7-59 名前: 1+1≠2(にられば) [sage] 投稿日: 2007/05/19(土) 02:47:35 ID:sD87LEAW

それから数週間後の土曜日の事だった。
その日は藤枝家にお泊り。
久しぶりに二人きりで過ごす夜だった。
因みに二人に気を利かせてか保奈美の両親は居ない。
「はい、なおくん、あ〜ん」
今晩のおかずを箸で直樹の口元に運ぶ保奈美。
何時に無くベタベタと擦り寄ってくる。
食事中なのに直樹の腕に保奈美の胸が押し付けられる。
「保奈美、その、これ以上するとここで押し倒すぞ」
「ふふ、えいえいっ」
保奈美はわざと胸を押し付ける。
既に直樹の肉棒がズボンの上からテントを張っている事を承知でしているのだ。
「ほ、保奈美っ」
直樹の両手が保奈美を掴む。
「駄目だよ、なおくん。まだ食事中なんだからっ」
なんだか今日もいい様に保奈美に弄ばれている直樹。
「お楽しみは食事が済んでからだよ」
既に尻に敷かれている直樹。
源三には、
「尻に敷かれるも何も、以前からそうだったじゃないのか?」
などとからかわれる始末。
弘司にも似たような事を言われた。
多分、保奈美には一生頭が上がらないんだろう。
そんな事を考えつつ、食事を終える。

さて食事が終わり、遂にやって来たお楽しみの時間。
保奈美の部屋のダブルベッドの上で時間を潰す直樹。
保奈美は洗物を終えてから来るので直樹はドキドキしながら時を過ごす。
カチャ
遂に保奈美が入ってきた。
「なおくん、お待たせっ」
入ってきた保奈美はパジャマ姿だった。
そしてそのままベッドの上で待っている直樹の元へ………
「保奈美………」
「なおくん………」
直樹の目の前でそっと目を閉じる保奈美。
ゆっくりと直樹が唇を塞ぐ。
だが舌を入れてくると保奈美の舌を求めて激しく動き出す。
保奈美もそれに合わせて口内で直樹を迎え撃つ。
直樹の舌と接触したかとおもうとそのまま下を伝って直樹の口内に逆攻勢に転じる。
その後は正に一進一退の攻防だった。
二人とも息の続く限り唇を重ねていた。
そしてどちらとも無く唇が離れる。
「はぁはぁはぁ………」
「はぁはぁはぁ………」
キスだけでここまで疲れるとは直樹は思いもしなかった。
だが、その先に進まなければ意味は無い。
直樹はパジャマ越しに保奈美の胸を掴んだその時だった。
「!」
直樹はある事に気が付いた。
「保奈美………」



見つめる直樹にコクンと頷いてみせる保奈美。
すると直樹は保奈美のパジャマのボタンを全て外す。
そして左右にパジャマを開くとその豊満な胸が姿を現した。
何度見ても見飽きない。
形の良い乳房にその頂点にある乳首が、正に画竜点睛として存在している。
直樹は問答無用でしゃぶりついた。
「もう、なおくんたらっ、赤ちゃんみたいなんだから………」
だが、それが男なのだと言わざるを得ない。
直樹はそのまま下のパジャマに手を突っ込む。
流石にこっちは下着を着けている。
だが、それは下着の中に手を入れた時だった。
「!」
再び直樹に衝撃が走った。
「その、そうした方がなおくんが喜ぶかなぁと思って………」
直樹は保奈美の腰を浮かせてパジャマのズボンとパンツを纏めてずらす。
するとそこには存在していた筈の茂みが無かった。