7-207 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/05/23(水) 01:08:16 ID:u98DQkvD

絶句する直樹。
保奈美が陰毛を剃ったと言う突然の出来事に驚きを隠せない。
「………舐める時、ふわっとした感触、結構好きだったんだけどなぁ………」
軽く押し返してくる感覚がお気に入りだった。
「も、もう………」
恥ずかしいが、一応褒めているので怒るに怒れない保奈美。
「でも、こっちもいいかも………」
今度はボソッと保奈美に聞こえないようにつぶやく直樹だった。
そんな保奈美の股間を見ていると谷間に潤いが見て取れる。
「保奈美、いいか?」
「うん」
ベッドの上に保奈美を組み敷いた直樹。
亀頭がヌチュッと谷間に飲まれる。
既に保奈美は濡れていたのだ。
そしてゆっくりゆっくり亀頭を押し込んでいく。
肉棒はスローペースで膣内を進んでいく。
「もう、意地っ張りなんだから………」
膣壁の動きは明らかに直樹を引っ張り込もうとしている。
直樹はそれに対してゆっくりと腰を押し進めている。
そして肉棒が半分ほど飲み込まれたその時だった。
直樹はいきなり腰に力を入れる。
一気に肉棒が膣内に埋まり、子宮を叩く。
「な、なおくん、いきなりっ」
直樹は突如、奇襲を掛けた。
ズンズンと突きまくる直樹。
全く計算外の行動に保奈美は主導権を取られたままだ。
(こんな激しいのもいいかも………)
と考えてしまう保奈美。
近頃は自分がイニシアチブを握る事も多かっただけに久しぶりに新鮮な感じだった。
直樹は素早く肉棒を引き抜くと今度はバックから挿入。
そのまま保奈美の腰を抱えると保奈美も腕を立て、四つん這いになって直樹を受け入れる。
直樹の腰の動きに、ベッドに向けて垂れ下がる豊満な胸が連動して動く。
前に後ろに左に右に………
時には左右の胸が違う方向に揺れては再びぶつかる。
「たくましぃ、なおくんのがっ」
直樹はベッドのシーツに接触するかしないかの所を行き来する左右の乳首を摘む。
その時、膣が一段と直樹を締め付ける。
「や、やぁ、そんなにいじらないでぇっ」
直樹はその膣の動きに耐えられず果ててしまった。
小刻みに腰を動かしつつ乳首をさらに抓る。
「んあぁっ」
直樹に少し遅れて保奈美も逝ってしまった。



先程から繋がったままの直樹と保奈美。
バックで入れたまま繋がっているので直樹に背中を委ねている保奈美。
「なおくんの………出した後も硬いのが好き………かな」
「じゃあ、このまま続けるか」
「………………………」
無言の保奈美。
それは許可が出たと言う事だ。
「じゃあ、さっきは俺が動いたから保奈美にしてもらおうか」
「どんなのがいい?」
「そうだな………じゃあ、そのまま動かずに逝かせてくれ」
それは膣の動きだけで逝かせなければいけない難度の高い技だ。
「うん、それでいいよ」
それなのに何事も無かったかの如く、二つ返事で答える保奈美。
今度は動きの少ないスローペースのセックスが始まった。
因みに体位は背面座位。
直樹にもたれかかる保奈美は、膣壁を動かして様々な締め付けで攻める。
緩急のある攻めでじっくりと攻める。
直樹もただこのままでは暇なので後ろから最小限の動きで保奈美を攻める。
腕を伸ばして胸を揉む。
「ああん、もう、なおくん、私に任せてくれるんじゃ」
「悪い保奈美、余りに暇なんで………」
そういいつつもフゥッと首筋に息を吹きかける。
さらにはそのまま首筋にキスマークを付けていく。
「な、なおくんっやぁんっ」
さらには両手で左右の乳房を弄んでいたが左の乳房を開放するとそのまま保奈美の股間を目指す。
そしてクリトリスを摘んで谷間をスリスリする。
グリグリとクリトリスを弄くる直樹。
「もう、なおくん、明日、朝ご飯抜きなんだから」
「いやぁ、だってさっきから何だか逝きそうなのに逝けないから遂………」
実は保奈美は肉棒から直樹の具合を見計らっては生殺しの様な状況を繰り返していたのだ。
保奈美に咎められ大人しくなる直樹。
それと比例するように保奈美の膣が直樹を緩急のある締め付けでどんどんと追い込んでいく。
「く、ほ、保奈美っ」
「も、もう直ぐなんでしょ、なおくんっ」
直樹の腰の震えや肉棒の反応からに見て間違いなかった。
そして………
ドバドバっと膣内に大量の精液が流し込まれた。
出すもの出して一先ず落ち着く二人。
「どうかな………その………気持ちよかった?」
「………いや、良かったとかそういうレベルを超越してるかも………」
「ふふ、じゃあ、また今度してあげるね」
「楽しみにしとくよ。でも………」
「でも?」
「今度は俺が保奈美を優しく逝かせてやろう」
そう言って、今度は直樹が保奈美に愛撫するのだった。



「ううぅん、んん」
直樹が眼を覚ますとそこはリビングのソファの上だった。
トントントン
保奈美がキッチンで何か作っているんだろうか?
包丁から奏でられる規則正しいリズムが心地好い。
(そうか………あの後、一緒にシャワー中に一回、それからこのソファーの上でもしたんだっけ………)
我ながらの絶倫ぶりに呆れてしまう直樹。
直樹の起床に気付く保奈美。
「なおくん、おはよう。でも、もうお昼だよ」
「いや、寝る子は育つって言うし………」
「そんなにエッチな子供はいないよ」
その言葉に流石に返す言葉が無い直樹。
チャーチャチャチャー
そんなテンション低いこの時を狙ったかの如く直樹の携帯電話が着信を知らせる。
「はい………」
「あ、久住ぃ?」
「どうしたんですか恭子先生?」
「何寝ぼけた声出してんのよ」
若い女性………とは言っても教師から休日に電話連絡とは低いテンションが更に低下しそうだ。
「いいから今直ぐテレビを付けてニュースを御覧なさい」
直樹は手を伸ばしてテーブルの上のリモコンを掴むとテレビを付ける。
すると、正午のサイレンと共にテレビでもニュースが始まった。
まずは背広男の何時も通りの挨拶でニュースが始まる。

『まずは少子化問題のニュースです。政府首脳は、午前の閣僚会議で行われた
少子化問題対策の取り組みについて、野党との大枠での合意を目指す考えを明らか
にしました。また、本日の閣議で盛り込まれた修正案には状況に応じた
一夫多妻制の容認を認めるとの方針が追加され、野党側の必死の反論は
明らかですが衆議院、参議院共に同法案の通過の見通しです。当事者に
対しての資金援助も視野に政府与党が動いています』

「………先生、これは………」
呆れ果ててしまった直樹。
「百年後の世界から来たって事は、過去に議員の先生がどんな事をしてたのか全部分かってるって事よ」
正に恭子恐るべし。
「動かぬ証拠を各議員に封筒に入れて送っただけなんだけど、威力十分ね」
「住所がばれたら消されるんじゃ………」
「大丈夫、そこら辺は玲がうまくやってくれるから………」
理事長もまた恐るべし………
「じゃ、これから野党議員用の作業があるから………」
「ちょっ、先生っ」
ツーツーツー
電話は一方的に回線を遮断されてしまった。

そして数週間後、無事に法案は衆議院、参議院の両院を通過した。
無論、この法案には可決と言えども準備期間が必要になる。
その間、直樹達は政府公認の関係となった。



今宵も大乱交の真っ最中の直樹達。
「ねぇ、なおくん」
「ん?どうした保奈美」
「赤ちゃんがお腹を蹴ったの」
出産を控え、セックスを控えているので参加していない保奈美。
今、挿入を繰り返している文緒の膣口からは肉棒との間を伝って大量の精液がかき出されている。
因みにたっぷりと直樹の精液の直撃を何度も受けた美琴が股間の谷間を
閉じる事無く精液を垂れ流しながらグッタリとしている。
「よし、じゃあ直ぐに弟か妹を作ってやるからな」
そんな事を言っているが既に弟か妹は既に茉理とちひろ、結が妊娠しているので
弟と妹が両方誕生する可能性は高い。
直樹が文緒の膣内にそのまま射精する。
これで何回目だろうか?
そんな直樹を大きくなったお腹を擦りながら見守る保奈美。
政府公認の多妻制とかそんな事はどうでもいい。
それが保奈美の考えだった。
好きな人への想いはそう簡単に断ち切られる筈は無い………
「直樹、赤ちゃん産んだら沢山してよね!!」
平然と言ってのける茉理。
因みに渋垣夫妻は以前から直樹との事を気付いていたが保奈美の公認なら安心だと心配していなかった様だ。
「本当の孫が見れるとは………」
と源三の凄いはしゃぎっぷりは尋常ではなかった。
「わ、私もお願いしますっ」
小さな二人の声が珍しく被って聞こえる。
そして保奈美が直樹に声援を送る。
「なおくん………………………頑張って、お父さんっ!!」
直樹に聞こえるように保奈美が言った。
大きなお腹を笑顔で擦りながら………

 『1+1≠2』 完