3-28 名前: 達哉のお仕置き(1/2) [sage] 投稿日: 2006/10/30(月) 10:14:31 ID:Y+1C+91U

「今日は早く帰ってくるはずだったよな」
「そ、それは、さっきも言ったでしょ。急な用件が入って……」
 ベッドの端に腰を下ろしたフィーナは、おどおどと、高貴な姫らしからぬ
素振りを見せている。目の前に仁王立ちになる彼と目を合わせることができない。
 出かけるときに、今日は早く帰れるからと表情を輝かせたのはフィーナ。達哉も
満面の笑みで送りだした。
 しかし夕方になって電話が入る。ミアや麻衣、さやかががっかりするのを達哉は
陽気に鼓舞する側に立った。
 家族が寝静まったころにようやく帰ってきたフィーナを達哉は厳しい表情で
迎え、部屋に入ってすぐ、「座れ」と強い声で命じた。月の姫は血の気の失せた顔で、
言われた通りにする。
「理由はどうでも、フィーナは約束して、その約束を破った。違うか?」
「……」
 威圧的な言葉に、フィーナはなにも言い返せなく、うつむくばかり。
 達哉の顔に浮かぶのは冷笑。この場に甘い言葉は必要ない。もうプレイは
はじまっているのだ。
「破った罰だ。お仕置きするよ」
 フィーナは静かに息を吐き出すと、床に這いつくばる。
 額突く姫に、達哉は満足げにほほえんでから背後に移動した。
 フィーナはますます床に頭を押しつけ、反対に尻を高くあげていく。
 十分な高さになると、スカートを引いて、純白ショーツに包まれたヒップを
彼に捧げる。
 達哉はショーツをめくりおろし、美尻を剥き出しにした。ショーツよりも白い、
未踏の雪原のような尻朶に思わず息を呑む。
「……いつ見ても、綺麗だ」
 称賛の言葉を浴びせてから、にやり。
 右手を高くあげてから、振りおろす。
 ピシィ!
「んあ」
 床に接する姫の口からくぐもった声が洩れる。
「フィーナのお尻は、やわらかいな」
 赤くなった尻肉をさわさわ撫でると、再び右手をあげる。
 ピシッ! パーン! ピシャリ!
 乾いた打擲音が部屋に響く。音が一回鳴るたびに白い尻に赤い印がひとつ
刻まれる。
「ふ、く、くッ」
 ぷるぷると双臀を震わせて、姫は仕置きに耐える。彼に見えない位置で歯を
食いしばり、熾烈なスパンキングが終わるのを待つ。



「こんなんじゃ手ぬるいか。もっとちゃんと教えないと」
 叩く手がジンジンしてきたところで、達哉は用意していたプラスチック定規を
手にした。
 ヒュンという音とともに、痛烈な一撃が肉尻を襲う。
「アアアアアァ」
 たまらずのけ反って、高い悲鳴を放ってしまうフィーナ。銀髪を揺らして
苦痛に悶える姿が、達哉の劣情の炎に油を注ぐ。
「そら、そら、フィーナ、これからは約束を守れるか?」
「アッ、アッ、守る。守るから、やめ、ンヌゥ」
 固い定規の連打で責められるフィーナは涙ながらに訴える。響く音が低く小さく
なったぶん、尻に走る痛みは鮮烈さを増している。一撃一撃は、体の奥深くまで
刺し貫かれるかのよう。
 達哉の手は姫の訴えを聞いて、逆に激しさを増した。あれほど美しかった
肉尻の白さが、まだらな赤に変わっている。尻肌の赤みが引きかけても、すぐに
新たな一撃が紅に染める。
「んあっ、や、やぁ……だめ、だめ、こんなの、ふはぁ」
 緑の瞳が焦点を失っている。苦痛に眉を顰めながら、頬は紅潮し、唇の端が
緩んでいる。フィーナの顔に浮かんでいるのは、被虐の悦び。
 達哉はわざわざ前にまわってフィーナの顔を確かめると、嗜虐の悦びにゾクゾク
しながらスパンキングを続ける。
 高く掲げられているヒップが、じりじりと下がってきた。両脚がだらしなく
左右に開いてきている。
 達哉は一歩下がった。定規の先を床に触れさせる下段で構え、流麗な弧を
描いて振りあげた。
 定規は女の割れ目を直撃し、陰唇ばかりか肉豆まで痛打する。
「ぎひ!? ぐひいいいいぃん」
 秘部を切り裂く衝撃に愉悦もなにもなくなり、フィーナは獣じみた吠え声を
あげた。全身に高圧電流が流れて一度跳ねあがり、腕にも足にも力が入らず
落ちるがまま、ぺちゃんこにつぶれてしまった。
「仕上げだ」
 達哉はズボンとパンツを脱ぎ捨てると、くにゃくにゃになったフィーナを
引き起こし、朱唇にペニスを突き入れた。あごを持ち支え、小さな口を性器と
見なして腰を振りまくる。
「……ん……んあ……あむぅ」
 朦朧となったままなのにフィーナは唇を締めこんでくる。分泌される唾液で
滑りがよくなってきた。
 舌はピクリとも動かないが、フェラチオでなくイラマチオだからこれで十分。
達哉は腰を振りに振って、高貴な姫の口穴を犯しぬく。
「んあぅ、ぬ、ぬあ、あぷ、ぷふっ、ふむぅん」
 遠慮も思慮もない肉棒の抽送を食らっているうちに、フィーナの顔がとろけて
くる。強い男に犯されて恍惚となり、唇に力をこめる。
 色香の増した姫を見下ろし、達哉のボルテージが急速に高まる。尻を叩いて
いたときから疼いていた射精感が、ここにきて限界を越えた。
「これでも飲んで、思い知れっ!」
「ぬぶぅ」
 喉を穿ちかねない深さまで突っこみ、熱い精をしぶかせる。
「ん、ぬ、ぬふ、ぬちゅ、んぐ」
 次々にぶちまけられるスペルマを、おのずと飲み下すフィーナ。大量の樹液を
苦しく思うどころか、淫靡な目をして恍然と飲みつづける。
 出すべきものを出しつくした達哉は、腰が抜けたようにぺたんとしゃがんだ。
 濃厚な精液が気つけ剤になったのか、フィーナはすっかり生気を取り戻し、
ペロリと舌舐めずりをして媚びに満ちた笑みを彼へ送った。