3-24 名前: 瑠璃色 夜明け前まで陵辱な [sage] 投稿日: 2006/10/24(火) 01:38:20 ID:+nyVRje1

「朝霧達哉。キミは今から八年後、フィーナ姫とめでたく結婚する」
 タツヤ・ファム・アーシュライト。達哉と同じ顔、フィーナと同じ銀色の髪の少年は淡々と語り出す。全裸で。
 それは子孫が語る未来の歴史。
「そして地球と月の友好はますます深まる。だがそれも一時期の事」
 達哉は床にうずくまりながら黙って聞いていた。知らなければならないと思ったから」
「戦争、だよ。今から遠い未来に地球と月は全面戦争を始める。
かつての旧大戦と同じ、いやそれ以上の規模で。
 結果、壊滅的な被害を受けた月は人の住めない地に戻り、スフィア王国は滅亡。
地球もまた壊滅的な被害を受け、生き残った人類はほんの僅か」
 タツヤの目に、悲しみ、そして覚悟が浮かんでいた。
「だから僕と仲間達はこの時代に来た。破滅の未来を変える為に」
「なんで……この時代に」
 達哉が始めて口を挟む。
「未来の戦争において、地球と月に最も被害をもたらしたのは両者の正面激突。
 それを為したのは、この満弦ヶ崎中央連絡港市にある重力制御装置を基盤とする大型重力制御装置。
 朝霧達哉。キミとフィーナ姫がこれから見つけ出すロストテクノロジーだ」
 四肢を折られ、麻酔によって痛みを無くし、うつ伏せでへ垂れ込む達哉に、
タツヤは膝を付け、顔を寄せて語る。
「分かるか。キミとフィーナ姫が友好の為にとやった事は、地球と月、人類を滅亡に追いやっただけだ」
「……」
 達哉は何も応えない。応える言葉が無いから。
「地球と月の友好の果てに、訪れるのは両者の激突。皮肉なものだ。
 地球と月の距離を縮めようとして、本当に一つになってぶつかっちゃうんだから」
 
 そして地球と月が激突した遠い未来からタツヤと仲間達はやって来た。
 それは一回だけの時間跳躍。もう戻る事は出来ない。そして戻る気も無かった。
 未来からやって来たのは、タツヤのような月人だけでなく地球人も含まれていた。
人類の滅亡を回避する。その目的は一緒だったから。
 この時代に来た彼らは、まず地球原理主義者組織に入り込み、大きくしていった。
 地球原理主義者。セフィリア前女王が地球との友好を深めようとした時、地球側の反対派が創った組織。
 だが本来の歴史ではそれ程、大きな組織ではない。というか、ほとんど何もしていない。
ただの市民グループのようなものだ。
 それがタツヤ達、未来人の加入によって大きく変わった。資金も技術も人材も豊富な武闘派組織へと生まれ変わったのだ。
 ちなみにタツヤのような未来人はほんの一握りで、ほとんどは何も知らない純粋に月を嫌う現代人である。
現代人で未来の事を知っているのはやはりほんの一握りの同志。
 この朝霧家襲撃事件はその一握り、タツヤと未来の仲間、事情を知る現代人だけでメンバー構成が行われた。
 例えば直樹と祐介は未来人だが、彼の友人の弘司と保奈美は現代の人間。
ちなみにタツヤ以外は偽名。
 彼らの表向きの目的は地球からの月勢力の駆逐とロストテクノロジーの発掘及び奪取。
そしてタツヤ達未来人の目的は、地球と月を断交させ両者の結びつきを無くし戦争を阻止する事、そして危険なロストテクノロジーの確保。



 交わる事が無ければ戦争に発展する事も無い、地球と月は永遠に離れ離れになっていればいいのだ。
そして未来の大破滅の直接の原因となったロストテクノロジー、重力制御装置を確保し、
誰にも使わせないようにする。

 そこまで語り終え、タツヤは達哉を見下ろす。全裸で。
 達哉はタツヤをギリッと睨み上げていた。でっかいちんこが丸見え。
「それで……なんでこんな事を……!」
 今達哉の目の前では、フィーナが、麻衣が、菜月が、さやかが、無惨に陵辱されている。
そして隠れ家ではミア、カレン、リースが。
「生け贄、だよ。まあただ犯したいってのもあるけど。
 これぐらいやらないと、キミとフィーナ姫は友好を諦めたりしないだろ?」
 どんな事情であれ許してほしいなんて思わないけどね。
 殺したくなったら今殺しに来てもいいんだよ」
「ああ……殺してやるさ」
 ギリッと睨む瞳から本物の殺気を感じ、タツヤはよしよしと頷く。
「ああ、楽しみに待ってるよ。その時は本気で殺し合おうね」
 未来の、全面戦争と破滅の時代から来たタツヤ。彼がどんな人生を歩んできたのか、それは分からない。
 分かっているのは、許せないという事だけ。
「じゃあ、ゆっくり見ててよ。彼女達が壊れる様を。忘れないように」
 本当に楽しそうに言うと、タツヤは一端リビングから出て行く、隠れ家に連絡する為だ。
 そしてリビングでは凄惨な陵辱が繰り返されていた。

「へー。俺の妹そっくりだな」
 制服を引き裂かれ、虚ろな瞳で横たわる麻衣を見下ろし、そう言ったのは弘司だ。菜月を犯した少年。
「なあ。交代してくれよ」
「ああ、いいぜ」
 麻衣を犯していた祐介はあっさり承諾する。
「へへ。妹犯してるみたいでいいねぇ」
 どうやら弘司にも妹がいて麻衣に似ているらしい。
 小さい体に可愛い顔、二つに結んだ髪。見れば見るほど妹にそっくりだ。
「あ……お兄ちゃん……」
 虚ろな瞳、ぽかんと開いた口でただ兄を求める。転がっている達哉は見えていないようだ。
 制服は引き裂かれ、股間からは白濁液とそれ以上に血が流れている。
 小さな体で、初めてで、何度も乱暴な挿入を繰り返され、華奢な膣肉が擦り切れたのだ。
「へへ。本当に妹そっくりだな。
 ……麻衣ちゃん、今日から俺がお兄ちゃんになってやるからな」
 その二つ結びにした髪を掴み上げ、無理矢理に顔を上げさせる。虚ろな瞳は何も映していない。
「あ……ああぁ……」
 ぽかんと開いた口の中はまだ綺麗だった。
「こっちは使ってないようだな」
 股間から差し出した肉棒は固く勃起し、麻衣の頬をツンツンと突付いた。
「ほら。しゃぶりな」
「あ……お兄ちゃん…」
 虚ろな瞳でうわ言を繰り返すだけの麻衣。目の前の男の性器にも気付いていなかった。
「ちっ。しょうがないな」
 壊れた妹そっくりの麻衣をさらに壊したい。その衝動に弘司は正直に従った。



 髪を掴んで引き上げたまま、もう片手を小さな口に入れて無理矢理開けさせ、
そこに欲望を突っ込んだ。
「んぅ……」
 血生臭い肉の塊りを口いっぱいに頬張り、麻衣は苦しげに鼻で息をする。それでも壊れた人形のままで。
「おお。いいぜぇ」
 麻衣の口の中は狭くて暖かくてヌルヌルで。それは膣に挿入してるのと同じ、
あるいはそれ以上の心地良い刺激だった。
 フェラチオというものがどうして存在するのか弘司は初めて知った。気持ちいいからだ。
「ああぁ……。麻衣ちゃんの口とってもいいよぉ」
 恍惚の表情で思わず腰を振ると、狭い口の中で歯に当たる。その硬い感触もまた刺激になり、
脳に痺れるような快感を伝えた。
「んふぅ……」
 そして麻衣が無意識に呻くと、その舌の動きが直接、弘司の分身に刺激を与える。
「……ふぅ。いい、いいよぉ麻衣ちゃん」
 自然なフェラに満足し、弘司は腰をガクガクと揺らし、麻衣の顔も揺らす。
二つに結わえた髪が揺れ、虚ろな瞳から涙が飛び散っていた。
 そして唐突に口いっぱいにイカ臭い液体が放たれる。
「そら。しっかり飲みな」
 麻衣の頭を抑えつけ、弘司は口の中で射精した。
 ごぼ、ごぼっと口に生臭い精液が満ち、胃に流し込まれる。
「……んぅ……」
 喉に流し込まれる濃い粘液に麻衣は息苦しさに呻く。
「ふぅ……」
 弘司がようやく口からモノを引き抜くと、麻衣は「ごほっごほっ」と咳き込んで、
口から白濁液を吐き出した。
「飲めっつったろ」
 肉棒から吐き出した精液をこす麻衣に、露骨に不機嫌な表情をして、弘司は小さな体を押し倒す。
 リビングのカーペットに顔を突っ伏した麻衣は、虚ろな瞳でぽかんと開いた口から精液を垂れ流した。
「そら。今度はこっちにくれてやる」
 無造作に脚を広げ、勃起したままの肉棒を割れ目に突っ込んだ。血と精液の流れる秘所に。
「はうっ……」
 痛烈な痛みに、麻衣の肢体が跳ね上がる。
「ぐちゃぐちゃだなぁ」
 麻衣の狭い膣はすでに血と精液でべちょべちょだった。そこにさらに肉棒を挿入し、
掻き混ぜていく。
「あ……あがぁ……」
 弘司が腰を振る度、体の下で小さな麻衣が小刻みに跳ね上がり、そして小さな声で呻く。
「あ……あがぁ……」
 その声が聞こえる度、弘司の体もまた震え、その声をもっと聞きたくて、さらに腰を使い続ける。
「あ……ああぁ……」
 麻衣の虚ろな瞳に笑顔が戻る事はもうない。

「いやあああぁ! もうイヤーっ!」
 弘司と交代した祐介は、まだまだ元気な菜月の反応に満足していた。
 早々に壊れ、ほとんど反応の無くなった麻衣には飽きていたところだ。



 後ろ手に手錠で拘束され、リビングに横たわる菜月。制服は引き裂かれ、胸と股間、
少女の大事な場所を無惨に晒していた。
 その胸の上に祐介はまたがると、豊かな乳房の合間に剛棒を挟ませる。
「ひっ……!」
 青ざめる菜月に祐介は笑みを浮かべ、
「良い胸だ。パイズリには丁度良い」
「えっ?」
 小さな麻衣の胸では出来ないプレイ。だが菜月なら可能だ。
 鮮やかなピンクの乳首を指でピンと弾き、祐介は左右から乳房を押して中央に寄せた。
その合間に挟んだペニスを柔らかな脂肪が包み、恍惚に思わず顔がほころぶ。
「これはイイ胸……うん」
 そしてしっかりと挟んだペニスを、豊かな重量の乳房でグニグニと押し潰していく。
「や……いやぁ……」
 敏感な乳房に醜悪な汚物を挟まれ、無理矢理揉まれ菜月は泣いた。
「ううっ……」と漏れる嗚咽が祐介をさらに昂ぶらせ、荒らしく胸を揉みしごいていった。
「くぅ……」
 痛いほどの官能に菜月は歯を食い縛った。その隙間から切ない喘ぎが漏れる。
 そして乳房の上に向けられた赤い亀頭は、ビクビクっと震動した。
「出すぞ」
 言うが早いか、ぴゅるっと白い粘液が飛んで菜月の顔と髪を汚した。
「きゃっ」
 濃い精液を顔に受け、菜月はイカ臭い匂いに顔を背ける。だがそれで汚れも匂いも落ちない。
「いやぁ……」
 流れる涙がかろうじて精液を洗い流す。それもほんの僅か。
 ハァハァ。
 ギラついた瞳で荒々しい息を吐く祐介。顔を穢した事でさらに昂ぶっていた。
 その両脚を拡げ、引き裂かれたスカートの中、肉の割れ目へと固いままの剛棒を突っ込んでいく。
「や……ダメ! そこはもうヤメテ!」
 ぐにゅっ、と肉棒が突き刺さり、菜月は拘束された身を仰け反らせた。
「イヤーっ!」
 ぐちゅぐちゅ、と肉壷から淫らな音が響く。
 再度の挿入に菜月は嫌々と首を振り、長い髪が飛び散った。
「イヤ……もうイヤーっ!」
 菜月の切ない悲鳴はただ男を悦ばせるだけで、祐介はその狭い膣内を存分に蹂躙し、
そして何度も射精していく……。

「あ……ああ……」
 リビングの床に座らされたフィーナ。その引き裂かれた制服も、美しい顔も、
サラサラの銀髪も男の欲望でまみれていた。
 そのサラサラに長い髪の、まだ精液に汚れていない部分を洋一はペニスに巻きつけ、
しごきあげていく。
 サラサラの長い銀色の髪。敏感なペニスにすりつけると、それだけで腰にズンと快感が突き抜ける。
 そして巻き付けてしごきあげると、たちまちに達してしまった。
「おおっ!」
 ガクンガクンと前後する股間から、再び白いシャワーが降り注ぎ、美しい姫を汚していく。
 髪に、顔に、白濁液を受け、フィーナはただ放心状態で座り込んでいた。



「ア……イヤ……」
 熱い液体の感触に無意識に声が漏れる。小さな呟きがさらに獣欲を昂ぶらせた。
 もっとだ。もっと穢したい。高貴で美しいお姫さまを汁まみれにして泣かせたい。
 そんな暗い欲望がむくむくと湧き上がる。
「おーい」
 そこにアキが戻ってきた。洋一と一緒にフィーナを嬲っていた彼は一端どこかに行っていたのだが。
「見ろよ。いいものあったぜ」
 手に握られているのは白と青を基調にしたドレス、白い長手袋、ティアラ。
 どうやらフィーナ姫の私室に行って、お姫さま衣装一式を持ってきたらしい。
「これ着せてみようぜ」
「いいねぇ」
 二人は早速、汚れた制服を脱がして裸にし、汚れたその身にドレスを無理矢理に着せていく。
長手袋とティアラも一緒に。
 そして姫らしく着飾ったフィーナに、さらに欲情を燃え上がらせた。
 ドレスを纏い、銀髪にティアラを頂いたフィーナ。その身は汚れ、瞳は虚ろだが、
確かに姫の美しさに満ちていた。
 そして放心して座ったフィーナの、その白い手袋に包んだ両手に、ペニスを握らせる。
右は洋一、左はアキ。
 白い手袋はとてもサラサラで、高質の絹である事を伺わせた。その奥から感じるフィーナの手は、
とても穏やかで柔らかく。
 二人は差し出したペニスを白い手袋に握らせ、しゅこしゅこと前後させ、しごいていった。
「うおっ。もうたまんね」
「こっちもだ」
 早々に達し、どぴゅっと左右から手の中で果て、白汁を飛ばす。
「……ア……」
 ドレスまで精液で穢され、フィーナはただ一言漏らした。
「……あう……ア……」
 そして放心しきった姫君を背後から押し倒し、その腰を抱えて四つん這いにさせると、
スカートを捲れ上げる。
「さあ。まだまだだぜ」
 高く掲げたお尻。その尻穴に、洋一は勃起したままのペニスを叩き付けた。
「ひぎぃ……」
 不浄の穴を貫かれ、フィーナは痛みに身を震わせる。尻からは血が滲んでいた。
それでもフィーナの瞳は虚空を見つめたまま。
「こっちは口を使わせてもらうぜ」
 前に回ったアキが、銀髪を掴み上げ、ポカンと開いた口へと肉棒を差し込む。
「んっ……」
 犬のような四つん這いで前後を貫かれ、フィーナは獣のように呻き、ケダモノに蹂躙されていく。
 虚ろな目から溢れる涙が止まる事は無かった。
「イクぜっ!」「おう!」
 洋一とアキ、二人は同時に達し、フィーナの身体を、ドレスを、銀髪を、ティアラを、
口を穢していった……。
「あ……アアァ……」
 肉棒を引き抜かれた口から白濁液がごぼっとこぼれる。



 その瞳から姫の輝きは完全に失われていた……。
 隠れ家に連絡を入れリビングに戻ってきたタツヤは、惨状をすっきりとした表情で見ていた。
全裸で。
「みんな頑張ってるね」
 そして彼は失神したままのさやかに向かう。
 彼自身が蹂躙したさやか姉さん。ブラウスとスカートは切り裂かれ、口と股間からは精液を垂れ流している。
お尻からも。
 その血と精液を流す尻穴に、無造作に人差し指を突っ込んで、掻き回していった。
「ひっ……!」
 びくっ、と顔が上がり、閉じた目がうっすらと開かれる。
「目を覚ませ」
 尻に指を入れたまま、ちゅっと唇にキス。自身の精液をぺろっと舐め取る。
 やはり苦かった。
「あっ……」
 口に触れる感触にハッと覚醒し、さやかは見る。リビングで無惨に犯されている、
麻衣、菜月、そしてフィーナを。
「イヤアアアアアーっ!!!」
 みんなを想っての甲高い叫び。だがすぐにそれは自身の悲鳴へと変わる。
 タツヤは尻に入れた指をぐっと尻肉をほじくりかえした。
「ぎゃああああーっ!!!」
 激痛に思わず身体が痺れ、尻の中の指をきゅっと締め付ける。
「んー。いいねぇ」
 締め付けを心地よく感じ、うっとりした表情でタツヤは指を引き抜いた。その尻に入れた指を、
ぺろっと舐める。やはり臭かった。
「アアァ……ああ……」
 床に倒れ伏したまま、さやかは顔を見上げる。目の前には全裸の少年。銀髪で顔は達哉そっくり。
「お、お願い……。みんなには何もしないで」
「駄目だよ」
 タツヤは腰を屈めて言う。
「さやか姉さんはみんなを満足させる前にダウンしちゃったんだから。みんな飢えてるんだよ」
「そんな……」
「さ、僕らも愉しもうよ」
 そして腰を抱えてうつ伏せにすると、高く上げて四つん這いにさせる。
「や、やめて……」
 後ろから大事な部分を少年に見つめられ、さやかは羞恥に染まる。だがそんな羞恥など、
少年を悦ばせるだけだ。
「ああ、そうそう」
 豊満な尻をじっくり視姦しながらタツヤは淡々と告げる。
「隠れ家から報告ありましたよ。ミアに続いて、カレンとリースの捕獲に成功。
 肉奴隷に調教中だって」
「そんな……カレンまで……」
 同じように乱暴を受けている友人と少女達を想い、さやかは身が引き裂かれるような想いだった。
 大切な家族、大切な人たち。全て無惨に蹂躙され、壊される。
「やめて……お願いもうやめさせて……」
「もう遅い」
 背後からしっかりと腰を抱えたタツヤは、しっかりと狙いを定める。
 割れ目を亀頭が擦り、さやかはビクッと腰を震わせた。



 その腰をしっかり押さえ、タツヤは背後から一気に貫く。
「アーッ!」
 お腹にズシンと突き刺さる衝撃に、さやかは顔を上げて絶叫を漏らす。
「イヤ! イヤーッ!」
 下を向いて垂れ下がる豊かな乳房に背中から手を回し、たぷんたぷんと揉み、タツヤは悲鳴を心地よくきいていた。
「そら。そら」
「ひぎいいいっ! イヤアアアアーっ!! イヤーっ!!!」
 ぱんぱんと肉をぶつけるように膣を掻き混ぜると、肉ヒダが捲れ上がり、さやかは切ない悲鳴で泣いた。
その声に甘い官能を含んで。
「は……ああっ! アアアァー!!!」
 腰を激しく揺らし、胸を揉まれながらさやかはただ泣き叫ぶ。
 だが彼女は気付いていなかった。腰を振っているのが自身だということに。
 ピンと尖った乳首を摘み上げ、タツヤは背後から髪に顔を寄せ、香りを嗅いで、
耳を甘く噛む。
「……や……イヤァ……」
 ビクンビクンと、四つん這いにさせられたさやかの身体が小刻みに痙攣していく。
そして膣内はぎゅっと男性器を締め上げ、熱い愛液で包んでいた。
「さあ。出すよ」
 汗を浮かべた表情で、激しく振っていた腰を、強く前に打ちつけて停止させた。
 そしてドクンと熱い液体が子宮めがけて放たれる。
「イヤーっ! ワアアアアアアアアーっ!」
 熱い涙を流しながら、さやかもまた全身を極限まで緊張させる。
 頭の中が真っ白になり、全て白い波に流される。
 それが絶頂である事にさやかは気付いていなかった。
「アア……! ヤアアアーっ!」
 息を整える間もなく、さやかは再び甘い嬌声で叫んだ。
 射精したばかりのタツヤがすぐにまたピストン運動を再開し、腰にパンパンと肉を打ち付ける。
「や……イヤー! やめて、もうやめて! へんになっちゃうー!
 こわれちゃう、こわれっちゃうよー!」
「ああ……メチャクチャになっちゃいな」
 パン! と強く腰を打ち付ける度、さやかは甘い喘ぎ声で叫んだ。
「イヤ! こんなのイヤっ! イヤアアアアーっ! ナカはイヤーッ!!!」
 その瞳から徐々に光が消えていく。
 さやかが壊れるのにそう時間は掛からなかった……。

「ちくしょう……ちくしょう……!」
 床に突っ伏しながら、達哉はただ泣き、涙が溜まっていた。
 両手両足をへし折られ、痛み止めの麻酔のおかげで痛みは無いが、体は指一本動かない。
ただこうして泣いているだけの自分が情けなく悔しかった。
 耳に聞こえてくるのは大事な人たちの悲鳴と泣き声。そして助けを求める声。
「くっそー!」
 泣き言を吠えてると、すっと眼前に誰かが立つ。
「達哉くん暇そうだねー」
 襲撃者の中で唯一の女の保奈美だ。どこか菜月に似た少女。
「こっちはどうかなー」
 ぐるんとうつ伏せになった達哉をひっくり返して、仰向けにする。
 骨折した手足があらぬ方向に曲がり、保奈美はその股間に注目。
「あーらら。大きくなってるんだぁ」
 そう。達哉の股間はしっかりと膨らんでいた。



 指一本動かせないがちんこは動かせる。
「んー。達哉くんだけ何もされないってのはずるいよねぇ?」
 骨を折っておいてこれ以上何かすると言うのか。
 保奈美は達哉のズボンのベルトを外すと、するすると下げる。
「や、やめろ……」
 不穏な空気に達哉は声を荒げる。だがもちろんやめてくれない。
「はーい、ご開帳」
 パンツまでずり降ろすと、元気に勢いよく達哉のちんちんが飛び出す。ぴょーんと。
「ふふ……。なおくんの方が大きいかな」
 その先端の赤い亀頭を指で弾くと、ちんちんはぷらぷらと揺れます。

 ぷらぷらちんこー。

「くうっ……!」
 赤の他人の少女に大事なちんこを晒され、達哉は歯を食い縛って羞恥に染まった。
 女の子たちもこんな気分を味わったのだろうか。
「ほーら」
 保奈美は立ち上がると、ぺらーんとスカートを捲って中を見せ付けてくる。
カテリナ学院とは違う制服。そのスカートの中は何も着けていない。

 パ ン ツ は い て な い 。

 この世の脅威に達哉は「ぐはっ」と呻いてしまった。
 そしてうっすらと陰毛の生えた割れ目はしっかりと濡れている。
「よいしょっと」
 保奈美はスカートを捲くったまま、達哉の股間の上に腰を降ろす。
当然、割れ目の下には勃起したちんこ。
「やめろ……やめろーっ!」
 上を向く亀頭が肉の割れ目にぷにっと当たる。保奈美は竿に手を添えて支えてやった。

「はいりまーす♪」

 一気に腰を降ろすと、ずぶっ、と勃起したちんこを割れ目が包み、入っていく。飲み込まれる。
「やめろ−っ!」
 こんな事をされる為に今まで生きてきたわけではない。
 無惨に奪われる為に貞操を守ってきたわけではない。
 だが今こうして、童貞を奪われたのは事実。
「くそ……くっそーっ!」
 叫ぶ達哉の胸中とは裏腹に、保奈美に包まれたちんこは、その暖かく柔らかい締め付けに、
ぎゅーと濃縮した快感に満たされていた。
「あら。ひょっとして初めてだった?」
 達哉の腰にまたがり、保奈美はえへへーと無邪気に笑う。
「んふふー。達哉くんの童貞奪っちゃったー」
 見知らぬ少女に童貞を奪われ、達哉は屈辱にただむせび泣く。そして股間からの快楽に疼いた。
「くっ……ううっ……!」
「ほーら。我慢しない」
 腰にまたがった保奈美が、ぐにぐにと腰を回転させる。膣内のちんこが揺さぶられ、
ぎゅぅぎゅぅと柔らかい膣肉で擦られ、達哉の脳髄に白い電撃を飛ばした。
「くっ……!」



 動かない手足の代わりに、腰がわずかに浮かび上がる。
「感じてるんだ。嬉しい」
 尚も腰をグラインドさせ、保奈美はうっとりと膣のナカの達哉ちんこを感じる。
「なおくんのより小さいけど……。うん、すっごく気持ちいい……」
 保奈美が腰を回転させる度、達哉の脳天に白い電撃が走る。
 交尾がこんなにも気持ち良いものだと達哉は初めて知った。気持ちよさに何も考えられなくなる。
 そして電撃は視界いっぱいに広がり、爆発した。
「ううぅ……!」
 腰にいっぱいの気合が入り、ぷしゅっと膣内の先端から精が迸る。
「うん……ナカで出してもいいよ」
 保奈美も腰を止め、しっかりと達哉の射精を受け取った。
「うん……んぅ……」
 赤い顔で切なく喘ぐ保奈美に、達哉は菜月を重ね、そして絶頂を迎えた。
 ぴゅるっ、と保奈美の膣に射精し、達哉は持ち上げた腰を落とした。
「んふふ。いっぱい出したねー」
 保奈美が腰を上げると、するっとちんこが抜け落ち、ぽたぽたと精液が割れ目から滴る。
「赤ちゃん出来るかなー?」
 保奈美はわざとらしくお腹をさする。
 達哉は上を向いてハァハァと息を整え、穢された我が身に泣いた。頬を涙が伝い落ちる。
「ここはまだまだ元気だね」
 靴下の裏でぐにぐにと踏み付けると、達哉のちんこはすぐにまたピンピンに勃起。
 若い子は元気が一番。
「あっそうだ」
 イイ事を思いついたとばかり、保奈美はパンと手を叩いて、フィーナ姫を犯している洋一とアキに呼びかけた。
「ねえ、二人とも。どうせだから達哉くんにもお姫さまを犯らせてあげようよ」
「いいね〜」
 保奈美の意図にすぐに気付き、二人はフィーナ姫のスカートを剥ぎ取ると、左右から抱えて達哉の上まで持ってくる。
「やめろ……なにを……」
 腰の上にフィーナを持ってこられ、達哉はその無惨な姿にちくっと胸を痛めた。
 その美しい顔も髪もドレスの精液に白く染め上げられ、ちんこの上の割れ目からは血と精液が滴り落ちる。
「ほーれ。お姫さまのまんこだぞ」
 洋一とアキは抱えたフィーナ姫を降ろし、その秘所を達哉のちんこに落としていった。
「やめろ……やめろぉ!」
 意図に気付き、達哉は涙を振り飛ばして叫ぶ。だが体は動かない。
「はーい。ここですよー」
 保奈美がちんこをしっかりと手で支え、濡れる秘所を誘導していった。
 ぐに、と亀頭が簡単に秘肉にめり込み、するすると入っていく。
「あぐうぅ……!」
 精子と血でぐちょぐちょに濡れたフィーナの秘肉。それでも達哉のちんこを固く締め付けてくる。
 そしてとうとうフィーナの秘所は達哉の根元まで飲み込み、二人はしっかりと深く繋がった。
「ああぁ……うああぁ……!」
 腰の上にフィーナの重みと暖かさ、ちんこで直にその膣のキツさを感じ、達哉は呻いた。
 さっきの保奈美よりも何倍も気持ちいい。



「あっ……イヤ……達哉…たすけて……」
 虚ろな瞳でフィーナが呟く。今繋がっているのが達哉だと気付いてもいない。
「うわああああっ!」
 天井に向けて達哉は絶叫した。狂おしいほどの官能に、そして絶望に。
「達哉……助けて……」
 その声を聞いた突端、達哉の目から涙がさらに溢れ、そして膣肉に包まれたちんこは射精した。
 熱い、熱い精液がフィーナの膣に注がれ、子宮を目指して進んで行く。
「あーあ。射精しちゃった」
 保奈美は心底楽しそうにふふと笑い、洋一とアキはフィーナを抱え上げて達哉ちんこを引き抜く。
「あっ……」
 感じていた熱い官能が不意に消え、達哉は名残惜しそうな声を出してしまう。
 だがすぐに罪悪感に飲み込まれた。
 フィーナを救うどころか、さらに穢してしまった。
 快感に負けた自分が恨めしい。
 きっ、と固く結んだ唇から血が滲んだ。ちんこを出したまま。
 そしてフィーナはまた犯される。陵辱され、嬲られ、蹂躙されていく。

「ああっ……イヤアア……!」
 さやかをバックから犯していたタツヤは一部始終をしっかりと見届け、そして自分の体を見下ろす。
「そうか。それで僕は消えないのかな」
 彼は達哉とフィーナの子孫だ。ひょっとして今ので達哉の子が宿ったのかもしれない。
 そんな事を考えていると、不意にさやかの膣に射精してしまう。
「イヤ……アアッ……。ナカはもうイヤ……」
 ぽろぽろ涙をこぼすさやかの瞳はもう虚ろになっていた。相次ぐ陵辱に精神は耐え切れなくなり、
焼き切れてしまっていた。
「ふっ……。さやか姉さん……僕の子を産んでね……」
 尻肉を押さえしっかりと精を注ぎ込み、タツヤは思う。
 いつの日か、達哉と戦う日の事を。
「……ヤメテ、ヤメテェ……」
 髪を振り乱し、こぼれるさやかの涙はただ床にに吸い込まれていった……。

 朝霧家で凄惨な陵辱が行われている頃。
 地球原理主義者の隠れ家でも、ミア、カレン、リースが犯され続けていた。

「アア……ウアアァ……っ!」
 もう何度目の射精と絶頂だろうか。
 ミアを裸エプロンにして犯す直樹は何度目かの精を膣に注ぎ、「はぁー」と深く息を吐いて、
横から抱きしめる。繋がったまま。
 エプロンの脇から手を入れて小さな胸を包みつつ、もう片手でカチューシャを付けた黒いおかっぱ頭を、
よしよしと撫でた。
「アァ……姫さまぁ……」
「駄目だよミアちゃん。キミは今日から俺のメイドさんなんだから」
 ちゅっと唇にキスすると、ぴりっと震えが走った。膣に挿れたままの分身がまた大きくなる。
「さあ。まだだよ」
 短い休憩を終え、直樹はミアの上に覆い被さり、再び正常位で責め立てる。
 ぐちゅ、ぐちゅ、と淫らな音が響き、ミアの脚が自然にゆらゆらと揺れた。
「姫さまぁ……」
 放心状態でミアは呟く。彼女がフィーナ姫と再会する事は永遠に無かった。



「やめて……。お願い、もう、許してぇ……!」
 四人もの男に穢されるカレンは、普段の凛々しさをかなぐり捨て、泣き顔で哀願していた。
 後ろ手に手錠で拘束され、ベッドの上で脚を開かされ貫かれ、その髪にも顔にも精を掛けられていく。
 左右から二人の男がペニスの先端を小さな胸の乳首へと擦りつけ、長い黒髪にもペニスが巻きつけられしごき、
そして膣内に挿入している男がそのまま射精する。
「アア……ナカは、イヤ、ダメーーっ!!」
 悲鳴を上げながら絶頂に達し痙攣するカレン。その震えに合わせて他の男たちも一斉に射精し、
さらに白く汚していった。
「アァ……イヤァ……」
 白いシャワーを浴び、白く濁った眼鏡の奥の瞳は淫らに潤んでいた。
 そして射精し終わった男達は、ポジションを変えてまたカレンの体を使ってペニスうをしごきあげていく。
「……やめてぇ! もうイヤアアアーっ!! アアーッ!」
 絶え間なく紡がれるカレンほ悲鳴に、甘い喘ぎが混ざり始めていた……。

「ほうら。リースたんおしっこしようねー」
 背後からリースの小さな体を抱え、ベッドの上であぐらをかいて座り、クリフはその両脚を開かせ、スカートが大きく広がる。
「や、やめろ……。へんたい……。その『たん』禁止ぃ……」
 真っ赤な顔で嫌々首を振ると、長い金髪が揺れて背後のクリフをまさぐる。
その感触がまた心地いい。
 着せられたままのドレスは胸元とスカートの前が大きく切り裂かれ、大事な部分だけを露出し、かえって扇情的だった。
「我慢しなくていいんだよ」
 ベッドの上で股間を開かされ、リースは羞恥に白い肌を真っ赤に染めた。
 その小さな膣がヒクヒクと脈動する。
 処女を貫かれ、小さな割れ目は痛々しくぱっくりと開き、精液を垂れ流していた。
その奥の蜜肉がまたヒクヒクしている。
「やめ……おトイレぇ……」
「ここで出しちゃいなよ」
 本当に楽しそうな調子で言うと、背後からリースの割れ目をそっとなぞり上げる。
「ひっ……!」
 小さな震えを腕の中に感じ、続いてリースが限界まで緊張するのが伝わった。
「だ、ダメ……ダメぇ……!」

 しゃー

 股間から黄金水が噴き出し、綺麗な弧を描いてベッドの外へと飛び出していった。
「やだ……とまってぇ……」
 さすがに羞恥で涙を滲ませるリースの願いを他所に、おしっこはしゃーと出続ける。
 そのおしっこをクリフはじっと熱い眼差しで凝視していた。
 そしてようやくおしっこが止まり、ぽたぽたとこぼれるだけになると、クリフはリースの幼い肢体をベッドへと投げ出す。
「きゃっ」
 そしてその割れ目へと顔を突っ伏し、おしっこしたばかりのそこをペロペロと舐め始めた。
「はなせ…・・・やめ、やめろ……」
 股間に顔を埋めるクリフの頭を手で掴み、リースが小さく切ない声を漏らす。



 ぺろぺろと秘所を舐められる度、きゅっと胸が締め付けられた。
「やぁ……はあぁー……」
 甘く切ない吐息。リースの腰がビクッと揺らめくと、クリフは顔を上げてニィと笑う。
「美味しいよ。リースたんのおしっこ」
「その『たん』禁止ぃ……」
 目の端から滲んだ涙がこぼれる。
 股間から顔を上げたクリフは、今度は腰を突きつける。
 勃起した男の大きな性器が、幼いリースの小さな割れ目へと迫っていた。
「んっ……」
 瞬間、リースは全身を緊張させる。それも一瞬。
 あっさりと怒張は幼女を貫き、深く突き刺さっていった。
「う……ああうぅ……!」
 シーツを握りしめ、リースは苦しそうな声で呻く。だが耐えた。
 可愛らしい顔が必死に激痛に耐えるしかめっ面に、クリフは否応もなく興奮し、
腰を乱暴に振り回す。
 小さなリースの体がベッドの上で跳びはね、そして膣からは痛烈な痛みが湧き上がる。
「あ……あがあぁ……あううぅ……」
 人形のように弄ばれ、リースは全てを諦めきった瞳でただされるがまま、小さな体を震わせた。
 胸の奥から痛み以外の、どこか甘い感覚を感じながら。

 朝霧家では陵辱はなおも続いていた。
「ふー」
 バックから何度も射精し続けたタツヤは、さやかの反応が無くなったのにようやく気付いた。
「あれ? もうお終いかな?」
 さやかは床に突っ伏し、ただ虚ろな瞳でぶつぶつ呟いていた。
「ぶつぶつ」
 放心状態、壊れた人形になったさやかの髪を掴み上げ、タツヤはその虚ろな瞳を覗き込んで言った。
「ありがとう、さやか姉さん。すっきりしたよ」
 見れば他のメンバーもすっきりした爽やかな表情で、犯し終わった少女達を見下ろしていた。
 女たちは虚ろな瞳で横たわり、無惨に陵辱された姿を晒している。
 麻衣も、菜月も全裸にされ、精液に白く染められていた。
 フィーナ姫はスカートを剥ぎ取られただけのドレス姿で横たわっている。虚ろな瞳、白く染まった体で。
 そして達哉はちんこを出したまま、そのちんこを保奈美にぐにぐにと踏み付けられていた。
「ちきしょう……ちきしょう……!」
 目から涙、口からは血。達哉は犯された少女達をしっかり目に焼き付ける。
 今日この日の事を忘れないように。そして決して忘れさせないように。

「お邪魔しまーす」
と、そこにまた新たな少年達が入ってくる。達哉と同じカテリナ学院の制服を着た少年達。
その数およそ十人。
 十人は廊下に整列して、リビングのタツヤに報告した。
「報告します。通行封鎖完了しました」
「ご苦労」
 彼らは外で通行止めを行っていた地球原理主義者の少年達。
 任務を終えた彼らにタツヤは褒美を与える。
「こいつら好きにしていいぞ。犯せ」



 そして十人の少年は我先にと群がっていく。犯された麻衣、菜月、フィーナ、さやかへと。
「やめろ……やめろおおおおおおぉっ!」
 達哉の泣き声が轟く中、交代した少年達は好き勝手に少女の肉を貪ってゆく。
「イヤ……イヤアアアアっ!!!」
 二人の少年に前後から貫かれた菜月が叫ぶ。
 菜月以外は虚ろな瞳でなすがまま犯されていた。
 麻衣の小さな体が少年達の合間で揺れる。
 さやかの豊満な体が良い様に蹂躙されていた。
 そして―

「ア……アアァ……」

 ドレスを着せられたフィーナが、体の外から内側まで精液で締め上げられていった。
「やめろおおおおっ! もうやめてくれええええええっ!!!」
 達哉の悲鳴を聞きながら、少年達は代わる代わる、欲望の赴くままに女の肉を貪り、嬲り、蹂躙する。
そこに理性などはなかった。ただ雌を犯す雄、雄に犯される雌がいただけである。

 陵辱は夜明け前まで続き、全員が出し尽くした所でようやく終わった。

 リビングだけでなく、朝霧家全体にイカ臭い匂いが充満している。
 匂いの中心には、麻衣、菜月、さやか、そしてフィーナの四人の女性が並べられていた。
 全員が精液の海に沈み、虚ろな瞳で横たわっている。
 そして達哉もまたちんこを出したまま、口と尻の穴から血と精液を出し、全身を同じく精液に染められていた。
 女だけで満足できなかった少年達に彼もまた犯されたのである。
 少女達と同じように犯され、なお達哉の瞳は輝いていた。殺気に。
「殺してやる……絶対殺してやる……」
 同じ言葉を繰り返す達哉に、タツヤは告げた。全裸で。
「うん。待ってるよ。キミが殺しに来るのを」
 そして小さく呟く。
「蒸着」
 その身に一瞬にして、黒い服とヘルメットが装着される。
「じゃあね朝霧達哉。今度逢う時は殺し合おうね」
 そしてようやく地球原理主義者達は帰っていった。
 少女に絶望を、少年に憎しみを残して。
 隠れ家に帰った彼らを待っているのは、ミア、カレン、リースの三人の肉奴隷。
 その体を、彼らは思う存分にこれから好きなだけ犯していく。
 ミアは裸エプロンのまま犯された。
 カレンは大使館の制服を脱がされ、全裸で犯された。
 リースはドレスを着せられたまま、人形のように犯される。

 この事件―朝霧家襲撃事件の直ぐ後、フィーナ姫はすぐに月に帰還。
真実は公式には報道されなかったが、人々はどこからか漏れた噂でフィーナ姫が陵辱された事を聞き、
大いに衝撃を受け、あるいは抜いた。
 噂ではフィーナ姫陵辱を撮影した映像ソフトまで出回ったらしい。だがあくまで噂だ。
 結果、地球と月の仲は一気に険悪化。
 地球原理主義者の思惑通り、地球と月の友好は大きく後退する事になった。
 そしておよそ一年の時が過ぎた。



 麻衣はあれから病院に入院していた。ずっと。
 体の傷は治ったが、心は一向に回復しなかったのだ。
 ただ虚ろな瞳の放心状態のまま廃人のような日々を送る。
 そして入院先で妊娠が発覚し、達哉の決断で堕胎手術を受けた。
 堕胎してからも麻衣の症状に変化は無い。
 病院には達哉がよくお見舞いに来た。
 だが彼は気付かなかった。
 妹が、麻衣が、入院先の病院で医者に犯されていることに。
 夜。
「ハァハァ。可愛いよ麻衣ちゃん」
 白衣を着た医者が、病室のベッドで寝ている麻衣に迫る。他には誰もいない。
 パジャマに手をかけ、慣れた手つきで脱がしていく。
 医者は麻衣担当の主治医だ。
 彼は麻衣を一目見るなり気に入って、壊れた少女の心を癒そうともせず、さらに壊していく。
「ほうら。今日もおまんこしようね〜」
 麻衣を難なく裸にすると、医者もまた白衣を脱いで全裸になり、覆いかぶさって言った。
「あの兄貴も馬鹿だなぁ。こんな可愛い妹を一人きりにするなんて」
 それも病院を信頼しての事。だがその信頼は最悪の形で裏切られる。
「本当、可愛いよなぁ麻衣ちゃん」
 ベッドの上、裸に剥いた麻衣を見下ろす。
 小さな体に小さな胸の可憐な少女。虚ろな瞳と相俟ってまるで人形のようだ。
 その乾いたままの秘所に、無造作にペニスを突っ込んでいく。
「あっ……」
 挿入の瞬間、小さな声が漏れた。反射的な声だ。
 その声をもっと聞きたくて、医者はペニスを捻じ込み乱暴に腰を振る。

「あっ……あっ……ア……」

 小柄な裸体を揺らし、麻衣は反射的に声を漏らし続ける。虚ろな瞳で。
「さあ……。出すぞ」
 麻衣の中は相変わらず狭く小さい。医者はすぐに達し、膣内で射精した。
妊娠したらまた堕胎すればいい。
「あっ……イヤ……お兄ちゃん……」
 そして麻衣は病院で今日も穢される。達哉に知られる事無く。

 菜月はあの事件の後、何とか正気を取り戻した。
 だがそれだけに心の傷は深い。
 鷹見沢一家はトラットリア左門を閉店し、満弦ヶ崎中央連絡港市から引っ越して行った。
引っ越し先は達哉も知らない。菜月は別れの言葉一つなく姿を消した。
 それから達哉と菜月が出会うことは2度と無かった。
 引っ越し先での生活から数ヶ月、菜月の妊娠が判明した。無理も無い。一夜で何十回も射精させられたのだ。
 苦渋の決断の末、菜月は堕胎を選んだ。
「ごめんね、ごめんね……」
 生まれてくる前に殺した我が子を想い、菜月は泣きながら何度も謝った。

 月に帰還したフィーナはずっと王宮に引き篭もり、表舞台に出る事はなかった。
いや出られる状態ではなかった。
 留学先の地球で体も心も深く傷付き、その症状は一向に改善しない。
 虚ろな瞳でただ横たわる廃人のような日々が続く。麻衣のように。
 変化が訪れたのは妊娠が発覚してからだった。
 産むか堕ろすか。その選択は父親であるライオネス国王に委ねられた。



 ライオネスは虚ろな瞳でベッドに横たわるフィーナを優しい眼差しで見守り、そのお腹に手を置く。
 今は変化は無いがそのお腹には、確かに新しい命が宿っていた。
 どこの誰が父親とも知らない子。
 だがライオネルが選んだのは出産。しかも産まれた子を王家の一員と認め、
正当な王位継承権まで与える事を決めた。
 やがてフィーナのお腹は目に見えて大きく膨らみ、臨月を迎えて出産。
フィーナの精神状態が不安的な事もあり少々の危険を伴ったが、母子共に健康で、
生まれたのは元気な男の子だった。朝霧達哉そっくりの男の子。
 そして生まれた子は新たに選ばれた乳母に預けられ、フィーナは母となった。
 だが未だ放心状態で廃人のようにただ寝るだけの毎日。
 そんなある日。
 父親のライオネス国王がフィーナの私室を訪れる。一人きりで他には誰もいない。
「フィーナ……。かわいそうに」
 ベッドに流れる銀色の髪をさらさらと撫でていく。
「だから反対したのだ。地球留学など」
 もっと強く反対しておけばよかった。そうすればこんな悲劇も防げたはずだった。
 だがこれで良かった、とも今にして思う。
 どんな形であれ世継ぎは産まれた。フィーナも心はともかく体は無事で戻ってきた。
「美しい……」
 生気を無くした美貌を惚れ惚れと見下ろし、つくづくそう思う。
「セフィリア……」
 つい亡き妻の名を呟く。フィーナの母親、妻のセフィリアも美しい女性だった。
 そのセフィリアが亡くなり、ライオネルはすっかりご無沙汰だった。
 美しいフィーナの顔を見てるだけで、むくむくと溜まった欲情が湧き上がる。
 するすると国王の豪華な衣装を脱ぐと、股間からはイチモツが隆々とそびえ立っていた。
 むぅ。さすがは一国の王。老いてなお立派なイチモツ!
「フィーナ……。ああ、フィーナ…」
 娘の名を熱く繰り返し、ベッドの上のフィーナへと迫る。
 寝間着を脱がし、美しい裸を露出させ、その体を愛していった。娘の体を。
 口を塞ぐと柔らかい感触がする。セフィリアと同じ感触。
 娘にキスし、その脚を開かせ、ライオネルはイチモツを突き立てた。
 父が、娘を犯したのだ。
「アッ……」
 フィーナの口から無意識の内に声が漏れ、そして瞳から涙が一筋落ちる。
「フィーナ……! おおっ、フィーナ!」
 そして国王は娘を犯していく。
 膣にたちまち精が放たれ、さらに射精は続いていった。
 フィーナはこれから父親の性欲処理として生きていく……。

 地球原理主義者の隠れ家。
 ミア、カレン、リースはすっかり肉奴隷として生きていた。

「あんっ……あんぅ……」
 甲高い嬌声で喘ぎ、ミアは裸エプロンで直樹に抱きつく。
 直樹もまたミアを抱きしめ、激しく腰を振った。
 ベッドの上で座った姿勢で抱き合い、深く繋がった直樹とミアは恋人のようだ。
 だが恋人でも夫婦でもない。
「アアッ……。はい、とっても素敵ですご主人様」



 潤んだ瞳でミアが喘ぎながら、自ら腰を振ってご奉仕を続ける。
「ああ……。ミアも素敵だよ」
 そして直樹はミアをベッドに押し倒し、繋がったまま上半身を曲げて、裸エプロンをずらして胸を吸う。
「あんっ」
 潤んだ声でミアは鳴き、直樹の頭を抱えた。
 そしてちゅーと吸った胸からは甘いミルクが出てごっくんと飲み干す。
 乳房の大きさは一年前と同じ薄いまま。だがこの一年、犯され続けたミアは妊娠を経験し、
母乳が出るようになっていた。
妊娠が発覚してからも乱暴に犯し、お腹がかなり大きくなった妊娠八ヶ月目で流産したものの、
母体のミアに影響はあまりなく、こうしてまた犯していく。
 そして流産を経験したミアは驚くほど従順になった。こうして自ら身体を差し出し、
母乳を飲ませる。
「あっ……アアッ……アアアアッ……」
 喘ぎ声が徐々に大きくなり、腰に絡めた脚、膣肉がきつく直樹をしめつけた。
「ご、ご主人様……。わたし、もう……!」
「ああっ。一緒に行くぞ」
 腰を限界まで突きつけ、直樹は勢いよく精を注ぎ込む。
「ア、アア、アアアアーっ!」
 そしてミアも同時に達し、小さな全身を仰け反らせた。
「はぁ……はぁ……」
 絶頂の余韻に浸りながら、直樹に抱きつき、ミアは甘えた声で、
「ご主人様ぁ……。もっと、もっとしてくださいぃ。
 ミアをまた妊娠させてくださいぃ」
「ああ……いいぜぇ」
 甘い声で囁かれて昂ぶり、直樹は萎えるペニスに気合を籠め、また激しく腰を振る。
「あんっ……あふうぅ……!」
 直樹の下で、ミアは潤んだ瞳で激しく喘ぎ悶える。
「あはっ……。もっと、もっと気持ちよくしてくださいご主人様……!」

「ああっ……やめて、イヤーっ!」
 ミアと同じくカレンもまた妊娠していた。
 今まさに臨月を迎え、大きなお腹を抱えたカレン。
 そのカレンを、地球原理主義者の男達は容赦なく犯していく。
「やめて……お腹の子がぁ……!」
 涙を振り乱してカレンは哀願する。
 妊娠が判明した当初は堕胎を懇願したが、聞き入れられなかった。
 そして産まれる直前の今、カレンはお腹の子の安否を気遣う。母性本能だろうか。
 そんなカレンを嘲笑うように、男達は大きなお腹の膣に精を注いでいった。
「イヤアっ! 赤ちゃんが! 赤ちゃんが死んじゃう!
 お願い! お願いだから産ませてぇ! 乱暴にしないでぇ!
 何でもします! 忠誠を誓います! だから産ませてぇ!!!」
 メガネの奥の瞳を震わせ、カレンは何度も哀願する。
 そんな泣き叫ぶカレンを組み伏せ、また一人膣内へと射精していった。
「イヤアアーっ! 産ませて、何でもするから産ませてーっ!」
 この後、カレンは陣痛を迎え、結局流産してしまう。
 そしてカレンは従順な肉奴隷へとなった。

「あっ……んっ……」
 腰の上に座らせたリースが、小さな裸体をくねらせて喘ぐ。
 背中を向けたその金髪を全身に感じ、タツヤは金色の頭の上に顎を乗せた。



 タツヤのお気に入りはリースだった。暇があれば犯している。
 最初にリースの処女を奪ったクリフは、義理の妹から手紙が来たとかで故郷に帰って行った。
 そして今日もタツヤは背面座位でリースを犯す。
 下からぺニスを挿入し、上から顎で押さえつけ、上下で小さなリースの裸を挟む。
「あっ……ああっ……」
 リースの官能が膣内のペニスと頭に乗せた顎から伝わり、タツヤもまた震わせた。
「可愛いよ。リース……」
「アア……アァ……」
 限界まで小さな口を開き、リースは熱い吐息を吐き続ける。
 背中から胸に手を回すと、ぷっくらと尖った乳首に触れ、リースはさらに背筋をビビッと震わせた。
「すごく……締め付けるよ」
 ただでさえ狭いリースの膣がきゅっと締め付け、タツヤは痛いほどの刺激を感じていた。
「あっ……ハアアァ……。も、もう……」
「んっ……一緒にイクよ」
 リースが全身を極度まで緊張させ膣を絞めると同時、タツヤも達し幼い膣に射精した。
「アぁ……あふっ、アアアアァーっ!!!」
 幼い絶頂の声を心地よく聞きながら、タツヤは精を注いでいく。
「はぁ……はぁ…」
 そしてがっくりと脱力したリースからペニスを引き抜いて、ベッドに優しく寝かせた。
 ハァハァと荒い息を吐いて小さな胸を上下させるリース。その金髪を撫でながら、
可愛い肉人形にちゅっとキスした。
 そして口を離すと、
「おめでとうリース」
「え?」
「赤ちゃんが出来たんだよ」
「赤ちゃん……?」
 そっと小さなお腹に手をやるリース。
 ミアとカレンから遅れる事しばし、遂にリースも懐妊したのだ。
「名前、何てしようか」
「フィアッカ……」
 リースは小さな声で即答する。
「そうか。フィアッカか、いい名前だね」
 リースを抱き寄せ、金髪に顔を埋めながら、タツヤは夢想する。
 リースの子だ。きっと可愛い子になるだろう。
 もし女の子だったら母親と一緒に犯す。
 まだ幼いリースの事だ。娘と一緒に犯す頃には美しく成長しているだろう。
 将来の親子丼を想い、タツヤは股間に血が集中するのを感じた。
「さあ、リース。もう一回だ。元気な子を産む為にね」
「うん……」
 よく分からない理屈だが、リースは素直に頷き、タツヤに自らしがみつく。
 この一年でリースはすっかり交尾に慣れ、男を悦ばせる肉人形へと成長した。
本人もその生き方にまんざらでもないようだ。
「よし、良い子だ」
 まだ幼いリースに覆い被さりながら、タツヤはもう一つの事を考えていた。
 朝霧達哉。自分の先祖の事だ。
「早く来い朝霧達哉。僕を殺しに」
 不敵に呟くタツヤの下で、リースは甘く喘ぎ悶える。
 やがて産まれた娘はフィアッカと名付けられ、リースともども犯された。



 惨劇の舞台となった朝霧家。
 達哉は今もそこに住んでいた。さやか、そして新しい家族とともに。
 ダイニングで家族一緒に朝食を取る。それは今もかつても変わらない。
「はーい。ごはんでちゅよー」
 さやかがにこやかな笑顔でほ乳ビンを赤ちゃんへと渡す。
 赤子用の椅子に座った赤ちゃんは、「ばー」とほ乳ビンを受け取ってミルクを飲み出した。
「あはぁー。かわいー」
 その様子にさやかもさらに笑顔になる。空虚な瞳で。
 女の赤ちゃんはさやかの産んだ子供だ。
 さやかもまた妊娠が判明し、そして自身で出産を選んだ。
「やー。あかちゃんうむのー」と言って。
「まいちゃん、ミルクおいちー?」
 舌足らずの幼い声でさやかは訊ねる。赤ちゃんはごくごくとミルクを飲むだけだった。
そのミルクも達哉が用意したもの。
 何故か。さやかは生まれた我が子を麻衣だと思い込んでいた。達哉も好きなように呼ばせている。
「おねーちゃんねー、ちゃーんとめんどーみるからねー」
 笑顔で呼びかけるその顔に、以前の大人の面影は無かった。
 さやかは犯されたショックで幼児退行を起こしていた。自分を幼い子供と思い込み、産まれた子は麻衣だと信じ込んでいる。
それでも達哉が出産を認めたのは、幼児に戻ったとは言えさやかの意思を尊重したからだ。
「ほらほら。さやか姉さんもごはん食べよう」
「はーい」と言って、さやかはお皿の上のオムライスを手で払いのけて、その上のケチャップを口にとくっ付ける。
「あーあー」
 達哉は苦笑しながら、ういーんと機械の腕を伸ばして、さやかの口のけちゃっぷをナフキンで吹いてやった。
「きゃー」
 お口を綺麗にしてもらったさやかはにっこりと笑い、自分もハンカチを取って赤ちゃんに向ける。
「はーい。まいちゃんもふきふき」
 ふきふきされた赤ちゃんもきゃーと笑う。
 その様子に達哉は微笑を浮かべた。
 子供に戻ったさやか姉さんと犯されて産まれた赤ちゃん。二人の面倒を見る毎日はそれなりに幸せだった。
いや幸せを装っているだけかもしれない。
 右手の機械の腕で器用にオムライスを口の中に入れて頬張る。
 今の達哉は以前の達哉ではない。
 へし折られた腕をあえて切断し、機械の腕と脚を移植。その大パワーに耐えられるように胴体も改造し、パラレルエンジンを搭載していた。
 もちろん合体変形を始め、各種ギミック搭載。
 そう。全ては地球原理主義者と戦う為に。
 あははと幼い声で笑うさやかを見ながら、達也は考える。
 タツヤ。自分の子孫の事だ。
「今行くぞタツヤ。お前を殺しに」
 不敵に呟く達哉の前で、さやかは無邪気に乾いた声で笑い続けていた。

 朝霧達哉の本当の戦いが今始まる!

(おしまい)