
泣き叫んでも助けを求めても、誰も来はしないのだ。


「ゃ・・・・ぁ、ぁぁ・・・麻衣さ・・・やめてくだ・・・・ゆ、夕食の・・夕飯の支度に取り掛かりませんと・・」
「大丈夫、大丈夫。 昼間のうちにわたしがやっておいたから」
逃げようとするミアを押さえつけ、テキパキとテーブルに固定したゆく。
手馴れたものだった。
着物のまま、うつ伏せで固定。
「おねがいです、こんなことは・・・もう・・」
あわあわと言っているうちに、あっという間に括りつけられた。



「ねえミアちゃん。 羽根突きって知ってる?」
笑顔の麻衣が聞いてくる。
またどうせろくでもないことをされるに違いない。
知らない旨は正直に告げたが、心の中で思ったことは口にしなかった。
「正月特有の遊びなんだけどね、この羽子板と呼ばれるもので・・・・」
初めから部屋に用意してあったのか、どこからともなくグリップのついた木の板を取り出し
おもむろに振りかぶる。
「こうやって、使うんだけど・・・・ねっ!!」
ヒュンッ
何かが風邪を切る音。
ついで、
パシ―――ン
「ぃ゙あ゙っ!?」
何かを打ち据える音と、上がる悲鳴。
うつ伏せのままテーブルの縛り付けられたミアの小さなお尻を、麻衣が羽子板の腹で思いっきり打ちつけたのだ。
「スパンキングプレイって言うんだよ〜♪」
愛らしく笑いながら、再び振りかぶる。
「ひっ!? や、やめ・・」
容赦なんてしなかった。
泣きそうな声で懇願するミアの言葉を無視して、そのまま打ち下ろす。
バシ―――ン!!
バシッ!
ベチンッ!!
「いだっ!!  あ゙・・・ひいっ!?  痛いっ、痛いぃっ、うあ゙あ゙〜っ!」
何度も何度も、親の仇ほど。
憎しみを込めて、叩く、叩く、叩く。
「ううっ・・・・グズ・・・えぐ・・あぐぅっ!!」
涙と鼻水をテーブルの上に垂れ流すミア。
そんな彼女は、今の自分の置かれている状況に覚えがあった。
それはテレビの時代劇。
達也と一緒に見ていた番組の中で、無実の罪を着せられた町人が
どこかの立派な門の前で、ふんどし一丁の尻丸出し状態で
仕置き役に決まった回数だけ叩かれるというものだ。
たしか百叩きの刑、と言っただろうか。
でもその人の方が、まだましな気がした。
百叩きの刑は、文字通り100回叩かれれば終わりだが
だけども自分の場合は、羽子板とやらで
いったい何回叩かれれば許して貰えるのかわからない。
いつ終わるとも知れない痛みに、ミアは絶望的な気分で耐えるしかなかった。



「ハァー、ハァー、ハァーッ!  ハァー、ハァー・・・・」
ミアが時代劇の役者も真っ青な尻叩きを始められてから、どのぐらいの時間が経っただろうか。
――――カランッ、カランカラカラ・・・
フローリングの床に転がる羽子板。
「ハァー、ハァー・・・・・っ、はぁー、はぁ・・・」
「っ・・・・っ・・・・、ぅ・・・・ぐ・・・っ・・」
二人分の荒い呼吸。
すすり泣く声。
麻衣は肩で息をしながら、蛍光灯の紐を引っ張った。
2,3度明滅。
直後に部屋が白色灯の光で満たされる。
叩き始めた頃は、まだ日が高かったと思う。
だけども気が付くと、いつの間にやら夜の帳は降りきる寸前で
西の空に残る蒼とオレンジの混じったような光が、ガラス戸から僅かに差し込むだけとなっていた。
どうやら、かなり熱中していたらしい。
荒い呼吸を繰り返し、声すら出なくなった兄嫁に目をやる。
叩き続けた尻。
着物の裾を捲り上げる。
下着も捲る。
見るも無惨に腫れ上がっていた。
「・・・・ぷっ、っあっははははははははははっっ!!  ミアちゃん、お尻真っ赤っかだよ!」
お猿さんみたい、と腹を抱えて笑い転げた。
「ぅ・・・・・っ・・ぅぅ・・・・」
途切れ途切れの唸り声。
ミアの顔も、顔を突っ伏していたテーブルの上も、涙と鼻水と涎と汗でグチョグチョだった。
「ずいぶん腫れたね。 じゃあミアちゃんは今夜、この蛸みたいに赤く膨れたお尻で
 お兄ちゃんに抱かれるんだぁ・・・」
きっと触られるたびに痛むんだろうな、と口に手を当ててニヤニヤ。
よくよく考えてみればそれだけではなく、食事のとき椅子に座ることはおろか
トイレで頑張ることすらできはしない。
そんなメイドの少女に追い打ちをかけるように、麻衣は次なる責め具を取り出す。
ゴソゴソと部屋の隅を漁り、手にしたのは・・・
「――――ねぇ、ミアちゃん。 ミアちゃんって、ゴウヤ、好きだったよね・・・?」
言いながら、麻衣の手にあるのは緑色の野菜。
原産地はたしか沖縄だったか、市販のキュウリとヘチマの間の子ぐらいの太さと長さで
周囲には、その両者にはない先のまあるくなったイボイボが付いている。
「前から思ってたんだ。 この苦瓜って、どう見ても野菜プレイ向きだよね☆」
無邪気な笑い。
麻衣はにこやかな笑みを浮かべたまま、右手にゴウヤを持ち
左の手の平をそれでペチペチと叩きながら、尻の痛みで動けないミアにゆっくりと近づいて行くのだった。

ミアいびり 10日目 END

墨塗りできなかった…orz
ちなみに、夕食の一品がゴウヤチャンプルだったのは言うまでもありません